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Starlink、世界中でスマホがつかえる衛星通信サービス「Starlink Direct to Cell」を2025年から開始

Starlinkは、LTE携帯電話を世界中で利用可能にする「Starlink Direct to Cell」を2025年から開始する

2024年12月9日
241209_Starlink_top
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2024年1月8日、Starlinkチームは、T-Mobileのネットワークスペクトルを用いて、6日前に打ち上げたDirect to Cell衛星を使い、地上の改造されていない携帯電話と初のテキストメッセージ送受信に成功した。この成果により、システムが実際に機能することが実証され、サービスの本格展開に向けた重要な一歩が踏み出された。

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Contents
ユビキタスなカバレッジ常につながる安心感宇宙の携帯電話基地局デッドゾーンを排除スペースXによる設計モバイルとIoT接続の強化

ユビキタスなカバレッジ

Direct to Cell対応のStarlink衛星により、陸上、湖上、沿岸部のどこにいてもテキスト送信、通話、インターネット閲覧が可能になる。Direct to Cellは、一般的なLTE規格を用いてIoTデバイスの接続も実現する。

  • テキストメッセージ:2024年開始予定
  • 音声+データ:2025年開始予定
  • IoT:2025年開始予定

StarlinkのDirect to Cellは、標準的なLTE/4Gプロトコルを採用しており、既存の携帯電話やデバイスをそのまま利用可能にする。衛星は地球表面から数百キロメートル上空を秒速7.7キロメートルで周回しながら、LTEのタイミングやドップラー効果、遅延といった厳しい物理的制約を克服している。

常につながる安心感

Direct to Cellは、空が見える場所なら既存のLTE携帯電話で動作する。ハードウェアやファームウェアの変更、特別なアプリも不要で、シームレスにテキスト、音声、データ接続が利用可能だ。

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241209_Starlink_01

宇宙の携帯電話基地局

Direct to Cell対応のStarlink衛星は、高度なeNodeBモデムを搭載しており、宇宙における携帯基地局として機能する。これにより、標準的なローミングパートナーと同様にネットワーク統合が可能となる。

241209_Starlink_02

デッドゾーンを排除

Direct to Cellは、遠隔地での接続を可能にし、必要なときに安心感を提供する。Direct to Cell衛星は、既存のStarlink衛星コンステレーションにレーザーによるバックホール接続で統合されており、地上の専用インフラが不要であるため、規制が承認され次第、どの地域でもサービスを提供可能だ。

スペースXによる設計

SpaceXは、世界で最も先進的なロケットや宇宙船の製造・打ち上げの経験を活かし、Direct to Cell対応のStarlink衛星を大規模に展開していくという。

Direct to Cell対応衛星は、まずFalcon 9ロケット、その後Starshipで打ち上げられる予定だ。衛星は軌道上でレーザーによるバックホール接続を通じてStarlinkコンステレーションに接続し、グローバルな接続性を提供する。

SpaceXは、打ち上げと衛星製造の垂直統合により、Direct to Cellネットワークの拡大を数か月という短期間で実現可能としている。さらに、Starshipによる打ち上げでサービス品質の向上を図る計画だ。

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241209_Starlink_03

モバイルとIoT接続の強化

Direct to Cellはモバイルカバレッジを拡大するだけでなく、地上ネットワークの範囲外にある地域でも、ユビキタスなIoT接続を実現し、重要な産業分野で数百万のデバイスを接続する。

  • 特殊なハードウェアや追加の機器は不要
  • 市販のCAT-1、CAT-1 Bis、CAT-4モデムと互換性あり
  • 2025年から認可された国々でグローバルパートナーを通じたプラン提供予定

※3GPPリリース10以降に準拠したモデムが必要。使用するサービス国で既存バンドをサポートしている必要がある

KDDI、Starlink衛星とスマートフォンの直接通信実証に成功

T-Mobileとの提携を皮切りに、Starlinkは世界各地の主要通信事業者と協力し、1.6~2.7GHzのスペクトルを活用して接続性を提供。これにより、利用者は既存のネットワークを通じて直接サービスを利用できるようになっている。

イーロン・マスク氏の公式Xによると、帯域幅が約10Mbであり、将来ではさらに優れた性能が実現されるという。

The first Starlink satellite direct to cell phone constellation is now complete.

This will enable unmodified cellphones to have Internet connectivity in remote areas.

Bandwidth per beam is only ~10Mb, but future constellations will be much more capable. https://t.co/wJHMGEzzE4

— Elon Musk (@elonmusk) December 5, 2024

VTOL型ドローンをはじめとする目視外飛行を前提とするドローン事業者にとっては、注目のサービスだ。映像を送信できるだけの帯域がある衛星通信サービスは、StarlinkとEutelsat OneWebだけだが、「Starlink Direct to Cell」は既存のLTEデバイスをそのまま利用できるのが大きなメリットである。

「Starlink Direct to Cell」の日本における事業パートナーはKDDIである。現在、Starlinkサービスでは移動中の使用が禁止されているが、スマートフォンでの利用を謳う「Starlink Direct to Cell」においては、この制限が解除される可能性があるのではないだろうか。詳細を待ちたい。

▶︎Starlink

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TAGGED: KDDI, starlink, ドローン
watanabe 2024年12月9日
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