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コラム田口厚

DJI Mavic 4 Proレビュー。1億画素Hasselbladカメラと360°回転するインフィニティジンバルがを無限大の可能性![Reviews]Vol.90

DJIコンシューマー向けドローンのフラッグシップ、Mavicシリーズ最新作がついに登場。1億画素カメラ、インフィニティジンバル、O4+伝送システムなど、革新的な機能を多数搭載。その実力と魅力を解説

2025年5月13日
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下位ラインナップモデルがどんどん新機能や高機能を搭載していく中、ついにコンシューマーフラッグシップ Mavic シリーズから2年ぶりの新機種Mavic 4 Proがリリースされました。何がすごいかと言うと…

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Contents
DJIMavic 4 Proのパッケージは3種類からDJIMavic 4 Proの各部をチェック!Mavic 3 Proを持っている人に必要なのか?飛行性能カメラジンバル障害物検知映像伝送バッテリースペック表新型送信機 RC Pro 2にも注目!高輝度大型ディスプレイが独立稼働DJI製品のよいところを集めてグレードアップさせた最強の空撮ドローン
  • (1)新開発 1億画素Hasselbladメインカメラ&大型CMOSデュアル望遠カメラ
  • (2)360°回転するインフィニティジンバル
  • (3)51分の長時間フライトを実現する大容量バッテリー&3本並列充電ハブ
  • (4)最大15kmのHD映像伝送を可能にするO4+伝送システム
  • (5)立ち上がる&回転する高輝度7インチディスプレイ搭載 RC Pro 2送信機

という最強の機能てんこもり仕様となっています。

今回はこのMavic 4 Proの外観と機能解説を中心にお届けしたいと思います。(飛行インプレッションやサンプル映像は後日公開予定の後編にてお届け予定!)

DJIMavic 4 Proのパッケージは3種類から

まずはパッケージ内容を見てみましょう。今回は「DJIMavic 4 Pro512GBクリエイターコンボ(税込497,860円)」をお借りしました。

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クリエイターコンボの同梱物。機体、RC Pro 2送信機、予備インテリジェントフライトバッテリー2本、USB-C高速データケーブル、240W充電器、パラレル充電ハブ、ジンバルカバー、ショルダーバック。写真以外にも予備プロペラも付属する

クリエイターコンボは、512GB高速ストレージ内蔵の機体(低圧縮のALL-iエンコーディング方式の録画が可能)と新型のRC Pro 2送信機が付属しているのが大きな特徴です。加えて、バッテリー3本を110分で並列充電可能な240W充電器もついてきますので、仕事レベルでMavic 4 proを活用したい方には一択のセットとなっています。

ほかにも、趣味だけど画質にこだわりたい!…という方にぴったりの「DJIMavic 4 ProFly Moreコンボ(税込355,850円)も比較的安価にラインナップ。こちらは、64GB メモリー内蔵で送信機は汎用のRC 2となり、パラレル充電ハブは付属するもののバッテリー充電器は100W(1本ずつを約80分で充電可能)です。

もちろん、機体単体(バッテリー1本+RC 2送信機が付属)もラインナップ(277,200円(税込))されていますが、実用性とコストパフォーマンスを考えるとクリエイターコンボかFly Moreコンボがおすすめです。

DJIMavic 4 Proの各部をチェック!Mavic 3 Proを持っている人に必要なのか?

Mavic 4 Proのスペックを2年前にリリースされた先代機Mavic 3 Proと比較もしながら見てみましょう。

飛行性能

Mavic 4 ProはMavic 3 Proと比較して一回りほど大きくなり、最大風圧抵抗こそ変わらないものの最大水平速度は25m/s(Sモード)まで出るようになりました。Sモード時のジンバルの動作もとても安定しており、遠景に変化をつけるためSモードで高速移動しながら撮影をしてもとても滑らかな映像を撮影することができます。

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機体正面から。丸いカメラユニットが特徴的なデザインとなっている。ボディ全体も丸みを帯びた流線型で空気抵抗が少なそう
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機体を上から見るとボディからカメラユニット全体が飛び出すようなデザインになっており、撮影の自由度を拡大している
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プロペラもデザインが変更された。これまでのMavicシリーズ同様折りたたみ式だが、関節部分が円形のキャップが被されたデザインとなっており固定式のプロペラと思ってしまうほどデザインがシンプルになった
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Mavic 3 Proとの比較。機体本体のボディサイズ自体はそれほど変わらないが、カメラユニットがボディから飛び出るように取り付けられているところとアームの長さの違いがサイズ感の違いにつながっている

