CES2021総括:オンライン開催でも存在感を発揮したドローンたち [CES20...2021年1月18日今年は完全なオンライン開催となった「CESデジタル」では、出展数が昨年の4400から半分以下の2000程度と大幅に減った。ドローン関連はDJI、AEE、PowerVisonといった常連が出展せず、中国企業が軒並み出展をとりやめた(といっても...
[春原久徳のドローントレンドウォッチング]Vol.45 ドローンソリューションの...2021年3月4日前々回「ドローンソリューションの実用化は進んでいるのか」、前回「ドローンソリューションの実用化にむけて」と、ドローンソリューションの実用化の考察を進めてきたが、新年度に向けたドローンソリューションの活用計画やその予算をいかに立てていくかを検...
ACSL、北海道電力、水力発電所の調圧水槽点検用非GPS対応自律飛行ドローン開発2021年3月4日ドローン機体外観 北海道電力株式会社および株式会社自律制御システム研究所(以下:ACSL)は、非GPS環境である水力発電所の調圧水槽内で自律飛行が可能なドローンを開発した。 調圧水槽内壁の点検は、調圧水槽の上部から定期的に目視点検を実施し、...
特集Sony、AirPeakドローン機体を発表 [CES2021]ソニーは、オールデタジタルで開催中のCES2021で兼ねてから推進中の空撮用ドローンプロジェクト、AirPeakの機体をスニークした。CES2021のプレスカンファレンスは、冒頭から吉田社長の挨拶とともにまず語られたのがこのAirPeakだ。 昨年、Airpeakブランドが立ち上げられ、その第一弾として2021年春にプ...
ニュース神戸市、ドローンの混載配送サービス実用化に向けた六甲山での実証実験に成功ドローンを宅配に活用しようという動きは全世界で進んでいるが、新型コロナウイルスの感染拡大以降は、自治体を中心に実用化を進める動きがある。神戸市も自治体としては早くからドローンの活用に取り組んでおり、2020年8月6日に六甲山でドローン配送の実用化に向けた実証実験が行われた。 これまでの実験との違いは、複数の商品を混載し...
ニュース[ReportNow!] Mavic Air 2プロトタイプから発表までの道のり〜DJIが明かすR&Dの秘...DJI研究開発チームが目指す果てなき努力とその成果 2020年は、後世にいろいろ語られる年になるだろうが、まさにDJI Mavic Air 2の登場もその1エピソードとなるだろう。この価格帯にしてこの性能は驚くべきだ。 前回Mavic Air 2 開発者のインタビューに続き、今回はプロセスの裏側を紐解いていこう。 この...
特集[Report Now] DJI Mavic Air 2はどのように生まれたのか?コロナ禍での開発秘話を聞くDJI Mavic Air 2開発の裏で こう来たか!と毎度DJIの製品には驚かされてばかりだ。Mavic Air 2は、4Kビデオを最大60 fpsかつ120 Mbpsで撮影できるMavicシリーズ初のドローン。さらに最大34分の飛行時間を実現する。小型筐体ながら現在の最新鋭の技術が実装されている。DRONE.jpで...
ニュース「エアモビリティ前提社会に向けて新たな交通秩序を共創する」シンポジウム開催レポート画像は会場全体の様子 慶應義塾大学で2020年1月27日、「エアモビリティ前提社会に向けて新たな交通秩序を共創する」というテーマのシンポジウムが開催された。空と陸の交通が交差する未来を見据え、一般社団法人全国自動車学校ドローンコンソーシアムと、慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムが共催した。本レポート...
特集いよいよドローンも8Kの時代到来〜Autel EVOII シリーズ発表 [CES2020]Autel Robotics(中国;深圳)がEVO IIシリーズ3機種をCES2020で発表した。基本筐体は同じでカメラ部分のスペックと機能が異なる。中でも折り畳み式ドローンの初となる8Kカメラを実装したEVO IIは注目だ。 EVO IIシリーズは最長40分飛行が行え、時速74キロのスピードで最大9キロの範囲で飛行可...
特集総括:世界規模で成長するドローン。そのカテゴリーに止まらない進化に期待 [CES2020]LVCCサウスホールのドローンエリア。入り口はDJIがブースを構える CES2020から見るドローンのトレンドとは? 昨年の総括でドローン市場は安定期に入ったと書いたが、そこには「2020年には出展が大幅に減るのではないか」という思いも含まれていた。ところがふたを開けてみると全部を取材するのが難しいほど盛況であった。展...
