DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: 初公開の機体多数、幅広い用途のラインナップ:前編 [第1回ドローンサミット]
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
特集

初公開の機体多数、幅広い用途のラインナップ:前編 [第1回ドローンサミット]

2022年9月1日(木)から2日(金)にかけて、兵庫県と内閣官房小型無人機等対策推進室が主催する「第1回ドローンサミット」が神戸ポートアイランドで開催された

2022年9月5日
220905_Dsummit_01_topc
SHARE

関西エリアでドローンをテーマにした本格的な展示会は、東京オリンピックのため大阪開催となった2020年の第6回国際ドローン展を除いて初めてとなる。新型コロナウイルス感染症の影響により事前登録制だったが、両日とも多くの来場者でにぎわっていた。

- Advertisement -
Contents
テトラ・アビエーション兵庫県・NIROドローンコーナー全国新スマート物流推進協議会DroneWorkSystemTEAD/パナソニック システムデザインIHIロボデックス神戸トヨペットダスキン岩本石油/ACSL新明和工業

プログラムは展示会を中心に、業界の最新動向と自治体の取り組みを紹介するシンポジウム、会場セミナー、商談会で構成され、2日目には神戸港に隣接する公園でのデモンストレーション飛行も行われた。毎年この時期に開催されるビジネス展示会「国際フロンティア産業メッセ」と併催され、特別展示[次世代モビリティ&ドローン]ゾーンにはドローンを活用する自治体・関連企業など68社・団体が出展し、初公開という機体も複数あった。

ここでは会場で注目を集めていたブースを中心に紹介する。

テトラ・アビエーション

220905_Dsummit_01_01

大阪・関西万博での導入を目指す空飛ぶクルマ関連では、テトラ・アビエーションが開発するMk-5の実機が展示されていた。同機は米国で実験航空機として認証を受けており、日本での試験飛行も可能となっている。会場の中央に置かれた機体は間近で詳細を見ることができ、ドローンを初体験となる来場者たちからも大きな関心を集めていた。

- Advertisement -

兵庫県・NIROドローンコーナー

ドローンビジネスを支援する本展示会では、実装に向けて自治体と民間が協力する協議会の出展コーナーが目立っていた。その一つ、兵庫県内でのドローン産業創出を目指して続けられているドローン社会実装促進実証事業(令和4年度)に選ばれた8つのテーマに参加する10社を集めた兵庫県とNIRO(新産業創造研究機構)のコーナーでは、様々な地域課題の解消や新技術の実現に向けて開発が進められているドローンが展示された。

220905_Dsummit_01_02

ドローン用パラシュートとエアバック装置を開発する日本化薬のドローンは一部(パラシュート部分)がすでに製品化されており、2日にデモが披露された。山陽電気鉄道とジャパン・インフラ・ウェイマークによる洗堀調査と橋梁補修用のドローンはプロトタイプによる実証実験が進められている。

220905_Dsummit_01_03
220905_Dsummit_01_04

他には、漁場を耕す海底耕耘作業などを行うKDDIスマートドローンの水空合体ドローンや、神戸港を横断するドローンデリバリーの検証を10月から実施するTOMPLAのドローン、設備警備業務でのドローンDX推進に向けた実証試験ではセブントゥーファイブが、屋内外の狭い空間の点検業務に活用できる小型ドローンなどを出展していた。

全国新スマート物流推進協議会

220905_Dsummit_01_05

山梨県小菅村や千葉県勝浦市など国内の6自治体との実証実験を行っている全国新スマート物流推進協議会は、現地で使用しているSky Hubの量産型物流専用ドローン「AirTruck」を展示していた。荷物を上から入れる方式で安定させ、出し入れもしやすいよう工夫されている。小菅村ではクルマで40分かけて買い物に行くところを、注文から最短30分で村内に5か所設置したドローンスタンドに商品を届けている。2011年11月から実装されているサービスではセイノーホールディングスらが協力している。

DroneWorkSystem

220905_Dsummit_01_06

最大49kgのペイロードを持つEAGLEシリーズ2機種とドローン教習用機体として認定されている「TranerACE-3」を展示。EAGLEシリーズは本体のサイズは基本的に同じだが、機体全体の軽量化やバッテリーの容量を変えるなどでバリエーションを出している。

