DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: ドローン・エンターテイメントの雄Verity StudioがSony Wow Studioで語る「99%と99.9%の違い」とは? [SXSW2019]
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
コラム古賀心太郎

ドローン・エンターテイメントの雄Verity StudioがSony Wow Studioで語る「99%と99.9%の違い」とは? [SXSW2019]

2019年3月29日
SHARE

SXSW Sony主催WOW Studioでドローン関連セクション

2019年3月8日から3月17日までの期間中、アメリカ・オースティンで開催されたSXSW2019。SXSWは、テキサス州オースティンで開催されるイベントである。「Interactive」「Film」「Music」と3つのカテゴリーを中心に1000を超えるセッションや展示会から構成されている。最新のテクノロジーや事業、アイデアを体験できるSXSW INTERACIVE(インタラクティブ)では、セッションや展示などが多く紹介された。SXSWでドローンを扱うのは4年前をピークにその数は減少していたが、今年は、FlyingCarやエンターテイメントの部分でセッションが用意されていた。

- Advertisement -
Contents
SXSW Sony主催WOW Studioでドローン関連セクション“What are next frontiers for creative entertainment?In partnership with Sony Innovation Fund.”

中でも例年通りソニーは巨大な倉庫を貸切ったWOW Studioと名付けられたブースで、「テクノロジー×クリエイティビティ」をテーマに、トークセッションやプレゼンテーションと体験型展示を組み合わせたプログラムを実施。

最終日、ベンチャー企業を支援するSony Innovation Fundの事業を紹介するキーノートに、エンターテインメント・ドローン業界のトップを走るVerity Studiosのファウンダー・CEOであるRafaello D’Andrea氏が登壇した。

- Advertisement -

キーノートの前半では、革新的な物流システムAmazon Roboticsの開発者でもある彼のエンジニアとしての開発の歴史を紹介。キャッチボールをするドローンや、あやとりのようにドローンがロープを組み上げる様子、またプログラム制御により何百個ものブロックを積み上げてタワーを建てるインスタレーションなど、過去10年以上に渡る様々なアイディアや技術の映像とともに解説した。

印象的だったのは、技術者として「99%と99.9%の違いはとても大きい」と語っていたこと。ドローンをビジネスとする上で、安全性はもっとも重要な要素。1%以下の精度を追求する姿勢に、エンジニアとしての誇りと魂を感じた。

ドローンを使ったエンターテインメント事業を展開するVerity Studiosが設立されたのは2014年。約20カ国から優秀なエンジニアとデザイナーが集結した多国籍なクリエイター集団だ。

- Advertisement -

ショーに使うLEDを搭載したマイクロドローンは、センサーやアクチュエータなどのハードウェアからプログラミングまで、すべて独自開発をしている。特に、非GPS環境である屋内で正確に編隊飛行するためのシステムは素晴らしく、圧倒的な技術力を見せつけている。

彼らの代表作シルク・ドゥ・ソレイユは一見の価値がある。ランプシェードを取り付けた色とりどりのドローンがふわふわと演者のまわりを踊る姿を見ていると、まるで生きているかのような錯覚を覚えるのだ。Verityが開発する制御アルゴリズムを彼は「魔法」と表現していたが、まるで命を吹き込まれたかのように飛びまわるドローンの姿に思わず感動してしまう。

シルク・ドゥ・ソレイユ

近年では、ドレイクやメタリカなどの世界的アーティストのライブや、ブロードウェイなどでもパフォーマンスを行い、2,000回以上のショーと100,000回以上の飛行実績を重ねているそうだ。本キーノートでも、実際にドローンを飛行させるデモを披露してくれた。LEDを搭載した無数のマイクロドローンがD’Andrea氏のまわりを螺旋を描きながら飛びまわるパフォーマンスに、観客はみな目を奪われた。

講演の最後に改めて強調していたのは、安全性と信頼性。2015年のスキーW杯で起きたドローン落下事故を例に挙げ、安全性を追求することがいかに重要かを改めて説いた。Verity Studiosでは観客の頭上をドローンが飛行するパフォーマンスも度々行っている。4つのうちの2つのモーターが故障しても安全に着陸できる冗長性を備えたドローンを開発し、現場でのテストを徹底的に重ね、ショーに臨んでいるという。

講演終了後、幸運にもD’Andrea氏、Verityチームのメンバーと話しをすることができた。技術的な質問にも親切に答えてくれて、彼らがいかに自分たちのテクノロジーとパフォーマンスに自信を持っているかを感じ取ることができた。世界中で開催されるショーのために飛びまわる彼らは「まるでサーカスだよ」と冗談を言っていたが、その楽しそうな笑顔がとても印象的だった。Verity Studioが繰り広げる魔法のドローンの世界に、これからも期待したい。

“What are next frontiers for creative entertainment?In partnership with Sony Innovation Fund.”

キーノート

▶︎VerityStudios

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: Cirque du Soleil, SONY, Verity Studios, シルクドゥソレイユ
Editor 2019年3月29日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article ドローン空撮史に“世界遺産空撮”を刻もう!ライオンズフィルム主催「世界文化遺産『明治日本の産業革命遺産』と空の旅」が生まれるまで
Next Article [Reviews]Vol.29 Matrice 210 Ver.2がやってきた!〜開封レポート
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

230419_Airpeak-S1_top
ニュース

鳥取県 、「SONY Airpeak S1」の一般競争入札を公告

2025年1月9日
ニュース

ソニー、「aiboの七五三」のダイジェスト映像を公開

2024年12月28日
241227_IMU-Addon_top
ニュース

ソニー独自のマルチIMU合成技術を搭載したSPRESENS向け「マルチIMU Add-onボード」発売

2024年12月27日
sunohara_top
コラム春原久徳

日本のドローン関連ビジネスの現実[春原久徳のドローントレンドウォッチング]Vol.84

2024年11月19日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?