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Atsushi YOKOTAコラム

[ドローンレースへの道]Vol.03 ドローンレースを始めよう

2016年6月17日
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世界中で一大エンターテイメントとしての地位を築きつつあるドローンレースだが、まだ始まって1、2年の世界であることは前回までに紹介した。6月11日~12日には仙台市でドローンレースが開催され、私も参加してきたが、多くの観客が集まり、「見ていても面白いドローンレース」になってきたことが観客の方々の反応でわかってきた。観客へのインタビューコメントにもあったが、これを機に「ドローンレースを始めたい」という人が出てきたのはとてもうれしいことだ。そこで、連載3回目の今回は「ドローンレースに興味を持った人達がレースに参加するまでにどのようなことから始めるべきか」を紹介したいと思う。

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Contents
ドローンレースは誰でもできるの?ドローンレース、何から始めればいいの?1.合法FPVで室内練習をマスターすべし!2.ドローンレーサーに会いに行くべし!3.レース用ドローンを自作し設定すべし!ドローンレースは楽しい

ドローンレースは誰でもできるの?

dronejp-yokota-vol3---3

都内の学校の体育館でFPVドローンの練習会を行った

私がこれまで知り合ったドローンレーサー達は、下は10代から上は60代までと幅広い。男性中心であるため女性の数は少ないものの、アメリカでは女性の有名レーサーも存在する。現状のドローンレースでの操縦は、FPVゴーグルというヘッドマウントディスプレイを頭に装着しドローンの映像を受信し、プロポと呼ばれるコントローラーを操作することでドローンの機体を飛行させる。機体のセッティングやクラッシュ時の回収が必要ではあるものの、身体に障がいを持つ人でも周囲のサポートを得ながら参加することはもちろん可能である。

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ドローンはプロペラやモーター、ESCなどの複数のパーツで構成されているが、これらを組み立てたりメンテンナンスする技術が必要だ。またフライトコントローラーという「ドローンの脳」部分のチューニングが重要であるため、パソコンを用いたソフトの設定も必要となる。ここに無線電波や法律のことまで絡んでくると非常に難しく感じるが、必ずしも1人でやる必要はないのがドローンレースだ。

ドバイのドローンレース世界大会で優勝したのは15歳少年だが、彼が全てを一人で行い勝利を手にできたのだろうか?そこには若いからこそ、周囲のサポートが大きかったことが想像できる。組立てが得意な人がメカニックとしてパイロットを助けることができるし、プログラムや数学が得意な人は機体の空力学やフライトコントローラーの調整を行い、万全の環境を作ることに貢献できるはずだ。できて間もないベテラン不在のドローンレース業界は、小学生から大人まで誰もがトップレーサーになれる可能性を持っている。ぜひ、興味を持った人は限界を決めずに一歩踏み出してみてほしい!

ドローンレース、何から始めればいいの?

ドローンレースを始めるにはまず何をするべき?ドローンはどこで買うの?どこなら飛ばせる?場所がない?法律や規制は大丈夫?おそらく最初はわからないことだらけだと思う。まずは、下記の流れにそって進めてみてもらえればと思う。少なくとも、数ヶ月もの間、何もできずに1人インターネットでヤキモキしていた私よりも早く成長できるはずだ。

1.合法FPVで室内練習をマスターすべし!

2.ドローンレーサーに会いに行くべし!>

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3.レース用ドローンを自作し設定すべし!

以下、順に説明していこう。

1.合法FPVで室内練習をマスターすべし!

dronejp-yokota-vol3-4

出典:G-FORCE社HP

FPV用ゴーグルを装着し、ドローンの映像を映し出すためには無線電波を用いるが、世界的にも5.8GHz帯の周波数を利用して行うのが主要である。しかし、この周波数帯は日本国内では免許が必須となる。最初からこの免許や周辺の情報を理解するのは難しいし、まずはドローンの操作にもなれるべきだろう。そこでオススメなのが、無線電波の免許が不要な周波数帯でFPVが可能なドローンだ。スマフォを用いてディスプレイに映像を映し出し飛行させることができる。価格も1万円台で購入することが可能だ。

▶G-force X800 FPV

初心者がドローンを購入する際に注意しなくてはいけないのは、「技適の有り無し」と「FPV用周波数」だ。これらを逸脱する場合、法的リスクがあることを十分に理解しておこう。このG-FORCE社が提供する多くのホビードローンは、海外で製造されたドローンを日本国内で利用できるように認証を通しているため、安心して利用することができる。

