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コラム田路昌也

[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.07 Osmo Pocketでの撮影幅が広がる各種フィルタ4選

2019年4月10日
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Osmo Pocketを楽しくする各種フィルタ2019現在

前回は Osmo Pocketを使ったタイムラプスやモーションラプスを撮影方法を紹介しました。今回は Osmo Pocketの撮影の幅を広げてくれる各種フィルタをご紹介します。

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Contents
Osmo Pocketを楽しくする各種フィルタ2019現在1.広角レンズ2.マクロレンズ3.NDフィルタPLフィルタ

フィルタ4種

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フィルタ4種説明

  1. Ulanzi社製 広角レンズ
  2. Ulanzi社製 マクロレンズ
  3. PGYTech社製 NDフィルタ(ND4/ND8/ND16/ND32)
  4. PolarPro社製 ND/PLフィルタ(ND4/ND8/ND16 +PL)

Osmo Pocketは各種フィルタを簡単に装着できるよう、カメラのレンズ周囲にマグネットを装備しています。一般的なカメラ用フィルタはねじ込み式が多く装着に手間がかかるのに対してOsmo Pocketはマグネット式のためフィルタ交換が素早く行えます。各フィルタ側のマグネット配置は下の写真のようにメーカー毎に異なります。

マグネット部

1.広角レンズ

このマグネット仕様のおかげでサードパーティから多くのフィルタが発売されているわけですが、そんな中でもOsmo Pocketユーザーが待ち望んでいたのは広角レンズではないでしょうか。

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Osmo Pocketユーザーの不満の多くはこの画角の狭さだと思いますが、広角レンズを使えばそれがかなり解消できます。オリジナルのOsmo Pocketの画角が26mm程度、これに広角レンズを装着することで35mm換算16mmとかなりワイドに撮影可能となります。

iPhone XS Max、Osmo Pocket、Osmo Pocket+広角レンズで同じ位置から撮影した写真をご覧ください(6枚すべて無加工)。

比較のためにiPhoneもOsmo Pocketも4:3としています。これをみるとiPhoneとOsmo Pocketの画角はほぼ同等だとわかります。

Osmo Pocketに広角レンズを装着するとかなり画角が広くなりますが、周辺にいくほど歪むこと、また四隅がケラレて暗くなることがわかります。ただし動画撮影で画角を16:9にした場合にはこのケラレはほぼ見えません。

 

ong45_z280_HDR0dB-.jpg
iPhone XS Max
※クリックすると拡大します
 

ong45_z280_HDR0dB-.jpg
Osmo Pocket
※クリックすると拡大します
 

ong45_z280_HDR12dB-.jpgg
Osmo Pocket+広角レンズ
※クリックすると拡大します


 

ong45_z280_SDR0dB-.jpg
iPhone XS Max
※クリックすると拡大します
 

ong45_z280_SDR12dB-.jpg
Osmo Pocket
※クリックすると拡大します
 

ong45_z280_SDR18dB-.jpg
Osmo Pocket+広角レンズ
※クリックすると拡大します


気をつける点として、広角レンズは約5.5mmの厚みがあるので、装着した状態でOsmo Pocketの電源をオンにできません。装着方法を動画にしました。

広角レンズ装着方法

2.マクロレンズ

Osmo Pocketの最短撮影距離は約10cm程度、もっと近くに寄りたいとか被写体を大きく写したいといった要望に応えます。

左がマクロレンズを装着していないOsmo Pocketで最大限寄っています(被写体から約10cm)。右側はマクロレンズを装着して撮影しました。下に見える方眼は1cmです。

左:スタバブロックMacroなし、右:スタバブロックMacro

花や虫の撮影などが楽しくなると思います。DJIから発売されているワイアレスモジュールを使えば被写体から離れた撮影ができますので活用が広がると思います。

上記2種類のレンズ効果は比較的わかりやすいですが、次に紹介するNDとPLの2種類のフィルタ効果は、ちょっとわかりにくいかもしれません。ただ効果を理解した上で、適切に使えば映像の品質は、ぐっとアップ可能です。

3.NDフィルタ

NDフィルタはサングラスのようにOsmo Pocketに入ってくる光の量を減らすことで、白飛びをなくしたり、シャッタースピードを長くすることができます。例えば夏の強い日差しの砂浜でNDフィルタを使うことで白飛びを防げます。

下左の写真はNDフィルタなしで適正露出に設定するとシャッタースピード1/1600となり、かなり高速走行しているクルマでも被写体ブレは起こりません。これに対して下右は同じ環境でND32を装着しているためシャッタースピードが1/15と低速になりバスが被写体ブレしているのがわかります。また背景の白いビルなどもNDフィルタを装着することで白飛びが抑えられています。

このようにシャッタースピードを遅くすることで走っているクルマの速度を表現したり、水の流れをスムーズにするなど、被写体の動きをなめらかに表現することが可能です。

左:NDなし被写体ブレなし、右:ND32被写体ブレ

PLフィルタ

PLフィルタは余分な光を取り除く働きをします。まず下の2枚の写真を御覧ください(下にあるリンク先動画からの切り出しです)。

左:水面反射あり、右:水面反射なし

同じ時間、同じ場所からの撮影です。左の写真は水面が反射して下の様子が見えませんが、PLフィルタを使うことで水面の反射が取り除かれ水中の様子が見えています。

静止画写真と違って、動画の場合は被写体もOsmo Pocketも双方が動くため、本当にPLフィルタが有効なのか?という疑問が湧いてきますが、参考までにPLフィルタを使用して撮影した動画映像をいくつかまとめました。

PLフィルタ動画サンプル

この動画では上で紹介したPolarProのND4/PLフィルタを装着し、フィルタを回転させることで反射の変化を動画にしています。

今回は4種類のレンズやフィルタを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。Osmo Pocketの発売後、数ヶ月過ぎたことで市場に多くの周辺機器が並んでいます。不満点を解消したり、より良い動画撮影の手助けになる商品も数多く発売されています。今回ご紹介した商品が皆様のOsmo Pocket活用や購入判断のお役に立てればと思います。

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TAGGED: Osmo Pocket, 田路昌也の中国・香港ドローン便り
shizuka 2019年4月10日
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