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ニュース

シンガポール共和国海軍、無人水上艦艇を海上安全保障強化のため運用開始

シンガポール共和国海軍は、無人水上艦艇「MARSEC USV」を海上安全保障強化のため運用開始した

2025年2月11日
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シンガポールは海洋国家であり、生存と経済的繁栄を海に依存している。シンガポール共和国海軍(RSN)は、毎日1,000隻以上の船舶が行き交うこれらの重要な水路の安全を確保する責任を負っている。RSNは、進化する海上安全保障上の脅威に対抗するため、常に能力を強化しているという。

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Contents
作戦能力の強化混雑したシンガポール海峡での自律運用のために独自に設計設計による資源効率「MARSEC USV」仕様

現在、RSNは、国の海上安全保障パートナーと連携して、重要な水路の海上安全保障を確保するため、陸上センサーと海上船舶の組み合わせに依存している。一連の厳しいテストを経て、RSNの海上安全保障無人水上艦(MARSEC USV)は、2025年1月から運用パトロールを開始し、RSNの沿岸任務船(LMV)などの有人船と連携してシンガポール海域の安全性を強化した。

作戦能力の強化

水上ドローンは、海上安全保障システムに監視と作戦対応の新たな層を追加する。水上ドローンは巡回を実施し、必要に応じて疑わしい船舶を調査して阻止する。

他の有人船と並んで運用することで、水上ドローンは RSN の海上状況の監視と対応能力を強化する。水上ドローンはシンガポール海峡でより持続的なカバーを提供することで、LMVなどの他の軍艦を他のより複雑な任務に、またシンガポールからより遠い距離に配備することも可能にする。水上ドローン「MARSEC USV」により、RSNは海上で潜在的に危険な任務を遠隔で安全に遂行できるという。

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混雑したシンガポール海峡での自律運用のために独自に設計

国防科学技術庁(DSTA)およびDSO国立研究所との緊密なパートナーシップのもと設計・開発された新しい水上ドローンは、最新のテクノロジーを活用して、混雑した海上環境での自律的な運用を可能にする。

水上ドローンには、シンガポール海峡の交通量の多い海上で船舶が航行し、絶えず変化する海上の環境条件に対応できるようにする、独自に開発された衝突検知および衝突回避(CDCA)アルゴリズムを含む自律航行システムが装備されている。

CDCA自律航行システムは、水上ドローンの知覚および航行センサー、ならびに一般的な海上航行に使用される衝突検出装置(航海図、海上自動識別システム、差動全地球測位システムなど)をRSNの運用用に設計されたアルゴリズムと統合する。

このルールベースのシステムは、衝突回避の意思決定プロセスを自動化すると同時に、水上ドローンが海上衝突予防規則条約に準拠した回避行動を示す。つまり、水上ドローンは有人船と同様に、予測可能な方法で海上交通状況を評価して対応する。

水上ドローンとそのCDCAアルゴリズムは、シミュレーションベースのテストと海上試験を含む包括的な検証および妥当性確認(V&V)アプローチを通じて徹底的にテストされた。

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このV&V アプローチは、世界の防衛パートナーや海事専門家とともに、業界のベストプラクティスに対してもベンチマークされた。

徹底的な開発およびテストプロセスを経て、CDCAアルゴリズムは、衝突ゼロで1,200万kmを超えるシミュレーション距離を無事に完了した。

これは、26年間の実世界でのテストに相当する。水上ドローンはまた、人間の介入をまったく必要としない、実世界での自律操作を1,000時間以上記録している。

RSNは、シンガポールの混雑した海域でのより広範な海上安全保障活動のために、水上ドローン「MARSEC USV」を強化するための漸進的な実験を継続するとしている。

設計による資源効率

この船舶はわずか 2人の乗組員で操作できる。さらに、無人システムミッションコントロールのユーザー中心の設計により、オペレーターは巡回プロファイルを迅速に計画して実行し、関心のある船舶を追跡し、海上の船舶に遠隔で警告、質問、調査することができる。

「MARSEC USV」仕様

全長 16.9メートル
幅 5.2メートル
排水量 30トン
速度 25ノット以上
航続時間 36時間以上
オペレーター数(遠隔操作時) 2名
装備 ・ストロボライト&サイレン
・サーチライト
・長距離音響デバイス(LRAD)
・12.7mm 安定化兵器システム(レーザーダズラー付き)
・航法レーダー
・全地球測位システム(GPS)

▶︎シンガポール共和国

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TAGGED: シンガポール共和国, ドローン, 水上ドローン
kawai 2025年2月11日
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