DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: Vol.02 基調講演から見るドローン業界の未来 [AUVSI XPONENTIAL 2021]
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
特集

Vol.02 基調講演から見るドローン業界の未来 [AUVSI XPONENTIAL 2021]

2021年5月12日
SHARE

XPONENTIAL 2021開催初日、オープニングはSkydioの映像で始まった。複雑な構造物の検査やSkydio2、X2でのモデル取得映像などがメインに構成されており、アメリカ製を強調する形の映像であった。

- Advertisement -

その後AUVSI会長ブライアン・ワインの挨拶があり、初日のキーノートセッションがスタート。
ブライアンは、以下のようにコメントした。

今年は今日から始まるバーチャルと8月のアトランタでエクスポネンシャルが開催されます。エクスポネンシャルは無人機の展示会としては世界最大で業界の最新情報が集まる展示会です。

- Advertisement -

昨年はとても挑戦に満ちた年でしたが、しかしそれはまたとても生産的な年でもあったと思います。無人機は、医薬品のデリバリーやスタジアムの消毒作業などで大活躍しました。今後ますます重要な役割を果たすことになる無人機ですが、それには次の3つが大事と考えています。

  • 安全の確保のためのユーザーコミュニティとの関係強化
  • 政府との共同歩調
  • インダストリー・コヒージョン(一致団結した業界)

まず一つ目は、安全の確保のためのユーザーコミュニティとの関係強化です。ユーザーが普段行っている安全確認・履行手段が世論からの信頼を作り上げるので、ユーザーコミュニティと一緒になって無人機の安全を作り上げなければなりません。

そして、政府との共同歩調です。実社会で無人機が活躍するためには様々なフレームワークが必要です。例えば、今年から始まったFAAによるリモートID制度、人の上飛ぶ(FOP:Fly Over People)の許可要件設定など、今年は大きな進歩がありました。

最後にインダストリー・コヒージョン(一致団結した業界)です。技術革新が進めば進むほど、業界一丸となって問題に立ち向かっていかなければいけません。

- Advertisement -

次に登壇した米国運輸省(DOT)、副次官補兼最高科学責任者のロバート・ハンプシャー博士は、バイデン大統領の新政権下でDOTの今後の優先事項と、その中での無人システムの位置づけについて語っていた。
ハンプシャー博士は、次のようにコメントした。

2020年末以降、ドローンを使って配送や検査を行う企業が急増しています。そして今年リモートIDなどの制定は、拡大するドローンの使用を安全に管理するための重要な第一歩であり、「UASの新たな可能性と用途を切り開く」「大きなゲームチェンジャー」です。

安全はDOTの第一の目標です。投資の優先順位が時間とともに変化することはあっても、安全性はDOTの最優先事項であることに変わりはありません。自律性が保証された未来に到達するために、無人システム業界はこれらのシステムを安全かつシームレスに統合することを優先しなければなりません。

DOTが無人システム業界と協力して安全な統合をサポートする方法のひとつとして、高度自動化システム安全センター・オブ・エクセレンスがあり、標準化されたテスト手法のハイブリッドプラットフォームを提供しています。

このセンターでは、自社の知的財産を保護しながら他社と協力し、工学的な仮説を検証し、プロトタイプをテストすることで、自社のシステムが実世界で相互運用可能であるという確信を得ることができます。

その次に登壇したのは、世界中の労働環境に関してのプロフェッショナルであるPwC社のピーター・ブラウン(Peter Brown)だ。
世界19各国で3万人を超える労働者に対して実施された「テクノロジーが与える働き方に関する希望と不安」をもとに、会社はどのように従業員と向き合うべきかを語っていた。

調査では、50%の人は新しい技術にワクワクしているが、35%の人は不安を覚え、15%の人はその不安な未来予想から目を背けているという結果が出ているという。

ピーターは、会社経営者に対し、3つのことを推奨している。

  1. 変化に関する事象をコミュニケーションを大事にして語ること
  2. 労働者の技術向上に投資し、彼らが生き延び成長するように促す
  3. 会社の信用性を高め、透明性を持って事業計画と意思決定を行うこと

また調査では、75%の労働者がお金を稼ぐだけが目的でなく、社会に貢献している会社で働きたいと考えているとの結果が出ているようだ。

最後はSkydio社のアダム・ブライが登壇しキーノートを締めくくった。
Skydioは、今回のキーノートセッションの他、大きなリリースの発表があった。その内容は別記事になっているので、そちらも確認して欲しい。

昨年は、コロナの影響で様々なものが無人化となり、コンタクトレスの商習慣が人々の中に浸透した一年となった。今後そこで培われた機能や仕組みがドローン業界の成長をより一層高めて早めることとなるだろう。8月のアトランタではどれくらいの企業が実際にブースを構え、来場者がどのように増減するのか不明だが、開催の暁にはぜひ会場に足を運んで業界の熱を感じたいと思えるキーノートだった。


▶︎AUVSI XPONENTIAL 2021

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: AUVSI, AUVSI XPONENTIAL, AUVSI XPONENTIAL 2021, Xponential
Editor 2021年5月12日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article SENSYN Drone Hub センシンロボティクス、SENSYN Drone Hub技術が太陽光発電設備無人点検システム開発に採用
Next Article ACSL、インドAeroarcと合弁会社ACSL India Private Limited設立
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250607_JD_XPONENTIAL_top
特集

XPONENTIALから見る日本のドローン企業の存在感とは? 主催者に聞いた[JapanDrone2025]

2025年6月7日
240425_Xponentia_01_top
特集

最大のドローン展示会、今年も開幕![XPONENTIAL 2024]

2024年4月26日
240418_Osprey_top
ニュース

Skyfish、軽量な検査・監視ドローン「Osprey」をAUVSI XPONENTIAL 2024に出展

2024年4月18日
sorahiroshi_09_top
コラム編集部

Vol.09 XPONENTIAL 2023に参加。UAVの最先端をデンバーで知る[空☆ひろし巡り会い]

2023年5月16日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?