人の腰ほどまでの高さがある自律走行型床洗浄ロボット「KIRA B 50」は、物流倉庫など広い場所を清掃するのに適したモデル。満充電であれば、体育館3~4面分を一度に清掃することができるという。基本的には平らなところでのみ使用するが、点字ブロック程度の凹凸であれば走行可能だ。
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家庭用の円形ロボット掃除機を大きくしたようなタイプの「KIRA CV 50」も展示された。こちらは家庭用では時間がかかる、ビルなどの商業施設の清掃に利用されている。連携したスマートフォンアプリから操作することも可能だ。電源を入れた状態でバッテリーの交換できるホットスワップにも対応しており、効率よく清掃作業を進められるのが強みだ。


昨今の人手不足を鑑み、これらのロボット型掃除機は自社の工場や物流倉庫などを持つ企業が利用するほか、ビルメンテナンス会社などでも導入が進められている。清掃作業はロボットに任せ、人間を適切に配置して生産性を高める狙いがあるのだ。なお、これらのロボット掃除機は中小企業向けの補助金の対象になるケースもあるので、興味のある読者はチェックしてみよう。