NPO法人光探索協会は、東日本幹事企業のAPEX株式会社および西日本幹事企業のSMGコンサルタント株式会社と協同して「全国ドローンレーザー捜索隊」を組織し、海難および山岳遭難者をレーザー捜索して人命救助するシステムの活動を開始した。また、株式会社丸仁と協同して、再帰性反射可変QRコードのエンブレムを装着したライフジャケットの開発をした。
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再帰性反射可変QRコードによるドローンレーザー捜索とは
「再帰性反射可変QRコード」は、再帰性反射材と可変QRコードを組み合わせた先進的な防災・安全支援ツールであり、光を活用した“見つけやすさ”の概念を革新するもの。特殊な再帰性反射素材がレーザー光に高感度に応答するため、山岳や海上といった無線通信が困難な環境でも、ドローンによるレーザー捜索で迅速かつ広範囲な捜索が可能となる。尚、再帰性反射材をQRコードにしているのは、個別識別を可能とし、ゴミ信号による捜索時間の浪費を防ぐためだ。
南海トラフの大地震による津波によって、数万人の被害者が想定されている。海中に流された場合、海中は物理的に電波が透過しないために、現状は目視による捜索しか有効な手立てがない。一方、同社の提案するグリーンレーザー捜索においては、海中10mまで捜索が可能であり、レーザーをジュウタン的に照射することによって半自動的に再帰性反射材からの強い反射光を解析することができる。目視での捜索に比べて、明確な優位性がある。平時から「レーザー捜索」できる装備を備えることをお勧めする。
近年、全国には多くのドローンレーザー計測会社が営業活動を行っている。例えば、森林が生い茂る山岳地帯でもドローンからレーザーを照射して、葉っぱと葉っぱの間を通り抜けた地面からの反射したレーザー光で地形を正確に測量することが可能。また、海中を透過するグリーンレーザーを用いれば、海中数mまでの海岸線や川底を測量することができる。全国のドローンレーザー計測会社には、1台数千万円するレーザー照射装置とその反射光を解析する高度な人材が豊富に存在する。その全国のドローンレーザー計測会社のネットワークを活用する。
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他方、捜索費用に関しては、保険で支出できるように活動している。国内大手の東京海上日動株式会社とは連携を行っている。もしご自身の野外活動保険が本協会と連携しているかどうか確認したい場合は、各保険会社にお問合せください。
「空飛ぶクルマ」が数年後には街を行き交う時代が到来する。ANA株式会社が2027年から首都圏で空飛ぶタクシーの商用運航を計画しているとのニュースも報告されている。観光船や「空飛ぶタクシー」に乗車する場合は万一の事故に備えて、「全国ドローンレーザー捜索隊」と連携している保険に加入することを推奨する。

再帰性反射可変QRコードウェア
本協会では、再帰性反射可変QRコードのエンブレムを装着したウェアの普及を行っている。同社は、特に学生の制服や野外活動服に再帰性反射エンブレムを装着することを推奨している。例えば、キャンプや低い山登りでも遭難する危険性は十分にある。野外活動する服に再帰性反射エンブレムを装着しておくだけで、レーザー捜索によって学生の命を救助できる可能性が高まり万一の時に安心だ。全国の制服メーカーとの提携で、再帰性反射可変QRコードエンブレムを制服や部活サークルのウェアにオプションで装着する取り組みを行っている。(興味がある方は、学生制服メーカーまたは本協会にご相談いただきたい。株式会社丸仁ではエンブレムを装着する営業活動を行っており、部活やサークルの野外活動服の作製オーダーにも対応している。)
QRコード部分には写真やメッセージを何度でも自由に更新できる可変性を持ち、災害時のみならず、迷子札や高齢者の見守り、ペットや旅行者の緊急対応用ツール、さらには日常の情報共有アイテムとしても活用可能。防災性とパーソナライズ性を両立し、街でも山でも活躍する次世代の“スマートお守り”として、多くの可能性を秘めている。