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OakleyとAxiom Space、宇宙飛行士のための次世代バイザーシステムを発表。月面探査のために設計、地球で検証済み

Oakleyの創立50周年を記念して、アメリカ・カリフォルニアの「インタープラネタリー・ヘッドクオーターズ」で開催されたイベントにて、OakleyとAxiom Spaceは、次世代の宇宙服であるアクシオム船外活動ユニット「AxEMU(Axiom Extravehicular Mobility Unit)」のバイザーシステムに関するパートナーシップを正式に発表した

2025年7月14日
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このコラボレーションは、異分野の2社が協業し、NASAのアルテミスIIIミッションの一環として50年以上ぶりに月面へと向かう宇宙飛行士たちに、月の南極探査に必要な最先端の安全性と視界の明瞭さを提供する技術を届けるものである。

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Oakleyは、雪に覆われた山の斜面や、太陽の光が照り付けるトレイル、急勾配のダウンヒルなど、過酷な環境に挑むための製品を開発してきた。そしてついに、最も過酷な環境のひとつである宇宙に挑む。AxEMUバイザーシステムにより、Oakleyが50年にわたり培ってきたパフォーマンスアイウェアの革新が月へたどり着くことになる。

宇宙飛行士は、極めて過酷で視覚的に複雑な環境を航行する、まさに別次元のアスリートである。Oakleyの高度な光学技術は、宇宙飛行士がこれまで以上に遠くまで、鮮明に、恐れずに見ることを可能にする。Axiom Spaceが開発する次世代宇宙服に搭載される収納可能な2層の展開式バイザーは、人類の宇宙探査の新時代に向けて設計されているという。

Oakleyの先進製品開発部門のシニアバイスプレジデント、ライアン・セイラー氏は次のようにコメントしている。

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セイラー氏:次に月面を歩く宇宙飛行士は、次世代のオークリーによる高解像度光学技術(HDO)を装着することになります。これは、決して軽んじることのできない責任です。
Axiom Spaceとの共同開発は、歴史的なマイルストーンです。この革新的なバイザーは、何十年にも及ぶ飽くなきイノベーション追求の賜物であり、常識を超えた情熱と取り組みの証です。オークリーの光学性能と視覚精度に関する技術の蓄積をアルテミスIIIのミッションに提供し、宇宙探査の未来に貢献できることを誇りに思います。

Axiom Spaceの船外活動担当エグゼクティブバイスプレジデント、ラッセル・ラルストン氏は次のようにコメントしている

ラルストン氏:バイザーシステムをオークリーと共同開発できることを嬉しく思います。オプティカルのイノベーションにおいて先駆的な専門領域を開拓してきたオークリーは、私たちの宇宙服設計に大きな価値をもたらします。このユニークなパートナーシップは、世界中の革新的な企業と連携し、宇宙服開発を進化させていくというAxiom Spaceの取り組みを体現しています。

250714_Oakley_03

このバイザーシステムは、光の屈折が地球上とは異なり、影がより深くなるという視覚的に過酷な宇宙環境に対応するために設計されている。バイザーテクノロジーは、星明かりから直射日光まで、有害な放射線から目を保護し、宇宙飛行士が必要とするクリアな視界と防御を提供する。AxEMUバイザーシステムの主な特徴は以下の通りである。

  • シームレスにスライド・2層構造のスライド収納式バイザーで、調整可能な保護を実現
  • 過酷な光環境に対応する反射性のゴールドコーティング
  • 強い日差し下でも視認性を高める可視光透過率の調整
  • クリアな視界を最適化するためのヘイズ(かすみ)低減
  • バイザー内面およびセカンダリーヘルメットバブルに施された多層コーティング
  • 月面の塵(レゴリス)から保護する耐傷コーティング
  • 紫外線および月面の塵から宇宙飛行士を守るセカンダリーヘルメットバブル
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Axiom Spaceの宇宙飛行士兼最高技術責任者(CTO)の若田光一氏は、次のようにコメントしている。

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若田氏:宇宙では太陽の光が非常に強烈で、まるで目を突き刺すように感じます。だからこそ、私たちの眼を守り、過酷な月面環境での作業を可能にする最大限の視界を確保するために、優れたバイザーシステムが必要なのです。

Axiom Spaceは、過酷な競技や厳しい環境でのOakleyの実績と専門性を評価し、パートナーに選定した。アルテミスIIIミッションで月面に再び降り立つ宇宙飛行士には、クリアな視界を叶えながら、赤外線、極端な温度、微小隕石から目を保護する、宇宙服専用の視覚システムが必要である。過酷な月面環境において、AxEMUの先進的なバイザーシステムは、最適なパフォーマンスに欠かせない存在となる。

OakleyとAxiom Spaceのコラボレーションは、人類の宇宙探査技術の新基準を打ち立て、月面、そしてその先の宇宙探査を次世代へと導くものだとしている。

▶︎Oakley

▶︎Axiom Space

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TAGGED: Axiom Space, Oakley, アルテミス計画, 宇宙, 月面基地
watanabe 2025年7月14日
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