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Atsushi YOKOTAコラム

[ドローンレースへの道]Vol.09 エンタメ×ドローンのニューカマー「TinyWhoop」が世界的人気な理由

2017年5月31日
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ここ最近、ドローン界隈で大きなブームとなっているもの、それが「マイクロドローン」。海外では「TinyWhoop」と呼ばれているわずか数センチしかないドローンのことをそう呼んでいる。

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Contents
これまでのFPVドローンレースと何が違う?見ている人を巻き込むエンターテイメント型ドローンポップな音楽と着せ替え可能なボディが新しいカルチャーを

特長は超小型で超軽量(わずか20gほど)、そしてプロペラガードがついている。これらにより、当たっても全く痛くないし、むしろ人間自身が自らフープや輪っかを作って障害物となることができる。上記は先日、下北沢の某所でマイクロドローンで遊んだ映像だ。子供から大人まで笑顔で気軽にドローンに触れているのが見てわかる。

これまでのFPVドローンレースと何が違う?

黄色いキャノピーが可愛いマイクロドローン「Inductrix」

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映像の中にも小さな黄色や緑のドローンが登場したが、これらは約8cm、重量25gほどで約5分ほどの飛行が可能なドローンだ。またFPV用のカメラがついているため、ドローンの一人称視点でパイロットは操縦することができる。FPVの簡単な仕組みとしては、ドローンからの映像をヘッドマウントディスプレイのようなFPVゴーグルに無線で伝送してリアルタイムに映像を確認し、プロポと呼ばれるコントローラーで操縦する。


写真:高野裕二
FPVゴーグルを装着し、ドローンからの映像を見ることができる

これまでのコラムでも紹介してきたスピードレース機も、同様にFPVをすることができ、ドローンからの映像を元に操縦することは同じだ。スピードレース機の場合は、大きさがおよそ20cm前後で重量500g、約3分ほど飛行をするが、コースレイアウトによっては時速150km以上ものスピードが出ることからも、飛行音や当たった時の衝撃はマイクロドローンとは全く異なるものがある。


©ueno masahiro
レース用のスピードドローンの飛行シーン

レース用のスピードドローンとマイクロドローンで大きく異なるのが、「ドローンを始める上でのハードル」だ。これまでドローンレースやFPVを始めたいという人の声は多かったが、10万円以上の初期費用がかかることや、法規制の問題などで(屋外・200g以上のドローンは航空法の規制対象である)始めたいと思った人がすぐに始められるわけではなかった。

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また、ドローン自体を製作する難易度も大きく異なる。様々なパーツの多くを海外から取寄せ、一つ一つカスタマイズするレース用ドローンと異なり、多くのマイクロドローンは買ってすぐに飛ばせるものが多いほか、自作するものについても、相対的にパーツ数が少ないなど構造自体がシンプルになっているのが特長だ。

マイクロドローンに関しても価格は1機1万円と手が届きやすく、コントローラーやゴーグルも安いものを使って楽しむことができるので、2,3万円から始められるのも魅力の一つ。小さく、気軽に誰でも飛ばせる、そしてこれまでのトイドローンとは違った「遊びがいのある」ドローンに変わったことで、これから始めようとする人のハードルを大きく下げたことは間違いない。

※FPVをする場合は、マイクロドローンであっても、アマチュア無線の資格取得や総務省への無線局開局が必要なことは留意しておくこと

見ている人を巻き込むエンターテイメント型ドローン


写真:高野裕二
ドローンから映し出された映像がリアルタイムに巨大スクリーンに投影

このマイクロドローンは目視操作でもゲートをくぐらせたり、障害物をぬって目的地に着陸したり…。FPVゴーグルをつけて飛行する場合は、飲食店などのお店にあるイスやテーブルものを障害物として利用したり、専用のゲートなどを用意してドローンレースを行うこともできる。


写真:高野裕二
開発中のマイクロドローン用の専用LEDゲートをくぐるドローン

人間が行けない室内の上空や細かなスペースなどをこの小さなドローンが通り、時には観客を捉え、自分のすぐ近く来て触れてみる。そして、その映像を全員が楽しむことができる。こんなエンタメはこれまでなかったはずだ。


写真:高野裕二
見ている人が触れることができるマイクロドローン

冒頭でも述べたように超小型・超軽量・プロペラガード付きのマイクロドローンは、触れてもまったく危険ではない。仮に少し飛行中にドローンに当たったとしても当たったことに気づかないこともあるだろう。このマイクロドローンにいたっては、誰かの手のひらに止まることも簡単に可能だ。


写真:高野裕二
実際に手のひらの上に着地したマイクロドローン

ポップな音楽と着せ替え可能なボディが新しいカルチャーを


写真:高野裕二
ボディを3Dプリントで自ら作る人も多い

このマイクロドローンを、筆者自身、最近いろんな場所、イベントで飛行して楽しむ機会が増えたが、飛ばして楽しむだけではなくコレクション的に楽しむ人が多いのも一つの特長だ。このライトでポップな感じのマイクロドローンに自分用に様々なチューンをして皆で持ち寄る。まさに昔のミニ四駆を思い出させる遊び方だ。

飛ばすだけではないのがマイクロドローンの醍醐味の一つ

最後に、マイクロドローンが世界的に流行した際によく観られた映像を紹介しよう。この映像に使われている音楽にも注目して欲しい。親しみやすく楽しいリズミカルな音楽と、ポップでライトなマイクロドローン、大流行した要因はまさにここにあるはずだ。

最近、マイクロドローンを使いながら子供向けに「ドローンのしくみのお勉強」や「ドローン製作会」などを行ったが、中国やアジア各国では、STEM教育の一環として、すでにドローンを教育分野に導入している事例はある。マイクロドローンが良いきっかけとなり、触れた人の中からドローンレースや産業用ドローンに興味を持ち、ドローンを始めるひとが今後増えることを期待したい。

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shizuka 2017年5月31日
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