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特集田口厚

Day:01パッセンジャードローンのEhangはドローンの総合商社だった![深圳ドローン紀行]Vol.07

2019年8月28日
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txt:田口厚 構成:編集部

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Contents
香港でデモ騒ぎが起こる中、いざ香港経由で深圳へ!ドローンタクシーだけではない!ドローンの総合商社EHangへEHangの訪問を終えて…

香港でデモ騒ぎが起こる中、いざ香港経由で深圳へ!

長引く梅雨でまだ日本が涼しく感じた7月末、3年ぶりにドローンの聖地中国深圳に視察に赴きました。企画はDrone Fundの経営者合宿「千葉道場DRONE部」で、非常に興味深いものを見て、感じて来ましたのでみなさんにも共有したく思います。今回は3回に分けて、Drone Fund共同代表の大前創希氏と対談形式でお伝えします。

深圳は中国の南側、香港の北に位置します。緯度で言えば日本の沖縄よりもずっと南、台湾の南端くらいになるでしょうか。海側でもあるので夏は東京以上に蒸し暑く、移動するだけでも汗だくになります。また、ニュースを見る限りまだ収まる雰囲気はありませんが、深圳視察を行った7月末ももちろん香港では街中でデモが開催される物騒な雰囲気。そのような中、香港を経由して深圳入りしました。

ドローンタクシーだけではない!ドローンの総合商社EHangへ

EHang(億航/イーハン)とえば、世界に先駆けて発表したパッセンジャードローンなどで有名な企業です。Drone.jpでも幾度となく取り上げています。しかし、訪問して驚いたのは、それ以外にもたくさんのタイプのドローンを開発・飛行管理までしている全方位型のドローンメーカーだったということです。

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▶︎ドローンタクシーは実現するのか?Ehang社CEO独占インタビュー [深圳ドローン紀行]Vol.06

筆者:朝7:15分に集合して向かった視察第1社目はEhangでした。日本では「空飛ぶクルマ」として話題のパッセンジャードローンを世界に先駆けて発表した企業ですね。

社屋に展示してあるパッセンジャードローンには搭乗できる

大前氏:ほかにもいくつかパッセンジャードローンのコンセプトを出していた企業はあったものの、2017年当時にモックも作ってビジネスまでつなげていくという具体的なプランまで提示できていたのはEHangだった。

筆者:訪問しておどろいたのは、パッセンジャードローンはもちろんなのですが、それ以外にも産業用からコンシューマー向け空撮ドローンまで開発し、しかも飛行管理もしている(コンシューマー機を除く)というところでした。

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大前氏:恐らくみなさんが見えているEhangはパッセンジャードローンの会社なのではないかと思います。世界的に見ても市場規模が相当大きいのでEHangも戦略的に情報発信をしている。でも、実はEhangは物流用も含めてさまざまなタイプのドローンを出しています。

筆者:なかでも有名なのは1,374機同時にフライトさせるドローンショーですね。

大前氏:最近は花火の代わりに華やかなドローンショーをするというケースも増えてきていますが、立体的で表現力豊かなドローンショーをEHangも展開している。

ショー用の機体。下部には大きなLEDが搭載されている

筆者:しかも1,374機はギネス記録にもなっています。ちなみに、そのときの予算を聞いたら1080万元(1元=16円計算で1億7千280万円)とのことでした。実はもっと小規模なドローンショーの見積もりをとある会社に相談したことがあったのですが、これよりも高かったのでEHangは安価なのかもしれません。

大前氏:更に言うと、彼らは1週間あればショーができると。最短であれば4日。余力を見て2週間あればショーをゼロベースから構築できるとも。このスピード感はすごいですよね。

筆者:おもしろかったのは、社屋内移動しているときにこのドローンショー用の機体が何百台と手押しのワゴンに乗せられて運ばれていました。これからショーに行く感じがありましたね。

大量に運ばれて来たショー用の機体

大前氏:Ehangは空撮ドローンもあるし、いわゆる物流ドローンも開発しているということで実はドローンの総合商社。そしてパッセンジャードローンもやっているとなるとかなり広い範囲のドローンを開発しているという印象でした。

お弁当の配達を想定した小型物流機。写真はケースに500mlのペットボトル飲料が入っているところ

筆者:やはりパッセンジャードローンはインパクトありました。モックに入ってみた印象だとちょっと狭くて、移動するとなるとたいへんだな…とも思いましたが、1,000時間以上の飛行実績があるというお話でしたので、日本国内から考えるとだいぶ進んでいる印象を受けました。

自分としてはプロペラが機体の下部についている形状が気になっていたのですが、重心を高くすることで機動性を確保する目的と、万が一の墜落時にプロペラ及びプロペラアームを破損させることで衝撃を吸収する目的があるそうです。この「プロペラの位置」は各社それぞれロジックがあって、場所もいろいろ(エアバスやNECは上、Skydriveは中央)なので今後の開発主流がどこになっていくのか楽しみでもあります。

大前氏:EHangには廃業になった遊園地を活用したオペレーションセンターもあり、そこを使ってパッセンジャードローンの飛行テストをしていると考えると非常に整った環境がありますよね。そのオペレーションセンターでは全ての業務用ドローンの運用状況を確認できるそうなので、かなり技術力の高い会社です。

EHangの訪問を終えて…

EHangの社屋

日本でも今年度ついに「空飛ぶクルマ」の実証実験が始まろうとしているが、まだ場所や企業も決まっていない。仮に、今日本で空飛ぶクルマを屋外で飛ばすと「航空機」になるため、150m以上の上空を飛行しなくてはならない。しかし、まだ開発段階の機体では数分しか飛行できない機体も多いため、実験そのものも屋外ですることができないのが現状だ。

EHangのパッセンジャードローンは1,000時間以上の飛行実績もあるという。それだけでなく、オペレーションセンター併設の敷地、コンシューマー機から産業機、そしてそれらの管理システムまで自社で整えるEHangの高い技術力にはほんとうに素晴らしいと感じた。

恐らく、EHangがここまで成長できたのは自社の技術力はもちろんだが、経済特区深圳の仕組みも大きく寄与しているはずだ。今回の訪問では、そのあたりとの関係性も見ながら視察していきたい。

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TAGGED: Ehang, PassengerDrone, ドローン, ドローンショー, 深圳ドローン紀行
shizuka 2019年8月28日
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