DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: [田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.12 Insta360 ONER Aerial Edition使いこなせばきっと衝撃的な絵が撮れる!
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
コラム田路昌也

[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.12 Insta360 ONER Aerial Edition使いこなせばきっと衝撃的な絵が撮れる!

2020年4月21日
SHARE

Insta360 ONE R Aerial Editionがようやく到着!

新型コロナウイルスの混乱で発売が遅れていたInsta360 ONE R Aerial Editionがようやく手元に届きました。今回のコラムでは、開封、組み立て、フライトの第一印象と問題点を述べます。

- Advertisement -
Contents
Insta360 ONE R Aerial Editionがようやく到着!Insta360 R ドローン版の開封と試し撮り!■問題1■問題2■問題3今後の課題

Aerial Edition構成パーツ

その前に、この製品をご存知ない方のためにInsta360 ONE R Aerial Editionとは何なのかをまず説明します。

- Advertisement -

本製品を開発・販売しているInsta360社は2014年に中国・深センでスタートしたベンチャーで、360度カメラに特化した製品をいくつも発売しています。Insta360 One XやInsta360 Goといった製品名を耳にしたことがある方もいると思います。それほど360度カメラの世界では有名な企業のひとつです。

Aerial EditioをMavic 2 Proに装着した外観

普段からこのdrone.jpサイトをご覧になってる方なら、360度カメラをドローンに搭載して撮影された映像を見たことがあるかもしれません。空からの映像が360度、全周で見渡せるのは非常に面白い試みです。そういった映像を撮影するためにはこれまでDIYでドローンに360度カメラを取り付ける必要がありました。ただこのDIY式では全周映像のどこかにこのドローンが映りこんでしまうという問題があります。

しかし今回のこのInsta360 ONE R Aerial Editionが画期的なのは、360度カメラを2分割しドローンの上下に取り付けることで、ドローンが映りこむ問題を解決しています。これはドローン撮影を楽しむ人にも、360度カメラを楽しむ人にとっても画期的です。下記2枚の写真で全体の構成をイメージしていただけると思います。

- Advertisement -

Insta360 R ドローン版の開封と試し撮り!

上記動画では、各部品の説明と、組み立てる様子をご覧いただけます。

動画の目次

  • 1:50~ 開封
  • 6:35~ アプリとの接続
  • 8:06~ Mavic 2 Pro へのマウント

さて初フライトで撮影した次の動画ですが、問題が3つありました。



■問題1

これはInsta360でのオンライン購入時にすでに分かっていたことですが、このAerial Editionを装着するとMavic 2 ProのGPS機能が使えなくなります。つまりATTIモードというGPSを使わないで飛ばす必要があります。

GPSなしで操作するのは難易度が高く、リターンツーホーム機能も使えなくなりますのでドローン操作に慣れた人でなければお勧めできません。

GPS問題注意



■問題2

レンズカバーを装着したことで、上記の初フライト映像にある「上下カメラ映像のステッチングが乱れる」という問題と「フレアやゴーストが発生する」という問題が発生します。

レンズカバー



■問題3

下側カメラ位置がランディングギア面より下に配置される問題のため、フライト時にはハンドキャッチ、ハンドリリースが必要であり難易度が上がるという問題があります。

レンズ出っ張り

上述の3つの問題に対して、問題1のGPS問題は、細心の注意で飛ばす、また目視範囲でのみ飛ばすなどで回避すべきだと思います。購入を希望される方は、ご自身のドローン操縦レベルを今一度確認してください。

問題2ですが、レンズカバーによるステッチングの乱れは、Insta360が提供するアプリに補正オプションが用意されていますが、正直これで完全に解決できるレベルではないというのが実感です。つまりステッチングに加えてフレアなどを抑えるためには「レンズカバーは装着すべきでない」というのがわたしの結論です。

こうなるとレンズ剥き出しになるわけですから、問題3のカメラの出っ張り問題はよりシリアスになります。そこでこのような拡張ランディングギアを用意しました。

拡張ランディングギア

拡張ランディングギア装着時

レンズギャップ

これを装着することでランディングギア長さはレンズ出っ張りをカバーできるレベルとなりました。

そして上述の対策を施したうえで二回目に飛ばしたのが次の映像です。

拡張ランディングギアのおかげでハンドリリース、ハンドキャッチすることなく操縦できたのは大きなメリットなのですが、そもそも映像にランディングギア先端が映りこむのは予想外でした。しかし考えてみれば当然ですよね。編集時に気が付いて思わず笑ってしまいました。

今後の課題

最後に今後の課題をまとめておきます。下のInsta360 ONE Rのプロモーション動画を見ると、ビル群の中をまるでレーシングドローンのように縦横無尽に高速で飛んでいます。

Insta360 ONE R Aerial Editionプロモーションビデオ

しかし数回飛ばした経験から、わたし的には、このAerial Editionは高速で飛ばさずに低速、少なくとも「定速」で飛ばしたほうがいいのではないか?そう考えています。

その理由として、ドローンは急加速や急減速の際に機体が大きく傾きます。ドローンのカメラジンバルはその機体の傾きを十分に吸収できますが、Insta360 ONE RカメラはMavic 2 Proの機体に固定されているため、機体が傾いた角度と同じだけ傾きます。

ここまで高速かつ大きなブレはInsta360 ONE Rに備わったFlow Stateがいかに優秀なブレ制御でも、追従しきれないようで、撮影後に録画データを確認すると微振動やブレがあり後処理でも修正しきれないと感じます。

したがって現実的には、Mavic2 Proが大きく傾かないよう、可能な限り一定速度かつ安定した姿勢で飛ばし、後処理で再生速度を上げてスピード感を出す、また360度カメラの特性を生かして視点を自由自在に変えるといった方法により、速度感は十二分に表現できると思います。

今回のわたしの稚拙なフライト映像はこのInsta360 ONE R Aerial Editionの本来持っているパフォーマンスを全く生かせていません。しかし、あと何度か飛ばし、さらに360度編集にも慣れることで、胸を張ってお見せできる映像が出来る!Insta360 ONE Rはそう予感させる面白いデバイスだと思います。

このInsta360 ONE Rに興味のある方はぜひ私のYouTubeチャンネルを登録して続編にご期待頂ければと思います。

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: Insta360 ONER Aerial Edition, 田路昌也の中国・香港ドローン便り
dronenews_adm 2020年4月21日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article Digital Aerolus、新型コロナウイルス用除菌ドローンリリース。紫外線照射で99%除去!
Next Article パロット社が米陸軍用短距離偵察ドローン試作。米国軍事市場参入へ
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

幻に終わった張家界ドローン旅。だ からこそ見えた“撮る視点”の磨き方
コラム田路昌也

幻に終わった張家界ドローン旅。だ からこそ見えた“撮る視点”の磨き方[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.52

2025年5月21日
2025年のドローン飛行計画: Mini 4 Proと巡るSFC修行旅 [田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.51
コラム田路昌也

2025年のドローン飛行計画: Mini 4 Proと巡るSFC修行旅 [田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.51

2025年4月22日
tohzi_50_top
コラム田路昌也

2025年のドローン飛行計画:SFC修行を活かした全国空撮の旅[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.50

2025年3月25日
tohzi_49_top
コラム田路昌也

ホーチミンでのドローン撮影断念―厳しくなる規制とその現実[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.49

2025年2月25日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?