DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: ツバメインダストリの搭乗型ロボット「アーカックス」、海外オークションに出品
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

ツバメインダストリの搭乗型ロボット「アーカックス」、海外オークションに出品

ツバメインダストリの搭乗型ロボット「アーカックス」が、海外の高級車オークションプラットフォーム「SBX Cars」に出品された

2024年7月7日
SHARE
Contents
ハイライト解説

「SBX Cars」は、世界中から希少で収集価値のある車両に特化した唯一のデジタル・オークション・プラットフォームだ。入札の締切は7月19日午前10時となる。

- Advertisement -

ハイライト

  • 完全に機能し、人間が操縦するロボット
  • 繊維強化プラスチックを使用した鉄とアルミニウムの合金フレーム
  • 高さ4.5メートル(約15フィート)、フルコックピットおよび/またはリモートコントロール付き
  • 腕と手を動かす

解説

Archaxは、ツバメインダストリ株式会社の社長である吉田龍央氏の発案によるものだ。龍央氏は、鉄工会社を経営していた祖父の影響で、幼い頃から機械に強い関心を抱いたという。子供の頃からロボットに魅了されていた龍央氏は、いつか自分でロボットを作りたいと夢見て、大学でロボットハンドの技術を学んだ。

龍央氏の夢を現実にするために、ベテランエンジニアの石井啓範がチームに加わった。石井氏は大手建設機械メーカーに20年近く勤務し、2本の腕を持つ機械の開発に携わった。その後、実物大の動くガンダムを開発したガンダムグローバルチャレンジプロジェクトのテクニカルディレクターを務めた。現在はツバメインダストリの最高技術責任者を務める石井氏のプロジェクトへの参加をきっかけに、他の優秀なエンジニアがチームに加わった。

Archaxの製造にはさまざまな技術が投入されている。フレームは重機部品を製造する鉄工会社が製造し、外装はF1マシンに使用されているものと同じ繊維強化プラスチックで作られている。

- Advertisement -

堂々とした高さ4.5メートルのArchaxは、腕を上げたり、手を振ったり、ロボットモードから車両モードに変形できる。Archaxには4本の脚があるが、その脚で歩くわけではない。それぞれの脚の底にはヨコハマの工業用タイヤが付いており、後輪は電動モーターで駆動される。

車両モードでは、Archaxの4本の脚が広がって重心が下がり、最高速度10km/hが可能だ。ロボットモードに転換すると、完全に上昇する。シャーシ全体に無数の電気モーターが回転し、3.5トンのマシンを最大の高さまで持ち上げる様子は、見るべき光景であり、聞くべき音でもあるという。このプロセスには約15秒かかる。

それは、Archaxのシャーシの左下にあるスイッチを外側から押すことで操作するコックピット開閉機構のドラマチックさに比べれば何でもない。4つの独立したハッチが同期して動き、内部の唯一のパイロット席へのアクセスを容易にする。その滑らかな動きはガンダムロボットに非常にインスピレーションを受けているという。

基本的なコントロールは、アームを制御するための一対のジョイスティックと、パイロットがライトやモードなどの個別の機能を切り替えることができるタッチパネルだ。一対のペダルは Archaxの動きを制御する。右側のペダルは前後に揺らして前進と後進の速度を制御し、左側のペダルは左右に揺らしてメカを回転させるために使用される。

コックピットは完全に密閉されており、操縦士はロボットの周囲に点在する9台の広角カメラで撮影した映像を通して世界を見ることになる。その映像は操縦士を囲む4つのディスプレイに表示される。

- Advertisement -

コックピット内だけでなく、外側の脚にも大きな赤い非常停止ボタンが取り付けられている。開発・製造者として安全に操作できるロボットを提供する責任があるという。ISO規格に準じた厳格なリスクアセスメントを実施し、信頼性の高い製品を実現した。

