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コラム田路昌也

空からトルコを楽しむ:ドローン撮影で旅の思い出づくり[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.45

著者が計画しているトルコ旅行でドローン撮影をするには、法規制や機材選び、安全対策など、事前準備は必須。カッパドキアの奇岩群やボスポラス海峡の絶景を計画的に撮影するには?

2024年10月25日
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今回は、10月末に予定しているトルコ旅行に向けた、ドローン撮影の事前調査と計画立案についてお話します。

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Contents
はじめに:トルコ、その魅力と挑戦事前準備:法規制と機材選びトルコのドローン規制を知る最適な機材選び撮影計画:ベストスポットを押さえる撮影計画:限られた時間を最大限に活用安全対策と倫理的配慮ドローン撮影に関連して役立つフレーズ:まとめ法的免責事項

はじめに:トルコ、その魅力と挑戦

トルコと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

神秘的なカッパドキアの奇岩群と無数の気球? 東西の文化が交差するイスタンブール? ボスポラス海峡に沈む夕日?

そう、トルコには魅力的な撮影スポットが数多く存在します。これらの絶景を空から捉えることができれば、きっと特別な思い出になるでしょう。

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しかし、海外でのドローン撮影には様々なハードルがあります。現地の法規制、文化的配慮、時間的制約など、考慮すべき点は多岐にわたります。でも、一つずつ準備していけば、きっと素晴らしい空撮映像が撮れると思います。

事前準備:法規制と機材選び

トルコのドローン規制を知る

まず取り組んだのが、トルコでのドローン規制の調査です。トルコでは重量500g以上のドローンを飛ばす場合、事前登録が必要だということがわかりました。

◎トルコ政府ドローン登録システム

※編集部注)日本からアクセス不可。トルコ国内からアクセス可能。

tohzi_45_01

上記リンク、トップページにある赤枠部分の日本語訳:500g以上のUASを販売、購入、製造、輸入、飛行させる者は、本制度への登録が義務付けられている。

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さらに中を見ていくと、500g以下のドローンは登録不要、ただし120m以下で飛ばす必要があること。あとは多くの国と大差なく人の上では飛ばさないことなどが記載されていました。

ただ、私の環境(香港から)では、本ページにアクセスできませんでした。VPNでトルコに接続したうえでこのページにアクセスし、規制などを調査しました。もしかするとトルコ以外からのアクセスは規制されているのかもしれません。

最適な機材選び

規制を踏まえて、今回は、DJI Mini 4 ProとDJI Neoの2機を持参します。どちらも250g未満なので登録不要、機内持ち込みも問題ありません。状況に応じて使い分けることで、より効果的な撮影が可能になるでしょう。

tohzi_45_02
  • DJI Mini 4 Pro:高画質で安定した撮影が可能。風にも強い。
  • DJI Neo:小型軽量で、素早い離陸が可能。ツアー中の短い休憩時間に最適。

撮影計画:ベストスポットを押さえる

撮影スポットの選定には、以下のステップを踏んでいます:

  1. YouTubeでの事前リサーチ:「カッパドキア ドローン」「ボスポラス海峡 ドローン」などのキーワードで検索し、先人たちの素晴らしい空撮映像から撮影のヒントを得ます。
カッパドキア映像
ボスポラス海峡
  1. DJIのGEO区域確認:DJIの公式サイトで飛行制限区域を確認し、法的に問題のない場所を選びます。Google MapsやGoogle Earthも参考にします。

◎DJIのGEO区域確認サイト

下記地図において、警告区域、強化警告区域、高度制限空域、制限空域などが色別に表示されています。

tohzi_45_03
カッパドキア周辺
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イスタンブール・ボスポラス海峡周辺
  1. 撮影候補地の選定:上記の調査を踏まえ、以下の場所を候補としています:
    • カッパドキア:ウチヒサール城塞からの朝日と奇岩群、ギョレメ国立公園上空の熱気球群
    • ボスポラス海峡:15 July Martyrs Bridge周辺の海峡風景
    • イスタンブール:スルタンアフメト地区の景観、ガラタ塔からの旧市街の眺め

撮影計画:限られた時間を最大限に活用

今回はツアー旅行ということもあり、時間的制約を考慮して以下のような計画を立てています:

  1. 朝食前の早朝時間を利用して、カッパドキアの熱気球と一緒に飛ばす
  2. 昼食時の休憩時間を利用して、周辺の景色を素早く撮影
  3. 夕暮れ時、ホテル周辺で日没シーンを撮影

バッテリー管理も重要です。毎晩の充電に加え、モバイルバッテリーも携帯して移動中のバスでも充電できるよう準備します。またリチウムイオンバッテリは機内持ち込みが必要、預け入れ荷物はNGな場合が多いので注意が必要です。

安全対策と倫理的配慮

ドローン撮影を楽しむ一方で、安全性と倫理性を最優先したいと思っています。

  • 人混みの上では絶対に飛ばさない
  • モスクなど宗教施設の近くでの飛行は控える(イスラム教の聖地を尊重するため)
  • 現地の人々のプライバシーを尊重する
  • 現地の文化や習慣を理解し、敬意を払う

また、話しかけられることもあると思い、トルコ語で基本的な挨拶をメモしておこうと思います。

  1. Merhaba (メルハバ) – こんにちは
  2. Teşekkür ederim (テシェックル エデリム) – ありがとう
  3. Lütfen (リュトフェン) – お願いします
  4. Evet (エヴェト) – はい
  5. Hayır (ハユル) – いいえ
  6. Özür dilerim (オズュル ディレリム) – すみません
  7. Güle güle (ギュレ ギュレ) – さようなら(去る人に)
  8. Hoşçakal (ホシュチャカル) – さようなら(残る人が言う)

ドローン撮影に関連して役立つフレーズ:

  1. Drone çekimi yapabilir miyim? (ドローン チェキミ ヤパビリル ミイム?) – ドローン撮影してもいいですか?
  2. Bu bölgede drone uçurmak yasak mı? (ブ ベルゲデ ドローン ウチュルマク ヤサク ム?) – この地域でドローンを飛ばすのは禁止ですか?
  3. İzin almam gerekiyor mu? (イズィン アルマム ゲレキヨル ム?) – 許可が必要ですか?
  4. Çok güzel manzara! (チョク ギュゼル マンザラ) – とても美しい景色ですね!

まとめ

ドローンを使用することで、旅の楽しみ方が大きく広がります。地上からは見えない景色、空からでしか味わえない感動を自分の手で捉えられる喜びは格別です。

海外でのドローン撮影には様々な困難も伴いますが、それを乗り越えた先にある感動は、きっと何倍にもなって返ってくるはずです。次回のコラムでは、実際のトルコ旅行レポートをお届けします。果たして、計画通りの撮影ができたのか?予期せぬトラブルは起きなかったのか?楽しみにしてください。

法的免責事項

本記事の情報は執筆時点のものです。ドローン規制は変更される可能性があるため、読者の皆様は必ず最新の公式情報を確認してください。また、各地域の法律や規制を遵守し、責任あるドローン操縦を心がけてください。

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