また、このドローンはWi-Fiを利用して「操縦」と「FPV映像受信」を行うことができる。Wi-Fiと同一の周波数帯を利用するデメリットの一つとして映像の受信遅延が発生するが、まずは練習用なので、これを自宅などの屋内で飛ばせるまで練習しよう。入門者向けには室内練習用としてこのドローンを紹介しているので、くれぐれも屋外で飛ばして事故などにならないよう注意しよう。2015年12月から始まったドローン規制法(改正航空法)は屋内は規制対象外だが、もちろん屋内であっても安全には十分注意をするようにしてほしい。

2.ドローンレーサーに会いに行くべし!

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仙台市で行われたドローンレースのパイロット達と並べられた各ドローン

私はドローンレースを始めたいと思ってから半年もの間、結果的にドローンをFPV飛行で飛ばすことが出来なかった。大きな壁となったのは、「機体セッティング」と「電波法」だ。海外のサイトを参考にしながら見よう見まねでパーツを買い集め、セッティングするも全く動かない。ようやく動いたと思ったら、カメラが壊れている、映像送信機が必要、映像送信のためには無線免許が必要と次から次へと課題が出てきた。

そんな時に、既にドローンレースを楽しんでいる人に教えを乞うたらすぐに解決した。数ヶ月悩んでいたことがたった1、2日で道筋が見えたのだ。FPVの練習を始めた時も一緒で、最初は1人で始めたが全然上手く飛ばすことができずに四苦八苦していた。とても楽しいと感じる余裕はなかったのを覚えている。しかしうまい人と一緒に行うことで自分の課題が見つかり、日々成長しているのを実感できた。最近だと月に1度はドローン系のイベントが何かしら開催されている。またソーシャルメディアもあるのでレーサー達とコンタクトを取ることができないということはないだろう。既にノウハウを持っている人に直接聞くことでインターネットにはない有益な情報を知ることができるはずだ。

3.レース用ドローンを自作し設定すべし!

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組立前の配置を検討している自作ドローン

ここまでである程度のドローン操作を行い、ある程度の情報が溜まってきたはずだ。ここから、ようやくドローンの制作へと進んでいく。ドローンレースに参加し実績を残すためには、Phantomなどの空撮機や前述の屋内用ドローンでは不十分だ。そこで、レース用のドローンを制作しカスタマイズする必要がある。レース用ドローンを1から自作するには、「モーターなどのドローン主要パーツ」「カメラなどのFPV用パーツ」「アラームなどの便利パーツ」「はんだごてなどの工具類」などが必要になってくる。

詳しくはこちらの私の記事を参考にしていただきたい。
▶ドローン自作に必要な物を勢揃え。「nonFPV/FPV」ドローンパーツ・周辺備品まとめ

最初は自分で全てを作らずとも、組立済のセット品(ARF、BNRキット等)を購入し、部分的に改造・調整していくのも一つだ。他のドローンレーサーのおすすめを聞きつつ、ぜひ自分だけの機体を作り上げてほしい。

ドローンレースは楽しい

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ドローンから見えるFPV映像

どんなスポーツや芸術でも練習は必要不可欠。ドローンレースも一緒で私も日々練習を行っている。私は、この練習が全て楽しい。好き好んで朝はやく起きて練習する。クラッシュしてしまって壊しては(悲)作り直し、再度飛ばして楽しむ。ドローンの高速飛行した映像を編集して仲間と楽しむ。レースをする。

愛機のメンテナンスも欠かせない。このドローンを作る過程に楽しみを見出す人も多い。私は電子工作が苦手なほうだが(今でも)、まさか自分が、はんだを上手くできることに快感を覚えるようになるとは思わなかった。一つの趣味としてもドローンレースは非常に面白いが、世界中でドローンレースがブレイクしている今、世界に向けて挑戦している自分がいる。最新のテクノロジーを駆使しながらも、地味な努力と周囲のサポートが求められる21世紀のスポーツ「ドローンレース」。せっかく興味を持ったのならば、ぜひ初めてみましょう!私も含め多くのレーサーはゼロ歳児ばかり。今がチャンスです。

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TAGGED: FPV, ドローン, ドローンレースへの道
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