一般社団法人国際ドローン協会(以下、IDA)が運営する「IDA無人航空機教習所」において、2025年6月、84歳の受講者がドローンの国家資格である「一等無人航空機操縦士」を取得した。
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高齢を理由にあきらめることなく、一歩ずつ着実に学びを重ねてきた姿勢は、多くの方に勇気と希望を与えてくれる。すでに学科試験に合格していたこともあり、このたび修了審査を経て、晴れて国家資格を手にされた。
IDAでは、16歳から84歳まで、年齢にかかわらず「ドローンパイロットとして夢を叶えたい」という皆さまを全力で応援している。今後も誰もが安心して学び、挑戦できる環境づくりに取り組んでいく。
困難を乗り越えた、84歳の希望あふれる挑戦
このたび国家資格を取得された84歳の方は、ご自身のペースでじっくりと練習を重ね、着実に操縦技術を身につけた。その道のりは決して平坦ではなく、年齢にともなう身体的な制約や、技術習得への不安など、さまざまな困難が立ちはだかっていたことだろう。
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それでも決して諦めることなく、一歩ずつ前に進まれた姿勢は、スタッフ一同にとっても大きな感動と学びを与えた。
この挑戦は、多くの方々に「何歳からでも夢は追いかけられる」という希望を届ける、心温まる素晴らしい実例となった。
16歳から84歳まで:年齢の壁を超える実績
国際ドローン協会では、2023年に日本初事例となる国内最年少16歳の女子高生による一等無人航空機操縦士取得の実績があり、今回の84歳での取得により、幅広い年齢層でのパイロット育成を実現している。この68歳の年齢差は、ドローンに挑戦する意志があれば、年齢や性別に関係なく誰もが夢を実現できることを証明している。
IDA代表理事の榎本幸太郎は次のように述べている。
すべての人に開かれた学習環境 ドローンを真剣に学べる環境を整え、誰もがスキルアップを目指せるようにしたい。
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国際ドローン協会では、年齢や経験を問わず、すべての学習者が安心して技術を身につけられる環境づくりに継続的に取り組んでいる。
プロフェッショナル育成への取り組み
国際ドローン協会では、国家資格取得だけでなく、長年培ってきた様々なドローン業務のフィードバックを活用した各種講習会を実施している。
経験豊富な指導陣
- IDAスタッフは全員が一等無人航空機操縦士を保有
- 空撮、農業、測量、点検、物流など幅広いドローン業務を実践
- 日本初となるドローン業務の数々を手がけた実績 充実した専門講習会
実務経験者から直接学べる貴重な機会として、以下の講習会を提供:- 目視外飛行訓練
- 夜間飛行訓練
- 物流ドローン運用講習会
- 測量ドローン講習会
- 自動飛行ルート設計講座
- LiDAR活用講座
- 農業ドローン実地訓練
これらの専門講習により、国家資格取得後もドローンのプロを目指して専門性を高める環境を提供し、真のプロパイロット育成に取り組んでいる。

すべての挑戦者の皆さまへ ~年齢や立場を超えて、夢を応援します~
今回、84歳で国家資格を取得された方の歩みは、「年齢に関係なく、意志と情熱があれば夢は叶う」ということを改めて教えてくれる、心に響く感動的な事例となりました。
国際ドローン協会では、16歳の高校生から84歳のシニアの方まで、ドローンパイロットという夢に向かって挑戦するすべての方を心から応援しています。
この挑戦の実例が、ドローンパイロットを目指すすべての皆さまに勇気と希望を届け、新たな挑戦への励みとなることを願っています。どんな年齢でも、どんな背景でも、夢を追う気持ちに限界はありません。私たちは、皆さま一人ひとりの熱い想いに全力で寄り添い、夢の実現に向けて全身全霊でサポートいたします。