特集Eureke Park、すでに定番化、盛況なドローンスタートアップの可能性を見る(後編) [CES2020]前編に引き続き、スタートアップが集まるエウレカパークに出展されていたドローンを紹介する。 ハイブリッド ■LONGAN VISION ハードな現場を飛行するために開発されたLONGAN VISIONのハイブリッドドローン カナダのオンタリオを拠点とするLONGAN VISIONは、ハイブリッドエンジンとARシステムを搭...
特集Eureke Park出展数は過去最多?ドローンスタートアップはまだまだ盛況(前編) [CES2020]成熟したカテゴリーだからこそ新風が吹く CESの中で最も原石を見るけるのであれば、サンズエキスポのEureke Park(エウレカパーク)は外せない。かつては、ホテルのボールルームで開催されていたものだが、CESがテクノロジーにフォーカスしたこともあり、スタートアップの登竜門として年々規模を拡大し、ついには展示会場ワン...
特集ヒュンダイ、ブースには自動車は無し!!最新機S-A1エアタクシーUber Elevateとの協業を発表 [CES20...ヒュンダイ自動車(以下:ヒュンダイ)はUber Eleateと提携を行い、CES 2020にて、最新のeVTOL機、最新機であるS-A1を展示。いわゆる自動車の展示は無い。同社はUberの都市型航空モビリティ (UAM) プロジェクトに参加する初の自動車メーカーであり、電気自動車の大量生産の実績を数多く挙げている。 ヒ...
コラム僕たちは、なぜ今、Phantom 4 Proを選ぶのか?[Phantom 4 Pro 復活記念]先日、突如として発表されたPhantom 4 Pro(Ver.2.0)の再生産。しばらくコンシューマー向けのDJI空撮機はMavic 2がフラッグシップ機としてラインナップされていたものの、Phantomシリーズが好き…という方も多かったのではないでしょうか。実にPhanto4が発表されたのが2016年。 発売から3年...
特集Doosan 、CES 2020イノベーションアワードを受賞 [CES2020]Doosan Mobility Innovationの水素燃料電池ドローンが、「ドローン・無人システム」分野で、CESベスト・イノベーション賞を受賞した。数年前から水素燃料電池ドローンを提案し注目されてきたDoosan(斗山)だが、サウスホールの奥側には似つかわしくないくらい大規模なブースで臨んだ。今年のブースはエリア...
特集DJI、Livoxブランド初出展、高性能・低コストなLiDARセンサー発表 [CES2020]Livox Technology Company(以下:Livox)は、高性能で大量生産可能のLiDARセンサーである「Horizon」と「Tele-15」を発表した。HorizonはCES2020の初日である1月7日から販売開始、Tele-15は2020年4月に販売開始予定。希望小売価格は、Livox Horizon...
特集FLIR、小鳥のような偵察機をはじめとするドローンソリューション展示 [CES2020]赤外線カメラや高性能センサーを開発するグローバルメーカーのFLIRことフリアーシステムズは、ドローン関連のソリューションを展示していた。カーボンファイバーおよびマグネシウム製で耐久性が高く、多様な用途にあわせて使える「SkyRanger R70」は、ペイロード部分に同社のカメラやセンサーが搭載できるタイプと、長いアーム...
特集CircuitScribe、電気回路を手書きする段ボール製ドローンキットを格安で発売! [CES2020]CircuitScribeは、導電性の銀インクで電気回路を手書きできるペンを使って、段ボール製のドローンを手作りするSTEM教材「Drone Builder Kit」を発売している。 段ボール製のドローンが手作りできる「Drone Builder Kit」 STEM教育向けにドローンを工作するキットは以前にもいろいろあ...
特集日本人技術者が参加するイスラエル空飛ぶ自動車「ASKA」プロジェクト [CES2020]自動車から飛行機の翼が伸びて空を飛ぶ。“空飛ぶ自動車”という単語を耳にした時に自然と思い浮かぶカタチをそのままデザインしたeVTOL Vehicle「ASKA」がCESのエウレカパーク内にあるイスラエルブースで紹介されていた。「ASKA」という名前を聞いてわかるように、イスラエル製の空飛ぶ自動車は日本の鳥から名付けられ...
