「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO in 九州 2022」開催。産業振興へ福岡で情報交換を

福岡県は超小型衛星を始めとして宇宙ビジネス産業の育成に積極的な自治体であり、福岡市もまた、新たな街づくりのチャレンジとして「FUKUOKA Smart EAST」を発表し、将来の有望産業への投資や社会課題解決を進めている。同展は、そうした取り組みともリンクして新たな産業の育成を目指すという。

今回の開催では、地域に根ざしたドローンと次世代エアモビリティ産業の情報提供の場を設け、新たな産業振興に向けたマッチングコミュニケーションの場を九州の地に創出するとしている。

公式WEBサイトより事前来場登録をすると、展示会・コンファレンスに無料で参加できる。

コンファレンス

基調講演「ドローン、空飛ぶクルマの技術ならびに制度の世界の最新動向」

• 日時：2022年12月6日（火）10：00～10：30
• 講師：（一社）日本UAS産業振興協議会（JUIDA）理事長・鈴木真二氏
• 講演内容：ドローン、空飛ぶクルマは「次世代エアモビリティ」として地域活性化に向けた低高度空域の新たな活用が期待される。その技術動向と、飛行安全を確保するための新制度に向けた世界の動向を紹介。

特別講演「ドローンの現状と今後の展望～レベル4飛行の実現、さらにその先へ～」

• 日時：2022年12月6日（火）10:50～11:30
• 講師：内閣官房 小型無人機等対策推進室 参事官・小熊弘明氏
• 講演内容：この12月から解禁となる有人地帯での目視外飛行（レベル4飛行）の実現、今後の大成長が見込まれるドローン産業育成や利活用拡大に向けて、政府が取り組む、環境整備、技術開発、社会実装の施策を丁寧に紹介する。

特別講演「ドローンを活用したインフラ管理と災害対応について」

• 日時：2022年12月7日（水）15:10～15:50
• 講師：国土交通省 九州地方整備局 災害対策マネジメント室課長補佐・田畑浩規氏
• 講演内容：平成26年に編成された九州地方整備局のUAV航空隊「Blue Hawks」は災害対応に迅速に対応するためのドローン部隊。九州地区だけでなく四国や島しょ部へも派遣され、実績を残している。その実績やデータをもとに災害対応のドローン利用の在り方、課題について解説する。

特別講演「『Japan Drone Forum』九州でのドローン社会実装に向けて～自治体の取り組み」

• 日時：2022年12月7日（水）11:20～12:20
• モデレーター：（一社）日本UAS産業振興協議会 参与 東京大学スカイフロンティア社会連携講座（JUIDA） 特任准教授・中村裕子氏
• パネリスト：調整中
• 講演内容：12月からの航空法改正により、益々ドローンの社会実装が進んでいく。現在、九州各地の自治体がどのような取り組みをしているのかを発信してもらい、ドローンが地域生活向上ために果たす役割と今後の課題、新たな産業の誘致などについて議論する。

パネルセッション「九州におけるドローンサービス市場の事例、これからのビジネスチャンス」

• 日時：2022年12月7日（水）13:50～14:50
• モデレーター：（一社）日本UAS産業振興協議会（JUIDA）常務理事：岩田拡也氏
• パネリスト：

九州電力株式会社 テクニカルソリューション統括本部 情報通信本部 ドローン事業グループ グループ長・立石靖記氏
そらいいな株式会社 配送統括責任者（Head of Operation）・土屋浩伸氏

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• 講演内容：九州各地のドローンサービスの事例は多岐に渡っており、ドローンの活用が積極的に行われている。気象、活火山に加え、離島も多く、地政学的にも多様性に富む九州は、ドローンが活躍するチャンスに恵まれている。今後、九州から創出されるかもしれない、ドローン活用のビジネスチャンスを探る。

出展者一覧（2022.11.08現在）