東京湾では初となる「レベル3.5飛行でのドローン物資輸送」となる。
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実証実験実施の背景

港区は、発災時に台場地域への区内ルートが「レインボーブリッジ」と「ゆりかもめ」のみで あり、これらの通行手段がストップした場合でも、被災状況の確認や医薬品などの緊急物資を 速やかに運搬できる手段の確保を目指している。
今回の実証実験を通じて、東京湾上空でドローンを安全に飛行させるための空路の確立や物資輸送の検証を実施した。
実証実験の内容

芝浦南ふ頭公園運動広場から東京湾を経由してお台場学園港陽小・中学校の屋上へ、災害時を想定した緊急物資(約500g)をドローンで輸送した。
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実証実験では自動空撮機、物資輸送が可能な機体の2種類のドローンを活用した。先行する自動空撮機によって上空からの被災状況確認を行い、物資輸送ルートの安全確保を行い、確実に物資を届けることを実現した。

約1.8kmの距離を約6分で飛行し、迅速かつ安全に物資を輸送することに成功した。