DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: NASAの宇宙探査機「ボイジャー1号」、通信が一時停止後にミッションチームと再び通信。原因究明へ
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

NASAの宇宙探査機「ボイジャー1号」、通信が一時停止後にミッションチームと再び通信。原因究明へ

NASAは2024年10月24日、通信が一時停止していた宇宙探査機「ボイジャー1号」と再び接続した

2024年10月31日
241031_voyager1_top
SHARE

最近、この探査機は2つの無線送信機のうち1つをオフにし、チームは現在、その原因を突き止める作業に取り組んでいる。

- Advertisement -

送信機がオフになったのは、探査機の故障保護システムによるとみられる。このシステムは探査機の異常に自律的に対応するもので、たとえば探査機が電力供給を超過した場合、飛行に必須でないシステムを停止して電力を節約する。しかし、故障保護システムを作動させた根本的な問題の特定には数日から数週間を要する可能性がある。

NASAの南カリフォルニアにあるジェット推進研究所(JPL)に拠点を置く飛行チームは、ディープスペースネットワーク(DSN)を通じて探査機に指令を送り、ボイジャー1号から送信されたエンジニアリングデータを分析して探査機が指令にどのように応答したかを確認する。このプロセスには通常、指令が地球から探査機に届くまでに約23時間、またデータが地球に戻るまでにさらに23時間かかるため、数日を要するという。

10月16日、飛行チームは探査機のヒーターをオンにする指令を送った。ボイジャー1号はヒーターを稼働させる十分な電力を有しているはずだが、この指令が故障保護システムを作動させた。10月18日、DSNがボイジャー1号の信号を検出できなかったことで、チームはこの問題を認識した。

- Advertisement -

探査機は通常、X帯と呼ばれる特定の周波数を使用するX帯無線送信機で地球と通信する。飛行チームは、故障保護システムが送信機のデータ送信レートを低下させたと正しく推測した。このモードでは探査機の消費電力が減少するが、DSNが探査機を探知するためのX帯信号も変わることになる。エンジニアはその日のうちに信号を見つけ出し、ボイジャー1号はその他の点で安定した状態であることが確認されたため、チームは原因の調査に取りかかった。

しかし、10月19日には通信が完全に停止したように見えた。飛行チームは、ボイジャー1号の故障保護システムがさらに2度作動し、X帯送信機をオフにして別の無線送信機であるS帯に切り替えたと考えた。S帯は消費電力が少ないものの、ボイジャー1号が地球と通信するために使用したのは1981年以来であり、X帯とは異なる周波数を用いている上、信号も著しく微弱である。探査機の距離を考慮すると、地球でS帯を検出できるか不確かであったが、DSNのエンジニアがS帯信号を検出することに成功した。

故障保護システムの原因を特定する前にX帯送信機を再稼働させるリスクを避けるため、チームは10月22日にS帯送信機が正常に動作していることを確認する指令を送信した。チームは現在、ボイジャー1号を通常の運用状態に戻すために、発生した問題の解明に必要な情報を収集している。

ボイジャー1号と2号は飛行開始から47年以上が経過しており、星間空間で稼働する唯一の探査機である。その老朽化により、技術的な問題の頻度と複雑さが増し、ミッションのエンジニアリングチームにとって新たな課題が生じている。

▶︎NASA

- Advertisement -
DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: NASA, 宇宙
watanabe 2024年10月31日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article 241031_rohde-schwarz__top Rohde & Schwarz、次世代ドローン検出システム「ARDRONIS Wi-Fi」を発表。Wi-Fi制御のドローンを検出、特定、対策
Next Article 241031_MySmart20_top 日本初前輪駆動式の特定小型原付電動バイク「MySmart20」は、低速走行でもふらつかない
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250328_nec_top
ニュース

NEC、光通信衛星コンステレーション開発を加速。強靭かつ安全な通信インフラ構築へ

2025年3月28日
ニュース

NASA、ドローンを使った新たな山火事空域管理システムを実証。夜間や煙の中でも消火活動を支援

2025年3月27日
ニュース

NASAのStarlingとSpaceXのStarlink、宇宙交通の調整を改善

2025年3月27日
ニュース

NASAの超音速試験機「X-59」、エンジン速度保持テストを完了

2025年3月27日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?