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ニュース

DJIの高精度測位&リレーシステム「D-RTK 3多機能ステーション」、センチメートル級の精度と柔軟な運用をサポート

D-RTK 3多機能ステーションがあれば、設定を追加することなく複数のドローンをベースステーションに接続し、センチメートルレベルの配置を実現できる。価格は、税込232,100円

2025年1月16日
250115_D-RTK3_top
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DJIの新型高精度測位&リレーシステム「D-RTK 3多機能ステーション」には、高性能アンテナとレシーバーモジュールが組み込まれており、主要なグローバル衛星ナビゲーションシステムのデータを利用できる。

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Contents
パーツマルチモードで様々なシーンに対応ベースステーションリレーステーションモードローバーステーションモード高精度測位を手間なく実現優れたパフォーマンスで正確な測位が可能高精度単独測位(PPP)ネットワーク高精度キャリブレーションDJI統合マッピングソリューションDJI EnterpriseアプリDJI Terraとの互換で効率的なデータ処理を実現ワンクリックでインポートローカルPPKに対応対応モデルベースステーションリレーステーションモードローバーステーションモード仕様GNSS受信機映像伝送電気的特性物理的特性

また、複数のデータ伝送リンクに対応している。これらの優れた機能により、ベースステーションとして複数のドローンを同時にセンチメートルレベルで配置したり、リレーステーションモードでドローンの飛行範囲を拡張したりできる。

さらに、新しいローバーステーションモードとDJI Enterpriseアプリ、またDJI Terraを組み合わせることで、高精度航空測量アプリケーションの包括的なソリューションを実現し、安全で正確な操作が可能になるという。

パーツ

250115_D-RTK3_01
D-RTK 3多機能ステーション
250115_D-RTK3_02
セルフロッキングサーベイポール
250115_D-RTK3_03
デュアルロック三脚

マルチモードで様々なシーンに対応

ベースステーション

D-RTK 3は、4つの外部指向性アンテナを備えた新しいO4 Enterprise伝送に対応している。ベースステーション配信モードで15kmの映像伝送を実現すると共に、全方向で安定した信号を確保する。D-RTK 3多機能ステーションを1台セットアップするだけで、設定を追加することなく複数のドローンをベースステーションに接続し、センチメートルレベルの配置を実現できる。

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リレーステーションモード

D-RTK 3をリレーステーションモードに切り替え、市街や谷などの信号障害の多い場所に設置すると、映像伝送距離が延び、Matrice 4シリーズの動作範囲が最大25キロメートルに拡張される。

D-RTK 3は、Matrice 4シリーズによる伝送障害検知に対応し、リレーステーション、送信機、ドローン間の障害物と信号品質をリアルタイムで計算できる。パイロットは、送信機のプロンプトに基づいてドローンの位置を調整することで、最適な通信品質を確保できる。

ローバーステーションモード

D-RTK 3は、ベースステーションとしての機能に加え、基準点座標を収集してドローン航空測量の精度を高め、測量精度を向上させるローバーステーションとしても使用できる。

高精度測位を手間なく実現

優れたパフォーマンスで正確な測位が可能

D-RTK 3は、フィルタリング設計の空気誘電体アンテナを使用し、低高度衛星を効果的に追跡する。アンテナの位相中心精度はミリメートルレベルで維持されており、マルチパス干渉に対する強い抵抗を確保し、複雑な環境中でも高精度な測位を可能にする。

250115_D-RTK3_04

内蔵レシーバーモジュールにより、D-RTK 3は、19の周波数ポイントで5つの主要衛星システムから衛星データを受信できる。D-RTK 3は、ネットワーク型RTKと比べ、電離層の影響下でより正確で安定した測位結果を実現する。

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250115_D-RTK3_05

高精度単独測位(PPP)

D-RTK 3は、DJI独自のPPPソリューションを活用し、衛星ベースの自動収束を実現する。困難なネットワーク状況でも、デシメートルレベルの測位を自由に行うことができる。
※現在、BeiDou PPP-B2bのみに対応