特集SubUAS、水中と空中を自在に行き来するドローンを発表 [CES2020]2016年から“泳げるドローン”の開発を行ってきたSubUAS社が、水中と空中を自在に行き来するドローン「The Naviator」を実用化させ、実機をCESの会場に展示していた。 エウレカパークに展示されていたThe Naviatorの実機 水槽に入った四角いドローンは見ただけでは何かよくわからないのだが、会場で公開...
特集完全自動ホームセキュリティドローン「Sunflower」が実用化に向けて前進 [CES2020]高性能なセキュリティカメラを格納した全自動飛行システムの警備ドローン「Sunflower」が、いよいよ発売に向けてプレオーダーを開始し、CES会場ではドローン本体と充電ステーションのプロトタイプが披露された。 Sunflower Sysytemは、ドローン本体「BEE」とガーデンライト型のアクティビティセンサー「SUN...
特集PowerVison、完全防水カプセル式。プロペラ着脱式でカメラにも! [CES2020]卵形のデザインをした変形ドローン「Power Egg」で話題になったPowerVisionが、今度はドローンに変形できるAIカメラ「PowerEgg X」を発売した。ダチョウの卵ぐらいの大きさで、本体の横にストラップを装着してホールドしながら撮影ができる。三脚やスタンドに立てて固定のビデオカメラとしても使える。画質は4...
特集Day:03物流用eVTOL機開発のSMDと発展型メイカーズカフェSVV [深圳ドローン紀行]Vol.09txt:田口厚 構成:編集部 深圳視察もついに最終日の3日目。今回は物流用eVTOL機(垂直離着陸可能な固定翼機)を開発しているShenzhen Smart Drone UAV Co.,Ltd.(以下:SMD)と、起業家のアイデアを少量生産までをサポートする“発展型メイカーズカフェ”Shenzhen Valley Ve...
特集Day:02ユーザーフレンドリーなサービスを提供するドローンメーカー XAGとMMC [深圳ドローン紀行]Vol.0...txt:田口厚 構成:編集部 いきなりEHang(億航/イーハン)の技術と環境の素晴らしさを目の当たりにした深圳訪問。もちろん、深圳の先進的なドローン企業はまだまだあります。2回目の今回は、農業や産業用に特化した2つの企業を引き続き大前創希氏と対談形式でお伝えいたします。 農業に完全特化して突き抜けたXAG 日本でも農...
特集商用、軍用、海上、陸上まで幅広く無人機をカバーする展示会5年目の動向は?[InterDrone2019]毎年9月になるとドローン関係者が一堂に会す展示会がInterDroneである。そんなInterDroneも早5年目を迎えた。今年も9月3日から6日までラスベガス・リオ・ホテルにて開催された。ドローンの世界も大きく変化し、潮目を迎えたようだ。今年の展示ブースは71社となっており、縮小感は否めない。ドローンの業界展示会も淘...
コラム[Report Now!] FPV&プログラミング対戦で楽しみながら学ぶ!DJI RoboMaster S...教育用途での注力が伺える「DJI RoboMaster S1」新製品発表会 「知力で、打ち勝て。」のキャッチコピーのもと発売された教育用ロボットDJI RoboMaster S1。6月26日、都内にて新製品発表会が開催されましたのでさっそくレポートしたいと思います。 今回の発表会場はなんと武蔵野大学附属千代田高等学院(...
特集エアロネクスト、SMD社と戦略的提携、物流用途「4D GRAVITY」搭載ドローン事業開発検討開始 [UAV Exp...深圳智航無人機有限公司 董事長 Edward Jin氏(左)、エアロネクスト代表取締役CEO 田路圭輔氏(右) 株式会社エアロネクスト(以下:エアロネクスト)と、深圳に拠点を置きティルトローター垂直離着陸機(tilt-rotor,VTOL)に強みをもつ産業ドローンメーカーである深圳智航無人機有限公司Shenzhen S...
特集エアロネクスト、MMCと戦略的提携、「4D GRAVITY」搭載ドローンで中国市場参入 [ UAV Expo She...MMC 董事長 卢致辉氏(左)、エアロネクスト代表取締役CEO 田路圭輔氏(右)、UAV Expo Shenzhen 2019のプレス発表会にて 株式会社エアロネクスト(以下:エアロネクスト)と中国・深圳産業ドローンメーカーである深圳市科比特航空科技有限公司MicroMultiCopter Aero Technolog...