また、飛行時間も最大51分(Mavic 3 Proは43分)と大幅に延びており、長距離の空中移動やさまざまな画角の試行錯誤、空中での長時間の待機に対応でき、運用面の負担が多く軽減されます。

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バッテリーは機体後部から挿入し、バッテリーの残量確認ボタンは機体の電源ボタンも兼ねている

カメラ

Mavic 4 ProのカメラはMavic 3 Proより引き続きの3眼カメラとなっていますが、メインのHasselbladカメラ※が1億画素(=100MP、Mavic 3 Proは20MP)のイメージセンサーにアップグレードしています。これにより、動画は6k/60fps、静止画は12288×8192pxという超高解像度に対応となりました。これはポスターなどの大判印刷でも耐えられるレベルです。

※Hasselblad(ハッセルブラッド)=スウェーデン発の超高級プロフェッショナル用カメラブランド。Mavic 4 Proのメインカメラは色表現に優れたHasselbladの「HNCS(ナチュラルカラーソリューション)」技術に対応し、人間の目で知覚した色合いを正確に表現できる

 
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Mavic 4 ProのHasselbladメインカメラで撮影した12288×8192pxの撮影写真サンプル。細部まで表現されており駐車場に停まっている自動車の車種までわかる
※実際の解像度で見たい方は、画像をクリックしてダウンロードしてください

また、1億画素のイメージセンサーは通常は100万円を超えるような中判カメラ(SONY α1などのフルサイズセンサーよりもさらに大きなセンサー)に搭載されることが多く、Mavic 4 Proのカメラはセンサーサイズこそ4/3インチですがそのサイズに余りあるスペックを持っていることがわかります。

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Mavic 3 Proから引き継がれた3眼カメラだが、Hasselbladメインカメラが上にレイアウトされるようになった

そしてなにより、3眼カメラすべてに「デュアルネイティブISOフュージョン※」技術が搭載されており、低ISO感度と高ISO感度ふたつの独立した回路の映像を融合してより広いダイナミックレンジ&低ノイズの撮影をすることができます。その結果、Hasselbladカメラのダイナミックレンジは16ストップ、中望遠カメラと望遠カメラはそれぞれ14ストップと13ストップという驚異的なスペックを誇ります。

"ストップ"という表現は聞き慣れないかもしれませんが、1ストップ違うと2倍の明暗情報を記録できるということになります。Mavic 3 Proが12.8ストップでしたので、16ストップのMavic 4 Proは約3ストップ=約9倍の明暗情報を記録することができるということです。14ストップのダイナミックレンジを持つAir 3sがリリースされたときにも映像の美しさに感銘を受けましたが、Mavic 4 Proは次元が違いますね。

ちなみに、16ストップのダイナミックレンジだけ比較すれば、映画撮影などで使われるプロフェッショナル用「Blackmagic URSA Cine 12K LF」(約250万円)と同等ということになりますので、そのスペックの高さがわかります。

※ISOは感度設定する回路。明るい環境用の低ISO感度は撮影した画面は暗くなるがノイズが少ない。逆に高ISO感度はデジタル技術で暗い環境でも明るく撮影できるがノイズが乗りやすい。Mavic 4 Proでは撮影時に低ISO感度と高ISO感度の独立した回路で同時撮影したものを融合させることでノイズが少なく、暗所も階調豊かな撮影をすることができる

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同時間にほぼ同じ場所から撮影したMavic 4 Pro(上)とMavic 3 Pro(下)の映像の切り出し画像。Mavic 3 Proでも十分に綺麗だがMavic 4 Proのほうが明るいところから暗いところまでメリハリと立体感がある画像となっている

また、Mavic 3 Proではちょっと頼りないスペックだった望遠カメラがスペックアップするとともに、Hasselblad/中望遠/望遠カメラの全てでD-Log/D-LogM/HLG 撮影が可能になりました。これにより、どのカメラで撮影してもD-Logによるカラーグレーディングができるため、色を合わせる負担が大きく軽減することになると思われます。