アニメ愛好家の熱心なチームの想像力から生まれたArchaxは、人間が操縦するロボットで、ファンタジーが現実になった。Archaxは高さ4.5メートル、重さ3.5トンだ。無数の電気モーターはDC300Vバッテリーで駆動する。本物のトランスフォーマーで、ロボットモードではArchaxは立ち上がって時速2kmで移動できるが、車両モードではしゃがんで最高速度10km/hに達する。

この未来的なマシンの幸運なパイロットは、人間サイズのコックピットから操縦する。Archaxのフレームは鉄とアルミニウムの合金で作られており、ロボットの外装は繊維強化プラスチックで作られている。コックピットは胸部にあり、パイロットはコックピットに入り、自由に動き回ることができる。ロボットのあらゆる部分が、スピード、剛性、パワーをもって動くという。

仕様は次のとおり:

  • 4足
  • 横浜産業用タイヤ
  • 26個の可動ジョイント
  • 前輪操舵
  • 後輪駆動
  • 機内操作
  • 遠隔操作

内部の特徴は次のとおり:

  • 4つのディスプレイ
  • 9台のカメラ
  • タッチスクリーン
  • ジョイスティック2本
  • ペダル2つ

これは、手動で操作し、機能する、人間が操縦する巨大なロボットを手に入れる、本当にユニークな機会だ。Archaxは、塗装も含め、新品同様の状態で12か月以内に購入者に納品される。購入者は、ロボットの運転と制御に関する基礎トレーニングを受けるために日本に招待されるという。オークション終了時に20パーセントの頭金の支払が必要。残りの80 パーセントの元金は、納品前の12か月の終了時に支払いとなる。

▶︎オークションサイト

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: Archax, アーカックス, ツバメインダストリ, ロボット
kawai 2024年7月7日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article MASC、大阪府・大阪市・兵庫県が実施する空飛ぶクルマ事業に採択
Next Article 民間人宇宙飛行ミッション「Polaris Dawn」、7月31日までに打ち上げ予定
- Advertisement -

最新ニュース

地球の磁気バリアの破れを可視化する
千葉大学ら、地球の磁気バリアの破れを可視化する
ニュース 2025年7月15日
250714_Co-Creation_with_Network_top
中国電力ネットワーク、インフラ点検ノウハウ活用したドローンショーサービスの実証を開始。DSJ社と連携
ニュース 2025年7月15日
「再帰性反射可変QRコードのライフジャケット」南海トラフ大地震で人命救助に役立つ!
「再帰性反射可変QRコードのライフジャケット」南海トラフ大地震で人命救助に役立つ!
ニュース 2025年7月15日
250714_Oakley_top
OakleyとAxiom Space、宇宙飛行士のための次世代バイザーシステムを発表。月面探査のために設計、地球で検証済み
ニュース 2025年7月14日
250714_ISC_top
将来宇宙輸送システム、米Ursa Major Technologie社とエンジン追加調達・共同開発で合意。日米協力で宇宙輸送を加速
ニュース 2025年7月14日
- Advertisement -

関連記事

最先端ヒューマノイドロボット「Unitree G1 レンタルサービス」開始
ニュース

EmplifAI 、最先端ヒューマノイドロボット「Unitree G1 レンタルサービス」開始

2025年7月10日
兼松、ニッセイと「球状歯車機構」の実用化に向けサブライセンス契約を締結
ニュース

兼松、ニッセイと「球状歯車機構」の実用化に向けサブライセンス契約を締結

2025年7月9日
国産AIヒューマノイド「HL Human」初公開 ─ 複雑作業の自律化に挑む
ニュース

Highlanders Inc, 国産AIヒューマノイド「HL Human」初公開─ 複雑作業の自律化に挑む

2025年7月9日
四足歩行ロボット
ニュース

ポケット・クエリーズ × 鴻池組:切羽観察をロボットで革新!トンネル掘削の「危険作業ゼロ」へ挑戦

2025年7月8日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?