- Advertisement -

TEAD/パナソニック システムデザイン

220905_Dsummit_01_07

ドローンの遠隔制御で協力関係にあるTEADとパナソニック システムデザインは、災害対応巡視ドローンとリモートID機器を出展し、ブースでは日本製ドローン「GNAS SKY」を展示していた。機体は大きいが、アームが折りたためるので現地にクルマで持ち込めるなど運用しやすいという。

IHI

220905_Dsummit_01_08

IHIは今回が初公開となる高所作業用の特殊ドローンを展示していた。水を噴射して窓を清掃するドローンは、機体を安定させる制御方法に苦労していたが、噴射する方向と反対側に横力カスラスタを追加することで回転モーメントを発生させ、継続した安定飛行が可能になった。通販で手に入る雪下ろし器具と組み合わせられるなど様々な用途を試しているところで、さらに新たなイデアを募集しているところだ。

ロボデックス

220905_Dsummit_01_09

次世代型ハイブリッドドローンを開発するロボデックスは、より長時間の飛行が可能となる水素燃料電池を搭載したドローンを展示。本体の中央に水素タンクを格納するユニークなデザインになっている。

神戸トヨペット

220905_Dsummit_01_10

神戸トヨペットは災害時に燃料電池自動車トヨタMIRAIを動力源とし、PRODRONE製の有線給電ドローンをつなげて避難所や被災地で簡単に設置できる携帯電話基地局にする取り組みを紹介した。有線なので長時間使用でき、ガソリンやカセットボンベを使用する発電機よりクリーンであることもポイントだ。

ダスキン

220905_Dsummit_01_11

ハチを駆除するドローンの実用化を進めるダスキンは実証実験に使用した実機を展示していた。長いノズルで蜂の巣を壊しながらハチを吸い込むというユニークなアイデアは、兵庫県とNIROによる令和3年度のドローン先行的利活用事業に採択されたことをきっかけに実用化が進み、来年の夏ごろのサービス開始を予定しているという。

岩本石油/ACSL

220905_Dsummit_01_12

岩本石油とACSLは閉鎖環境を点検する「Fi4(ファイフォー)」の実機を展示し、使用する様子を動画で紹介した。主な用途は下水道内の点検で、発射台を使ってマンホールから機体を投入した後は自動で撮影を行うため、安全で臭いの問題も低減できる。

新明和工業

220905_Dsummit_01_13

US-2型救難飛行艇とボーイング社の787向け主翼スパーを開発する航空機事業を持つ新明和工業は、新たな領域として開発を進める固定翼型無人航空機「XU-S」を展示。観測、監視、通信など幅広い分野に向けて実用化を進めており、淡路島での環境観測試験などを行っている。2日には8月に完成したばかりの「XU-M」のデモンストレーション飛行を披露し、見事に成功させている。

今回展示されていたドローンは、よく知られる撮影や農業での利用だけでなく、物流やインフラ点検、災害・獣害対策など幅広く、ドローンをあまり知らない人たちも何かしら興味を持てるポイントがあったのではないかと感じた。併催の国際フロンティア産業メッセは、社会見学で地域の学生たちがたくさん参加する展示会でもあるので、これを機会にドローン産業を目指す若い世代が増えてほしいものである。

▶︎第1回ドローンサミット

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: EVENT, ReportNow!, ドローン, 新明和工業, 第1回ドローンサミット
Kawase 2022年9月5日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article NTT東日本、利根沼田広域消防本部とドローンを用いた合同災害訓練実施 NTT東日本、利根沼田広域消防本部とドローンを用いた合同災害訓練実施
Next Article 「羽田スマートシティEXPO 2022秋」開催。モビリティ体験やワークショップイベント。 「羽田スマートシティEXPO 2022秋」開催。VR、モビリティやワークショップ体験
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250612_JD_Soradynamics_top
特集

Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]

2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
特集

RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]

2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
特集

ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]

2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース

「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場

2025年6月12日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?