txt:Sho AKIBA(メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン)
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国際自律走行・無人システム展「XPONENTIAL」がテキサス州・ヒューストンで大盛況のうちに閉幕
毎年、米国で開催されるXPONENTIAL(国際自律走行・無人システム展)が2025年5月19日―22日、ヒューストン(テキサス州)にて開催された。
500以上の出展者と、世界中から業界のエキスパートが一堂に会し、国際色豊かな展示会となった。また、数多くのキーノートセッションやパネルディスカッション、ワークショップなど、カンファレンスも連日開かれ、Messe Düsseldorf North America(以下、MDNA)とAssociation for Unmanned Vehicle Systems International(国際無人輸送システム協会、以下:AUVSI)の共催による本展は、陸・海・空、そして宇宙にもおよぶ分野における無人走行関連の最先端技術の紹介、ネットワーキングの機会を提供した。すでにレポートはお伝えしているが、主催者側からの視点でXPONENTIALを見ていこう
「XPONENTIAL 2025」現地フォトレポート熱気あふれるドローン最前線inヒューストン
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AUVSI社長兼CEOのマイケル・ロビンス氏は次のように述べている。
ロビンス氏:力強い基調講演や世界規模のワークショップ、そして展示会場での活気など、今年のイベントは急速に進化する業界の勢いを感じました。防衛・インフラ・政策・イノベーションといった分野にわたって行われた議論は、既に今後の展望を形作っています。
また、AUVSIと共催しているMDNAの社長トム・ミッチェル氏は、次のように総括する。
ミッチェル氏:XPONENTIALは、防衛や民生向けを含む、自律走行に焦点を当てている国際的なパートナーとつながるための、唯一で最も重要なイベントである、ということをあらゆる出展者から耳にしています。また、展示会場とカンファレンスのエネルギーは他に類を見ない、まさに真の進歩が生まれる場所です。
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今回、展示会場では、ドイツ、アメリカ(各州ごと)、スペインといった欧米の他に、アジアから台湾・中国・韓国のパビリオン出展があり、その国際性の高さが見受けられた。




また、日系企業では、株式会社ACSL、株式会社スペースワン、鹿児島精機株式会社、双葉電子工業株式会社、セイコーエプソン株式会社、メトロウェザー株式会社、ソニー株式会社、三菱電機株式会社が本展に出展した。※現地法人含む(敬称略)。



本展では数多くのスポンサーおよびメディアパートナーが関わっており、日本からのメディアパートナーとしてDrone.jp様にご協力いただいた。この場を借りて厚く御礼申し上げる。

次回のXPONENTIALは2026年5月11日~14日、ミシガン州・デトロイトで開催予定。詳細は各ウェブサイトをご覧ください。企業戦略が欧州に向いているのであれば、XPOENTIAL Europe(会期:2026年3月24日―26日、ドイツ・デュッセルドルフ)、米国ならばXPONENTIAL、と両展示会を最大限に活用することをお勧めしたい。
XPONENTIALへの参加を検討している方へ
展示会に興味があるが、参加したくてもなかなか腰が重い…という方は、日本のXPONENTIAL事務局へお気軽にお問い合わせください。
両展に関する問い合わせ先
株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン 秋庭:akiba★messe-dus.co.jp(★の部分を@に置き換えてください)