ネットワーク高精度キャリブレーション

D-RTK 3はRTCMデータを受信し、ネットワーク経由で座標と正確な位置を自動で取得する。屋外で使用すると、セットアップポイントの位置を事前に測定することなく、センチメートルレベルの精度で測位できる。

DJI統合マッピングソリューション

DJI Enterpriseアプリ

  • 標定点計測(GCP)および傾斜計測対応
    Android端末に新たなDJI Enterpriseアプリをインストールすると、サードパーティ製ツールを使用することなく地上基準点の座標を測定できる。RTK対応のDJIドローンと合わせて使用することで、DJIソリューションで高精度測量ワークフローのすべてを効率的に完遂できる。
    D-RTK 3は、高精度の慣性測定ユニットを内蔵し、三脚なしでポールを斜めに保持したり、ベースステーションを垂直に保ったりしながら基準点を測定でき、複雑な測定環境での操作効率を大幅に向上させる。
  • 座標変換に対応
    新しいDJI Enterpriseアプリには、主要な座標系のデータベースが含まれており、平面直角座標等への直接出力が可能。

DJI Terraとの互換で効率的なデータ処理を実現

ワンクリックでインポート

ローバー測定の結果は、DJI Enterpriseアプリで基準点ファイルとしてエクスポートでき、フォーマットを追加で調整することなくDJI Terraにインポートできる。強力なアルゴリズムにより、高精度の結果を簡単に生成できる。

ローカルPPKに対応

D-RTK 3では、衛星観測結果を未加工で記録できる。Matrice 4Eのデータと合わせてDJI Terraバージョン4.4以降にインポートすると、ローカルPPKの計算をワンクリックで実行できる。

対応モデル

ベースステーション

  • Enterprise:DJI Matrice 4シリーズ、DJI Matrice 3D /3TD* Matrice 300/350 RTK、Matrice 30シリーズ、DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズ
  • 農業:T60、T50、T25、T40、T20P、DJI FlyCart 30
  • PRO製品:DJI Inspire 3

リレーステーションモード

  • Matrice 4E/Matrice 4Tに対応

ローバーステーションモード

  • Android 10以降と互換性のあるBluetooth 5.1に対応

仕様

GNSS受信機

GNSS周波数 GPS:L1C/A、L2C、L5
BDS:B1I、B2I、B3I、B1C、B2a、B2b
GALILEO:E1、E5a、E5b、E6
GLONASS:L1、L2
QZSS:L1C/A、L2C、L5
Lバンド
システム精度 ベースステーションモードとリレーステーションモード
ベースステーション精度:
シングルポイント精度(キャリブレーション未対応):
水平:1.5 m (RMS)
垂直:3.0 m (RMS)
衛星ベースの差分精度:
集計時間:20分
水平:30 cm (RMS)
垂直:40 cm (RMS)
ネットワークRTKキャリブレーション:
水平:1.0 cm (RMS) + 1 ppm
垂直:3.0 cm (RMS) + 1 ppm
ローバーステーションモード:
RTK精度(Fix解測量):
水平:0.8 cm (RMS) + 1 ppm
垂直:1.5 cm (RMS) + 1 ppm
RTK精度(チルト測量):
角度範囲:0°~60°
水平:8 mm + 0.7 mm/チルト(30°以内で精度<2 cm)
衛星ベースの正確なポイント測位 対応周波数:BDS B2b、GALILEO E6、Lバンド
集計時間:20分
水平:30 cm (RMS)
垂直:40 cm (RMS)
差分データ伝送フォーマット ベースステーションまたはリレーステーションとして使用する場合、RTCM 3.2の生観測データをDATフォーマットで記録します。
ローバーステーションモードまたはベース/リレーステーションのキャリブレーションモード:
1. RTCM v3.0、v3.1、v3.2、v3.3、MSM4、MSM5、MSM6、MSM7プロトコル対応。
2. 4つ以上のGNSSシステムに対応した受信機を使用することをお勧めします。
初期化信頼性 >99.9%

