DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: OKUMA DRONE、水素燃料電池セルスタックの国内量産化技術と小型水素燃料発電装置の開発に成功
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

OKUMA DRONE、水素燃料電池セルスタックの国内量産化技術と小型水素燃料発電装置の開発に成功

OKUMA DRONE株式会社は、福島県の令和6年度「地域復興実用化開発等促進補助事業」に採択されたプロジェクトをすべて完了したことを発表した

2025年3月26日
250326_okumadrone_top
SHARE

同プロジェクトでは、水素燃料電池セルスタックの国内量産化技術の確立と小型水素燃料発電装置の開発に取り組み、それらの実証実験を実施した。

- Advertisement -
Contents
OKUMA DRONEの同事業における取り組みと成果水素燃料電池セルスタックの国内量産化技術の確立小型水素燃料発電装置の開発地産地消型の水素社会構築に向けたサプライチェーンの確立

OKUMA DRONEは、日本の水素戦略の取り組むべき新たな切り口として、地産地消かつ持続可能な「分散型の小さな水素社会」の実現を目指している。同事業の完了により、同社は、福島県浜通り地域における新産業創造とその集積化に向けた第一歩を踏み出したとしている。

詳細:福島県「地域復興実用化開発等促進補助事業」

OKUMA DRONEの同事業における取り組みと成果

同事業において、OKUMA DRONEは「水素燃料電池セルスタック」の国内量産化技術開発と、小型水素燃料発電装置の開発を実施した。これにより、高コスト、納期不安かつ品質不安のあった海外製品に依存しない、国産で安価な水素活用製品の量産化に向けて新たな道を開くことができた。

- Advertisement -

水素燃料電池セルスタックの国内量産化技術の確立

水素燃料電池セルの商用化において大きな課題となっていたのがプラチナ触媒の使用に伴う高コスト化および触媒吹付工程の歩留まり率の低さだった。OKUMA DRONEは、プラチナ触媒を用いた自社初となる国産水素燃料セルスタックの量産時のスペック規定および設計の完了と非プラチナ触媒の開発と新たな触媒吹付工程の確立 によって、この課題の解決を目指した。

[主な成果]

  • プラチナ触媒による自社初となる国産水素燃料電池セルスタックの完成
  • 非プラチナ触媒 を用いて初期MEA(膜電極接合体)評価試験を完了
  • 非プラチナ触媒により、材料費の低コスト化を可能にし、商用展開への技術的目途付けができた。
  • 非プラチナ触媒により、触媒吹付工程の歩留まり率90%以上の目途付けができた。
250326_okumadrone_01
図:小型水素燃料発電装置(1kw/3kw)

小型水素燃料発電装置の開発

従来の水素燃料発電装置は、大型であるため可搬出来るものが少なく、活用できる場面が限られていた。本事業では、より柔軟な運用が可能な小型水素燃料発電装置の開発 に成功した。

[主な成果]

  • 1kWおよび3kWの小型水素燃料発電装置を開発・試作
  • 防塵・防滴仕様を実現し、屋内外問わず利用可能
  • 台車型設計を採用し、可搬性を向上
  • 発電効率60%を達成し、持続可能な電力供給を実現
  • 重量50kg以下とし、災害時や遠隔地での利用を想定した設計
250326_okumadrone_02
図:小型水素燃料発電装置(1kw/3kw)

地産地消型の水素社会構築に向けたサプライチェーンの確立

現在、日本の水素供給は海外輸入に大きく依存している。福島県では、水素エネルギーの地産地消を目指し、地域資源を活用した新たな供給モデルの構築を進めている。OKUMA DRONEは、このビジョンのもと、地元企業や自治体と連携し、水素エネルギーの供給ネットワークを確立するための枠組みを構築した。

- Advertisement -

[主な成果]

  • 「エネルギー・エージェンシーふくしま」水素分科会内に「地産地消型水素社会構築ワーキンググループ」を発足
  • 地域に根ざした水素供給網の確立に向けた検討を開始
  • 既に産官学含め10社以上の参加表明

OKUMA DRONE代表取締役の李顕一氏は次のようにコメントしている。

李氏:本事業を通じて、水素燃料電池セルスタックの国内量産化に向けた技術的基盤の目途付けをすることができました。小型水素燃料発電装置の開発は、エネルギーの持続可能性を高めるだけでなく、災害時の電力供給や遠隔地での利用拡大にも大きく貢献できます。福島県との連携を深めながら、持続可能な水素社会の構築に向け、さらなる技術革新に挑戦してまいります。

▶︎OKUMA DRONE

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: OKUMA DRONE, ドローン, 水素燃料電池
watanabe 2025年3月26日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article Airbus、アストロスケールの第2世代衛星ドッキングプレートを採用
Next Article 250326_TerraUTM_top テラドローンら8者、関西で「空飛ぶクルマ」運航管理システムを実証実験
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250612_JD_Soradynamics_top
特集

Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]

2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
特集

RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]

2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース

「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場

2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース

水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる

2025年6月11日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?