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産業用UAV展示会 XPONENTIAL 2017から推し量れる商用ドローン産業の現状 [XPONENTIAL2017]

2017年6月12日
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商用ドローン産業にフォーカスした大規模展示会「Xponential」が5月に開催され、早一ヶ月が過ぎたことになる。参加するとわかるが、その規模と精力的で活気があり、一日の参加だけでも疲れてしまうこと必至だが、やはり足を運ばなけらば、わからない「突拍子もない」ような面白さもある。今回はXPONENTIAL 2017を振り返りつつ総括したい。

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Contents
チャンスを求めて多くの人がダラスに集う急増するフリーミアムビジネスモデルの採択

チャンスを求めて多くの人がダラスに集う

同展示会に参加中、ある一つの言葉を何度も耳にした。皆が口に出したその言葉とは「チャンス」だ。今年1月にCEOに就任したプレシジョン・ホーク社のマイケル・チャゼン氏は、「商業用ドローンの世界は、とても楽しいですし、多くのチャンスに恵まれています。」という。スタートアップ会社のショーを待っていた女性も「チャンスを得るために来ました」とコメントした。四方八方で皆口々にチャンスという言葉を口にしていた。商用ドローン市場への巨大ドローンの参入後「空」で金儲けするという楽観的な考えが広まった。これまでコンシューマを主戦場にしていた企業も産業用へと舵を取り始めている。

フランスのParrotは、コンシューマ市場で展開していたBebopやDiscoをコンシューマ市場を止めリパッケージを行ない産業用分野にフォーカスしチャンスを見いだしている。

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ドローン機体ということであれば今年から世界展開をしている日本のドローンメーカーPRODRONEの出展が目を引いた。ブース規模や機体種類の豊富さに常時多くの人だかり出来ていた。

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースCEOダーク・ホウク氏は、データ分析のプラットフォーム「Aerial Acuity」を発表した。これは無人航空機の群れと飛ぶ、高解像度のサテライトから情報を結合させる。農業など特定産業をターゲットにソリューションを提供する目的だ。

同様に、ロッキード・マーティン社は「Indago drone」の新バージョンを軍用・商用市場向けに発表した。優れたクワッドコプターだが、軍用・商用市場に売り出せるのだろうか。この二つはまったく異なった市場である。販売経路も違えば需要も違う。そして一番重要なのは考え方の違いである。ロッキードの代表は次のようにコメントしている。

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地上コントローラーの開発をしています。パイロットが、ロッキードのクワッドコプターと、固定翼ドローン(wing drone)とともに働くことを目的にしています。

これは革新的と言えるだろうか。

Xponentialでは、巨大ドローンのショーが長時間行われた。基調講演では至る所にドローンがあったが、参加者が「エネルギー」を感じたのは別のところだった。エネルギーは「ケージ」の中にあったのである。ある2つの会社はフライトケージを用意していた。1つ目の会社はドローン製造産業界で早くもトップの座を勝ち取り、もう一つの会社もこの新興産業についていく功績を見せている。その会社とは、DJIとIntelである。

DJIがほかの会社(Yuneecや3DRなど)にリードした理由について、上級広報部長のMichael Oldenburg氏は、「とにかく革新、革新、革新」とし、その技術「革新」がDJIのフライトケージの中で見せつけられていた。FPV(一人称視点)ゴーグルのハイライトは、頭を動かすことでカメラの視点をコントロールできる。これは賞賛を集めた。

一方Intelは、モビディウスとアセンディング・テクノロジーを買収。モビディウスはセンサーの開発者(DJIドローンにも見られる技術「sense and avoid」を開発)で、アセンディングはドローンの製造者である。

急増するフリーミアムビジネスモデルの採択

展示会で見られた、もう一つのテーマは急増するフリーミアムビジネスモデルの採択である。これは、巨大ドローンの市場における問題を提示している。多くのスタートアップ会社がフリーミアムを採択する一方で、ロッキードは行っていない。これらのスタートアップ会社は、コアとして考えられてきた「データ分析」にフォーカスしている。

DroneDeployは一定期間ソフトウェアを無料で提供している。プレシジョン・ホークは今回のショーで「PrecisionMapper」の無料提供を開始したと発表。プレジション・ホーク社のCEOマイケル・チャゼン氏はその理由を次のようにコメントしている。

チャゼン氏:ビジネスにおいてデータ取得が素早くなっており、産業をさらに加速させています。

参加者らが語る機会の実現のためには、農業、鉱業、建設業市場が熟練し、価値を確信することが必要である。上記の会社やフリーミアムモデル支持のキティー・ホークなどほかの会社は、この必要性を理解している。スタートアップ会社のショーで、「エネルギー」が最後に衝撃を与えた。ファイナリストの3会社は、アメリカに拠点を置くエンジニア企業だ。これらの会社は、産業をさらに進化させる革新的な技術を開発中だという。

さて、結局一番大事な論点とは何だろうか?ドローン市場が勃興し多くのちゃんが生まれる。しかしそれに気づく方法は明らかではない。その中で光明を見つけ、商品・ビジネスモデルを確立しチャンスをつかもうとしている革新的なスタートアップや企業がここに集まっている。そんな機会の一端を垣間みる事が出来るXponential2018は、2018年4月30日から5月3日までデンバーにて開催される。次のチャンスをつかむのどこの企業だろうか?

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TAGGED: Xponential, XPONENTIAL2017
shizuka 2017年6月12日
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