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コラム田路昌也

[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.05 Parrot社ANAFI〜愛と別れの日々。

2018年10月1日
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皆様楽しく、ドローン飛ばしていますか?今回は番外編として、同じくドローン仲間である田池信起さんのANAFI愛をご紹介します。果たしてParrot社ANAFIとはどんなドローンなのでしょうか?田池さんのANAFI愛をお届けします!

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Contents
ドローンメーカー老舗が放つ強い個性■DJIドローンと比較した静粛性とズーム性能デモ動画はこちら■上向きチルトのデモ動画はこちら■専用アプリFreeFlight 6の設定の一部ANAFIと突然のお別れ

ドローンメーカー老舗が放つ強い個性

DJI社のMavic Pro愛用者である自分がMavic 2発表を前にParrot社のANAFIを購入した。店舗で実機を触った後、1週間FacebookのANAFIオーナーグループに加入して生情報を収集。ANAFIに関して一言で表現すると「個性」。ドローンメーカー老舗のParrot社が満を持してDJIにぶつけてきた。Spark、Mavic Air、Mavic Proの隙間をうまくつく魅力的な機能を満載。一週間後に迷うことなく購入。このコラムでは、ひと月間ANAFIと過ごした自分の所感についてお話ししたい。

まずは、長所と短所を整理することで、ANAFIの個性・特色をお伝えしたい。

長所

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  • 上方90度チルトカメラ(ANAFI最大の特徴。空撮の醍醐味を広げる)
  • ズーム(二千万画素センサーを生かした2.8倍無劣化ズーム)
  • 21メガピクセルのソニー製カメラセンサー画質
  • 軽量性(ANAFI:320g、Mavic Pro:734g、Mavic 2:905~907g)
  • 静粛性(DJIドローンとはモーター・プロペラ設計思想が異なり回転数が少なく低周波)
  • 耐風性能
  • USB-C対応バッテリー(屋外でもPower Delivery対応パワーバンクでの高速充電が可能)
  • 飛行可能時間は20分強
  • コントローラー(DJIに比べて大型なものの使い勝手が良好)
  • 専用アプリ(機能が絞られているが動作が軽く、UIが洗練さている)
  • DJIのNFZ(飛行禁止区域)制限からの解放
  • コストパフォーマンス(SparkとMavic Airの間の価格)

短所

  • 障害物センサーの欠如
  • ガメラジンバルはメカ2軸+デジタル1軸
  • 飛行高度・距離(高度は120m、距離は2000mまで。アプリ内購入となるFlight Planではこの制限は適用されない)
  • Wi-Fi通信性能(SparkとMavic Airの間か。日本の周波数CE(2.4GHz)だと注意が必要。

万能型DJI Mavic Proに比べて上述したように長所と短所が多いのが正にANAFIの個性。ドローンに何を求めるかでユーザーが分かれる製品だと思われる。自分の場合は長所が短所を上回ったことがANAFIの購入動機となった。

■DJIドローンと比較した静粛性とズーム性能デモ動画はこちら

■上向きチルトのデモ動画はこちら

■専用アプリFreeFlight 6の設定の一部

ANAFIと突然のお別れ

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香港に住み、中国への出張が多い自分はANAFIを常に鞄に入れて早朝の空き時間を使って頻繁に飛ばし、ANAFIとは濃厚な時を過ごしていた。そんな矢先に事故は起きた。先日自分が住む香港の離島で飛ばしているとき、高度50m、800m先の海上で信号をロスト。そのまま接続が復活せず、RTHも作動せず水没。

最悪なことに、フライトレコードが離陸時の部分しか残っておらず、Parrot香港の技術も困惑。討議した結果、Parrot香港としては割引購入のオファー。同時にFacebookのオーナー・グループへも報告。

管理者を含め2名が同様の機体ロスト経験があることが判明。色々討議した結果、ネットワーク設定で空いているチャンネルを手動で選ぶのではなく、お任せの「ALL」にしておいたほうが接続エラーや電波障害時に最善の対応が期待できるということになった。

ANAFIは飛距離、高度、風の強さ、電池残量を計算してインテリジェントな自動RTHをするように設計されているだけに、自分のような事故はANAFIとしても非常にまれなケースとのことだった。

そんな中でMavic 2 ProとZoomの発表。なんというタイミングであろうか。まるでドローンの神の悪戯のようだ。しかし、ツンデレ系好みでひねくれものの自分は迷わずANAFIを再購入した。ANAFIで得られる感動はMavic Proにはないものだっただけに、わずかひと月での別れは短すぎた。DJIユーザーにはいつでも戻れるが、苦戦するParrotのドローンを満喫できるのは今をおいてないかもしれない。そういった思いで再購入に至った。

ANAFIを満喫するためにはある程度ドローンを使った経験が必要に思える。正直な話、ファームウェアが熟成されるまでは、初ドローンとしてお勧めはできない。しかし、ポテンシャルは高い。DJIを動かし、Mavic 2 Zoomを投入させたのもANAFIの功績だと思うだけに、これからもParrotにはフランス企業ならではの個性あふれるドローンの開発を期待したい。DJI一社の寡占状態は健全ではないので。

[追記] 中国でAnafiを飛ばす際はGoogleマップではなくBaidu(百度)マップがサポートされているが、現在このBaidu(百度)での地図表示がなんらなの理由でブロックされてしまっている。この問題はParrot本社でも認識されており早急な対応に期待したい。自分も来月計画している敦煌撮影旅行では是非Anafiフライトプランを駆使したいと思っている』

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TAGGED: ANAFI, 田路昌也の中国・香港ドローン便り
shizuka 2018年10月1日
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