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水素燃料電池で長時間飛行を可能にするHyDrone 1800登場

水素燃料電池で長時間飛行を可能にするHyDrone 1800登場

Micromulticopter Aero Technology(以下:MMC)は商業的に初めて活用できる水素燃料電池で動くドローン「HyDrone 1800」の4時間以上の飛行に成功した動画を公開した。

動画はHyDrone 1800長時間証明をするもので4時間ホバリングする映像が淡々と流れる…。

現在、ほとんどのドローンがバッテリーで動き、積載物にも依るが大体30分程度の飛行が限界とされている。飛行後にオペレーターが毎回充電したり、バッテリー交換を行う必要があるため、この制限はドローンの商業利用において真剣な問題になっている。一方、水素を燃料として用いれば、環境に優しいだけでなく、ドローンの飛行時間がおよそ5倍に増えるという。この劇的な変化は、ドローンの可能性を広げ、消防・農業・探索・マッピングなどで活躍の場が増えるだろう。

MMCの海外マーケティングディレクターStan Kostic氏はこのように語っている。

HyDrone 1800はドローンの商業利用におけるブレイクスルーだ。飛行時間は3時間以上、距離は100km以上、-20℃でもオペレーションが可能だ。中~大規模農場の精密農業、送電、探索、マッピング、レスキュー、これらすべてが長時間の飛行により改善される。

今までドローンメーカーは太陽電池や従来の化石燃料など、より良いバッテリーを使って飛行時間を増やそうと様々な試みをしてきた。MMCのHyDrone 1800はそういった意味ではいち早く結果を出したドローンかもしれない。燃料電池の技術自体はそこまで新しいものではないが、HyDrone 1800は水素燃料電池の技術を商業ドローンに統合して活用したという点が評価のポイントだ。MMCは創業10年の商業用ドローンメーカーで、北米と中国のR&Dセンターと協力しながら、ドローンを用いた幅広いソリューションを提供している。

▶︎MMC
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