動画フォーマットは、512GBメモリー搭載のMavic 4 Proクリエイターコンボでは「ALL-iエンコーディング」に対応。ALL-iエンコーディングはミラーレス一眼などで利用されている編集耐性とデータ容量のバランスがいいフォーマットです。本格的に色編集など行う場合はALL-iエンコーディングで収録するのがよいでしょう。

そして、近年のSNSでのニーズに対応して縦動画にももちろん対応。ジンバルを物理的に90°回転させることによりメインのHasselbladカメラでは4K、中望遠と望遠カメラは2.7Kでの撮影が可能です。

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縦動画撮影時にはMini 4 Proのようにカメラ自体が90°傾いて撮影ができる
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DJI RC Pro 2送信機では独立した画面を90°回転させると機体のジンバルも90°回転して縦構図撮影ができる。モニター表示領域を最大限活用できるため画角を確認しながら撮影しやすい

ただ、注意点としてはメインのHasselbladカメラの焦点距離が一般的な空撮ドローンの24mmではなく28mmに変更になったことです。画角も84°⇒72°になっているので、その画角を頭に入れたフライト・撮影が必要になります。

ジンバル

Mavic 4 Proのカメラは高画質なだけではありません。「インフィニティジンバル」と名付けられたジンバルは球体のようなカメラがチルト(上方)70°、ロール軸が360°稼働できるようになっており、前述の縦動画だけでなく、あおり撮影や“ダッチアングル”と言われるあえて水平を崩した撮影(観る人に「不安定さ」「違和感」「緊張感」を与えることができる)も可能です。特にダッチアングル撮影は今までの空撮ではできなかった(FPVドローンなどで機体ごと回転はできたが回転速度が速すぎる)新しい撮影方法でもあり、撮影者の表現の幅を広げることができそうです。

画面中央の数値がジンバルのロール角。デフォルト設定では送信機裏側の「C1」ボタンを押しながら送信機の右肩部分にあるダイヤルを操作するとジンバルがロール軸方向に傾く。なれるまでは操縦に恐怖感が出ると思うので注意が必要だ

障害物検知

通常の360°障害物検知に加えて、右アームにAir 3sで好評だった LiDARセンサーが搭載となりました。それによりMavic 3 Proでは15ルクス以上必要だった障害物検知センサーの動作環境が0.1ルクスと向上。数字にするとわかりにくいのですが、0.1ルクスは一般的には月明かり程度の環境なので、肉眼でなんとか視認できる程度の環境でも障害物検知が可能ということになります。

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障害物検知用のビジュアルセンサーは上面に3つ、底面に3つ搭載。底面にはビジュアルセンサー3つに加えて地面までの距離を測るToFセンサー(前方ビジュアルセンサー間の中央にある黒いセンサー)と低照度下でビジュアルセンサーの精度を上げるためのLEDランプ(機体中央の黄色いもの)も搭載されている

映像伝送

新しいO4+伝送システムにより日本仕様ではカタログ値で15Kmまで拡張。実際に飛行させた印象だと、Mavic 3 Proでは映像がフリーズしてしまうような環境でもMavic 4 Proではまったく映像が乱れることはありませんでした。空撮時に画面がフリーズしてしまうと空撮のワークが台無しになってしまいますので、空撮ドローンにおいてこの映像伝送の安定性は思いのほか重要です。

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新機種が登場するたびにどんどん電波干渉に強くなるDJIの伝送システムはどのメーカーの機体よりも信頼性が高い

バッテリー

Mavic 4 ProのバッテリーはMavic 3 Pro同様4セルながら容量は6,654mAhにアップ。それにより最大51分の飛行を可能としました。なによりうれしいのは、クリエイターコンボに付属する240W充電器とパラレル充電ハブを使用すると3本のバッテリーを並列充電することができます(100V電源なら約110分で満充電)。バッテリー1本あたりの飛行時間が長いだけに、110分で3本同時充電できるならば現場でバッテリーがどうしても足りないときなどに重宝しそうです。

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Mavicシリーズではこれまで1本ずつ順次充電だったバッテリー充電用のパラレル充電ハブは並列充電可能な仕様となった

スペック表

 

 

 

