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ニュース

ドローンレーシングは、まさにイノベーション。その進化がドローン業界を牽引する

2016年7月28日
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この数年で、ドローンは「研究中の機材」から「誰にでも手に入れられるおもちゃ」にまで手の届くものになった。技術の進歩のおかげで、ドローンを安定させて飛ばすための技術は、年々簡単になっている。バッテリーの技術も大幅に改善された。もともと軍事利用として開発されてきたものが、今や国によっては大型スーパーでも購入できる手軽なおもちゃとなっている。

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ドローンに搭載される小型カメラや発信機は、リアルタイムで操縦者に映像を送信することが可能である。ドローンにバーチャルコックピットを乗せることのできるFPVシステムも、数百ドルで購入できる。FPVドローンを操縦すれば、実際にドローンにのって飛んでいる気分が味わえるので、スピーダー・バイクに乗りエンドアの森を走り抜けるルーク・スカイウォーカーやレイア姫になりきることも容易である。

つい先日国内開催された『JAPAN DRONE NATIONALS』

そんな装置が開発されれば、ドローン愛好家が自分の愛機でレースを始めるのは必然的なことだったかもしれない。今ではアメリカだけでなく、世界各国でドローンのレーシングリーグが開催され始めている。もしカーレースの様にドローンレースが長期的に人気を得て、スポンサーがつき勝者やそのチームに賞品などが出るようになれば、その新しいスポーツのために開発される今後の技術も商業用または消費者向けの製品に活かされるということもあるはずだ。

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Drone Racing League

実際、オートレーシング界の技術開発には長い歴史がある。レーシングカーの技術を一般の自動車やバス、トラックなどに応用させるための技術の工夫がなされてきた。Formula 1のレーシングチームはこれまで様々な技術改革を行ってきており、今では一般の自動車にも多く適用されている。例えばディスクブレーキやタイヤのデザインや素材、エンジン制御とモニタリングシステム等もその成果だ。

Starting with the basics

TAFPV_8276

厳密に言えば、空気力学的には現在主に利用されている複数のローターを持つドローンは、レース用として洗練の余地がある。空気抵抗を少なくするようにデザインされた本体に比べ、4つのローターを搭載している部分の抵抗力が大きいため、もしこのドローンが少ないエネルギーでより早く飛べるように改良されれば、バッテリーを小さくすることができ、軽量化が可能なはずだ。このように、普段大型の航空機、飛行機やヘリコプターに用いられる空気力学の知識も小さなドローンに応用できる。現在商業ドローンメーカーは大型の航空機に用いられる技術をドローンに取り入れるべく、研究と実験が行われている。

それらが成功すれば、ドローンの操縦・飛行時間を引き延ばすことができ、ドローンを使って写真や映像を撮影することを生業としている人たちに、より多くのチャンスが与えられるのではないか。更に、ドローンそのものの性能をあげることで人命救助や探索等のミッションの成功率もあげることが可能になってくる。ドローンレーシングが今後大きな利益をあげるスポーツになれば、これらのための技術開発の助けになるだろう。レースに用いられるドローンのみならず、複数のローターを搭載するドローンは全て、ハードウェア、ソフトウェア両方を用いて安定性を保たせている。これはドローンの安定を操縦機でうまくコントロールできない人のために開発されている。本来操縦機では方向転換だけでなく本体の傾きも操縦が行えるようになっている。

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しかし、かならずしも操縦機を使ってドローンを操縦する必要はない。スマートフォンでドローンを操縦するためのシステムもすでに完成しており、フロリダ大学では脳波でドローンを操縦する技術が開発されている。

飛行操縦の良し悪し以外に周りの状況をきちんと把握しておくことが、ドローンを扱う上で非常に重要となる。カメラが向いている方向以外からの障害物を把握するのはパイロットにとってとても難しいため、見えないところでドローンが衝突を起こすというケースは珍しくない。この問題を解決することは、ドローンだけでなく他のテレプレゼンス技術を用いる水中機等にも役に立つ。本体に複数のカメラを搭載し、複数の視点を観ることを可能にしたり、ハプティックシステムを用いてパイロットに振動で障害物の有無を知らせたり、様々な方法を可能にする技術が今はある。これらをレースに導入すればパイロットの操縦技術の向上にも貢献し、様々な状況内でのレースも可能になる。

TAFPV_8989

もちろんこれらはまだ想像・妄想の範囲に過ぎない。ドローンレーシングという競技そのものが、競技としてもエンターテイメントとしても未完成なもので、今後人気が出て進化していくのかはもわからない。しかし、もしそうなれば競技自体にも、私たちの手の届くおもちゃドローンも大きく進歩するはずだ。レースドローンの進化が引いてはドローン全体の進化に貢献する事は間違いないのだ。編集部でも引き続き追いかけて行きたい。

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shizuka 2016年7月28日
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