完全自動ホームセキュリティドローン「Sunflower」が実用化に向けて前進 [CES2020]

2020-01-15 掲載

高性能なセキュリティカメラを格納した全自動飛行システムの警備ドローン「Sunflower」が、いよいよ発売に向けてプレオーダーを開始し、CES会場ではドローン本体と充電ステーションのプロトタイプが披露された。

Sunflower Sysytemは、ドローン本体「BEE」とガーデンライト型のアクティビティセンサー「SUNFLOWERS」、AIを搭載した充電ステーション「HIVE」という、インテリジェントな3つのモジュールをセットにして運用する。まず「SUNFLOWERS」を住宅やオフィスの警備したいエリアに設置。施設に変化があったり、侵入者があった場合に「BEE」が自動で飛び立ち、搭載された高性能なカメラでライブストリーミングをしてくれる。

警備する範囲や時間を指定して定期的にドローンを飛ばすこともできるし、訪問者が来た時にドローンで確認するといった使い方もできる。また、「SUNFLOWERS」はライトが5色に変化するので、それだけで侵入者に警告したり、通常はカラフルなライティングで楽しむなど、いろいろな使い方ができる。

充電ステーション「HIVE」の動くプロトタイプも展示されていた

「BEE」は本体が直径34cm、プロペラを含めると直径57cmで、重さは1.5kgとコンパクトだ。連続飛行時間は約15分でホバリングの高さは30mもあり、飛行速度は秒速4mだが時速5.6mの突風にも耐えられる。超音波物体回避技術や赤外線着陸カメラなどの高度な機能を備え、人がいる場所でも安全に使えるようになっている。

屋外での利用ということで温度は-20°Cから50°Cの環境で使用できるよう設計されている。搭載しているカメラセンサーはソニーIMX385で、画像解像度は1920 x 1080フルHDとなっている。

「BEE」は999ドルでプレオーダーを受け付けている

開発元のSunflower Labsは、高性能なドローンを数多く開発することで知られるスイスのドローンバレーとシリコンバレーの技術者がタッグを組んだスタートアップで、2016年には「Sunflower」のアイデアを発表している。

昨年のCES2019にも出展していたが、今回のようなほぼ実機に近いものを発表したのは始めて。充電ステーションも実際に動くようになっており、こちらはオーダーにあわせて製造を行うということだ。「BEE」のプレオーダー受け付けも開始しており、価格は999ドルとなっている。

Sunflower Labsはエウレカパークに出展
Sunflower Sysytem Sunflower Labs
[Category:]
[TAG : ]

関連する記事

神戸市、ドローンの混載配送サービス実用化に向けた六甲山での実証実験に成功

ドローンを宅配に活用しようという動きは全世界で進んでいるが、新型コロナウイルスの感染拡大以降は、自治体を中心に実用化を進める動きがある。神戸市も自治体としては早くからドローンの活用... 続きを読む

THIS IS ENGINEERING、独立記念日限定版ドローン「SHIFT RED」販売

THIS IS ENGINEERING INC.(以下:TIE)は、独立記念日を祝い、米国国旗色(赤白青)が施されたドローンを発表した。TIE販売責任者であるJake Kim氏は以... 続きを読む

[ReportNow!] Mavic Air 2プロトタイプから発表までの道のり〜DJIが明かすR&Dの秘密

DJI研究開発チームが目指す果てなき努力とその成果 2020年は、後世にいろいろ語られる年になるだろうが、まさにDJI Mavic Air 2の登場もその1エピソードとなるだろう... 続きを読む

[Report Now] DJI Mavic Air 2はどのように生まれたのか?コロナ禍での開発秘話を聞く

DJI Mavic Air 2開発の裏で こう来たか!と毎度DJIの製品には驚かされてばかりだ。Mavic Air 2は、4Kビデオを最大60 fpsかつ120 Mbpsで撮影で... 続きを読む

「エアモビリティ前提社会に向けて新たな交通秩序を共創する」シンポジウム開催レポート

画像は会場全体の様子 慶應義塾大学で2020年1月27日、「エアモビリティ前提社会に向けて新たな交通秩序を共創する」というテーマのシンポジウムが開催された。空と陸の交通が交差... 続きを読む