カテゴリ スペック DJI Mavic 4 Pro DJI Mavic 3 Pro
機体 離陸重量 約1063g Mavic 3 Pro: 958g
Mavic 3 Pro Cine: 963g
サイズ 折りたたみ時(プロペラなし):257.6×124.8×103.4 mm(長さ×幅×高さ)
展開時(プロペラなし):328.7×390.5×135.2 mm(長さ×幅×高さ)
折りたたみ時(プロペラなし):231.1×98×95.4 mm(長さ×幅×高さ)
展開時(プロペラなし):347.5×290.8×107.7mm(長さ×幅×高さ)
最大水平速度 25m/s 21m/s
最大飛行時間 51分 43分
最大風圧抵抗 12m/s 12m/s
カメラ イメージセンサー Hasselbladカメラ 4/3型CMOS, 有効画素数:100MP
中望遠カメラ 1/1.3インチ CMOS, 有効画素数:48MP
望遠カメラ 1/1.5インチ CMOS, 有効画素数:50MP
Hasselbladカメラ 4/3型CMOS,有効画素数:20MP
中望遠カメラ 1/1.3インチ CMOSセンサー, 有効画素数:48MP
望遠カメラ 1/2インチ CMOSセンサー, 有効画素数:12MP
レンズ Hasselbladカメラ (35mm判換算) 28mm
FOV: 72°
絞り: f/2.0~f/11
中望遠カメラ(35mm判換算) 70mm
FOV: 35°
絞り: f/2.8
望遠カメラ(35mm判換算) 168mm
FOV: 15°
絞り: f/2.8
Hasselbladカメラ (35mm判換算): 24mm
FOV: 84°
絞り: f/2.8~f/11
中望遠カメラ(35mm判換算) 70 mm
FOV: 35°
絞り: f/2.8
望遠カメラ166 mm
FOV: 15°
絞り: f/3.4
最大静止静止画サイズ Hasselbladカメラ:12288×8192
中望遠カメラ:8064×6048
望遠カメラ:8192×6144
Hasselbladカメラ:5280×3956
中望遠カメラ:8064×6048
望遠カメラ:4000×3000
静止画モード Hasselbladカメラ:25MP,100MP
中望遠カメラ:12MP, 48MP
望遠カメラ:12.5MP, 50MP
Hasselbladカメラ:20MP
中望遠カメラ:12MPもしくは48MP
望遠カメラ:12MP
写真フォーマット JPEG
DNG (RAW)
JPEG
DNG (RAW)
最大動画解像度 Hasselbladカメラ
6K:
6016×3384@24/25/30/48/50/60fps
4K縦向き撮影:
2160×3840@24/25/30/48/50/60fps


中望遠カメラ
4K:
3840×2160@24/25/30/48/50/60/120fps
2.7K縦向き撮影:
1512×2688@24/25/30/48/50/60fps

望遠カメラ
4K:
3840×2160@24/25/30/48/50/60/120fps
2.7K縦向き撮影:
1512×2688@24/25/30/48/50/60fps
Hasselbladカメラ
5.1K: 5120×2700@24/25/30/48/50fps

中望遠カメラ
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60fps

望遠カメラ
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60fps

動画フォーマット MP4(H.264 ALL-I/H.264標準/H.265標準) MP4/MOV (MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H.265)
MOV (Apple ProRes 422 HQ/422/422 LT)
動画最大ビットレート H.264 標準ビットレート:90Mbps
H.265 標準ビットレート:180Mbps
H.264 ALL-I ビットレート:1200Mbps
H.264/H.265:200Mbps
ProRes 422 HQ:3772Mbps
ProRes 422:2514Mbps
ProRes 422 LT:1750Mbps
デジタルズーム Hasselbladカメラ:1~2.5倍
中望遠カメラ:2.5~6倍
望遠カメラ:6~24倍
Hasselbladカメラ:1~3倍
中望遠カメラ:3~7倍
望遠カメラ:7~28倍
検知 検知タイプ 前向きLiDARと機体底部にある赤外線センサーで補完された全方向デュアルビジョンシステム 全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある赤外線センサーで補助的に使用
動作環境 前方、後方、左方、右方、上方:
識別可能な模様のある地表で、適切な明るさのある状態(都市の照明環境でルクス > 0.1)。
下方:
拡散反射表面(>20%)の識別可能な模様のある地表(例:壁、木、人物)で、適切な明るさのある状態(都市の照明環境でルクス > 0.1)
前方、後方、左方、右方、上方:
識別可能な模様のある地表で、適切な明るさのある状態(15ルクス超)
下方:
拡散反射表面 (>20%)の識別可能な模様のある地表(例:壁、木、人物)で、適切な明るさのある状態(15ルクス超)
映像伝送 映像伝送システム O4+ O3+
ライブビュー品質 送信頻度: 1080p/30fps、1080p/60fps 送信頻度: 1080p/30fps、1080p/60fps
最大伝送距離 MIC (日本): 15km
電波干渉および障害物のない開けた屋外環境で測定
MIC (日本): 8km
電波干渉および障害物のない開けた屋外環境で測定
バッテリー 容量 6654mAh 5000mAh
種類 Li-ion 4S Li-ion 4S
電力量 95.3Wh 77Wh
充電時間 DJI Mavic 240W 電源アダプターを使用し、他のデバイスを充電器や充電ハブのUSB-Cポートに接続していない場合
0%から100%:1つのバッテリーで約51分、3つのバッテリーで約90分(200V~240V入力)または約110分(100V~127V入力)