映像伝送

映像伝送システム O4 Enterprise
動作周波数 リレーステーションモード: O4:2.4 GHz/5.2 GHz/5.8 GHz
配信モード: O4:2.4 GHz/5.8 GHz
ローバーステーションモード: BLE:2.4 GHz
使用できる動作周波数は国や地域によって異なります。詳しくは、現地の法規制を確認してください。
伝送電力(EIRP) 2.4000 GHz~2.4835 GHz:
・<33 dBm (FCC)
・<20 dBm(SRRC/CE/MIC(日本))
5.150 GHz~5.250 GHz:
・<23 dBm (CE/FCC)
5.725 GHz~5.850 GHz:
・<33 dBm (FCC)
・<30 dBm (SRRC)
・<14 dBm (CE)
Bluetooth プロトコル: Bluetooth 5.1
周波数: 2.400~2.4835 GHz
伝送電力(EIRP): <10 dBm
最大伝送距離(障害物、電波干渉のない場合) ベースステーションモード
・D-RTK 3と機体の間:
FCC:15 km
SRRC:12 km
CE/JP:8 km
ローバーステーションモード
・D-RTK 3とモバイル機器の間:30 m
障害物や干渉がない屋外で測定。飛行中は、常にアプリのRTHに関するリマインダーに注意を払ってください。
リレーステーションモードでの最大伝送距離(障害物なし、電波干渉なしの場合) FCC
・機体とリレーステーションの間:25 km
・リレーステーションと送信機の間:1 km
SRRC
・機体とリレーステーションの間:12 km
・リレーステーションと送信機の間:1 km
CE
・機体とリレーステーションの間:10 km
・リレーステーションと送信機の間:300 m
リレーステーションは障害物のない高い場所に設置する必要があります。
リレーステーションモードでの最大伝送距離(障害物なし、電波干渉ありの場合) 強い干渉:市街地:約1.5〜5 km
中程度の干渉:郊外:約5〜15 km
微小な干渉:遠隔地/海辺:約15~25 km
リレーステーションモードでの最大伝送距離(障害物や電波干渉がある場合) ・弱い干渉と建物などの障害物がある場合:約0〜0.5 km
・弱い干渉と木々などの障害物がある場合:約0.5〜3 km
アンテナ OcuSync 4指向性アンテナ×4、2T4R
アンテナは、標準逆極性SMAコネクターを使用します。

電気的特性

電力 リレーステーション: 14.5 W(加熱機能なしでの最大消費電力、加熱機能ありの場合は最大36.5W)
ベースステーション: 7 W
ローバーステーション: 6.2 W
対応電源アダプター USB PD 3.0プロトコル、出力電圧9~15 Vアダプター(DJI 65Wポータブル充電器など)
電源出力ポート USB Type-C
駆動時間(通常温度下) リレーステーション: 4時間
ベースステーション: 7時間
ローバーステーション: 10時間

バッテリー 種類: LiPo
容量: 6500 mAh
電力量: 46.8 Wh

物理的特性

動作環境温度 -20℃~55℃

1. 通常の温度環境では、機器のシェルの温度が48°Cを超えた場合に充電電力が制限されます。冷却後、フルパワーで充電が再開されます。
2. 低温で保管/使用した後は、充電する前に機器を通常の温度環境に戻し、内部のバッテリー温度が0°Cを超えるまで温める必要があります。
3. 高温で保管/使用した後は、充電する前に、機器を通常の温度環境に戻し、内部のバッテリー温度が45°C未満になるまで冷却する必要があります。

高度 6000 m
保護等級 IP67*

*本体のすべてのゴム製プラグインターフェースが正しく取り付けられていることを確認してください。

耐落下性 ポール付き2 m落下
サイズ 163×89 mm(OcuSync指向性アンテナを除く)
重量 約1.26 kg

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TAGGED: D-RTK 3, DJI, ドローン, ドローン測量
watanabe 2025年1月16日
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