株式会社旭テクノロジーは、2025年4月26日~27日に神戸市が主催した防災イベント「レジリエンスセッション 震災と未来のこうべ博」に出展した。本イベントは阪神・淡路大震災の発生から30年という節目にあたり、震災の記憶や教訓を未来へ継承し、世代を超えて防災・減災の重要性を共有することを目的に開催されたもので、多くの来場者が楽しみながら防災について学べるイベントとなった。
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「陸・海・空」をテーマに最新の防災モビリティを展示
メリケンパーク会場内では「陸・海・空」をテーマにした防災モビリティ展示を行い、各分野の最先端技術を紹介。その中でも特に注目を集めたのが「空」分野の展示として実施した物資輸送用ドローン「Fly Cart30」による飛行デモンストレーションである。

災害時のドローン活用を "見て・受け取って" 体験
災害発生時、道路の寸断などにより地上からの物資輸送が困難となる場面において、ドローンは迅速かつ柔軟な支援手段として高い注目を浴びている。
今回のドローンによる飛行デモでは、その実用性を来場者は目の前でリアルに体感した。
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FlyCart30が神戸メリケンパーク上空を安定した飛行で滑空し、チロルチョコとミネラルウォーターを搭載して輸送。物資がドローンによって届けられる様子を目の当たりにした来場者からは、「近未来的なドローンが目の前で見られることにびっくりした!」「これほど大きいドローンがあるとは知らなかった」など歓声と驚きの声があがるほどの盛況ぶりを見せた。

旭テクノロジーのブース内では実際にドローンの飛行デモで運ばれた物資を来場者に配布。来場者自身が「受け取る体験」を通じて災害時のドローン活用の有効性をリアルに体感する貴重な機会となった。

ドローンの体験型展示に行列も
ドローンによる物資輸送デモの反響は大きく、2日間を通して日本国内のみならず世界各国から多くの方々が参加した。とくに1日目のドローンデモ飛行の実施時には旭テクノロジーブース前に長蛇の列ができるほど大反響をいただき防災テクノロジーに対する高い関心が寄せられた。

来場者がフライトシミュレーターを使ってドローンの操縦に挑戦。「飛行しているパイロットの姿がかっこいい!」「楽しい!」といった声が飛び交い、子供たちも夢中に。

今後の展望
多種多様なドローンを目の前に、来場者から「ドローンの点検ってどうやるの?」といった多くの質問に実際に機体に「見て・触れて・体験」していただきながら丁寧にご説明しました。「将来は自分も操縦してみたい」といった前向きな声も多く寄せられ、ドローン技術が広く社会に浸透しつつあることを強く感じる機会となりました。
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今後も旭テクノロジーは、最先端技術によるドローンの防災・減災ソリューションを積極的に発信し、実用化に取り組んでまいります。災害に強い社会の実現に向けて、安全・安心な未来づくりに貢献してまいります。想定を上回る反響をいただいたことに、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。ご来場くださった皆さま。また運営にご協力くださった皆さまに心より御礼申し上げます。