DJI 100W USB-C 電源アダプターを使用
0%から100%:1つのバッテリーで約80分

機体に搭載時(最大充電電力65W)
0%から100%:115分

1つのバッテリーで約96分
DJI 65W ポータブル充電器のデータケーブルを使用。

1つのバッテリーで約70分
DJI 100W USB-C 電源アダプターとDJI Mavic 3シリーズ100W バッテリー充電ハブを使用。

新型送信機 RC Pro 2にも注目!高輝度大型ディスプレイが独立稼働

Mavic 4 Pro機体本体以外にも、新型送信機 RC Pro 2も注目です。高機能かつ利便性高く仕上がっています。

まず、ディスプレイが旧型の5.5インチから7インチにサイズアップ&高輝度化して視認性が高くなりました。これだけだと持ち運びが不便になりそうですが、このディスプレイは使わないときは折りたたんでコンパクトに収納でき、高機能と運用効率を両立した作りになっています。

また、映像出力用のHDMI端子はフルサイズとなり、旧RC ProではMini-HDMI端子で使いづらかった筆者にとってはとてもありがたい改善となりました。

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新型送信機DJI RC Pro 2の外観。7インチの大きなディスプレイが立ち上がる仕様となっており、ディスプレイ自体の輝度も高く視認性がとてもよい

旧RC Proを利用している方には気になる使用感の違いですが、横幅はひとまわりほど大きくなっており、左右スティック間の距離も約7mm広がっています。個人差はあると思いますが、自分としてはRC Pro 2のほうが操作しやすく感じました。また、重量も695g⇒742g(ともに実測値)と50gほど重くなっていますが、重量バランスが良いのかむしろRC Pro 2のほうが軽く感じるほどです。

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新旧RC Pro の比較。ディスプレイの見やすさはもちろんのこと、スティック間の感覚も7mm前後広がって操作感もよくなった印象
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ディスプレイを折りたたむとスティックも自動的に折りたたまれるという秀逸なデザイン。ディスプレイを持ち上げると自動的に電源が入り、セッティングも早い。送信機の電源ボタンはディスプレイの左上角にあるのだが、電源を切らなくてもスリープ状態⇒ディスプレイの立ち上げで即時にスタンバイ…というまるでAppleのMacbookやスマートフォンを使っているかのような運用ができる
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ディスプレイを折りたたんだ状態。かなりコンパクトになる
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アンテナは物理的なものが2本備わる。下方に展開するタイプ
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フルサイズのHDMI端子が下面に装備される。ほかにもMicroSDカードスロット、USB-C端子がある

DJI製品のよいところを集めてグレードアップさせた最強の空撮ドローン

旧Mavic 3 Proがデビューしてから2年間の間にDJIからはさまざまな新製品や新機能がラインナップされ、Mavic 4 Proはこれまでの系譜にそれらの良いところを集めてさらにグレードアップさせた最強のコンシューマー空撮ドローンです(OSMO Pocket 3 のダッチアングルや回転式モニター、Air 3sのハイダイナミックカメラ、Flipのアームを広げるだけで電源が入るシステム…等)。

携帯性や運用の効率性も優れており、少人数または個人で映像表現をするのに最適かつ最強の空撮ドローンといってよいでしょう。ぜひ、DJIMavic 4 Proを使ってこれまでに見たことがない映像・写真表現にチャレンジしてみてください。

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watanabe 2025年5月13日
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