DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: テララボ、「TERRA Dolphin」歴代展示。災害対策DX研究開発これまでとこれから[Japan Drone 2022]
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
特集

テララボ、「TERRA Dolphin」歴代展示。災害対策DX研究開発これまでとこれから[Japan Drone 2022]

2022年6月27日
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
SHARE

災害は起きたときから刻々と変わる状況を一刻も早く情報収集し、把握し続けることが二次・三次の災害を防ぐことになる。
災害時に短時間で長距離無人航空機を飛行し情報収集、災害状況を俯瞰できるクラウド地図を3時間以内に提供する広域災害システムの研究開発をしているのがテララボだ。

- Advertisement -
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
災害時に作成する「共通状況図」のイメージ。
道路データ、河川、住宅、山間部等高線などの地図データに「TERRA Dolphin」で取得した3次元データやリモートセンシングデータを重ねて洪水による浸水エリアを可視化。
これを無人機だからできる迅速なデータ化と構築したシステムによるクラウド化によりスピードと正確性が重要視される災害時の意思決定に貢献する。
実際の南相馬市のクラウド共通状況図サンプル(2022.03.17)をコチラから見ることができる ※災害状況はありません

ひときわ大きなブースは会場入り口正面に位置しており、エスカレーターで入ってくる途中で目に入る。
ブースにはテララボが開発する長距離無人航空機「TERRA Dolphin」のプロトタイプから始まる歴代の機体が展示されていた。

テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
4サイクル120ccエンジンを搭載した「TERRA Dolphin 4300」のプロトタイプ(さまざまな飛行機能の検証)
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
2サイクル80ccエンジン搭載の「EFIモデル」。航空機のエンジンは高度によって燃焼の噴射の仕方を変える必要があるが、EFIによって噴射の電子制御をしている(長距離化・高効率化の検証)
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
日本上空のジェット気流(偏西風)を突き抜けた先の安定した高高度空域に到達するためにジェットエンジンを搭載した「ジェットモデル」。写真手前に展示されているのがジェットエンジンのモック
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
ジェットモデル機体後部。ジェットエンジンの噴射口がのぞく
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
水素燃料電池搭載のVTOL(垂直離着陸)型。TERRA Dolphinは当初からVTOL機能搭載を前提として設計されているため違和感はない
テララボ、歴代の長距離無人航空機「TERRA Dolphin」を展示 災害対策DX研究開発のこれまでとこれから[Japan Drone 2022]
TERRA Dolphin 8000 は全幅8mになる巨大な機体。ペイロードは40kg、航続時間は20時間にもおよぶ

東日本大震災のときにアメリカ軍の無人航空機グローバルホークが情報収集に飛行していたことを知ったテララボ代表の松浦氏が「なぜこのようなシステムが日本にないのか、次世代のシステムはどのようにあるべきか」考え、必要なものを逆算して設計した。
衛星通信アンテナや観測装置の小型化、可搬性の高さ、固定翼でも垂直離着陸できる機能、高高度も飛べるようにジェットエンジンの搭載。
現状ではまだ1機の中にすべてを収めることが難しいのでさまざまな目的・タイプのTERRA Dolphin を開発しているという。

テララボの災害対策DXの取り組みイメージをストーリー化したショートムービー「空飛ぶイルカ」が公開中

- Advertisement -

テララボ代表の松浦氏に開発の苦労を尋ねると、

展示機よりも前の世代の試作機がたくさんあり墜落もたくさんしている。
固定翼機はマルチコプターと違って飛び続けて検証しなくてはならないので、制御装置の制御則と墜落との長い戦いだった。
今は20,000m上空も飛行するTERRA Dolphin が法的にどのカテゴリがいちばん安全に飛べるのかという制度面に課題を感じている。
有人航空機の空域では有人航空機の航空管制とやり取りすることになるので、我々は無人航空機だが有人航空機のシステムをきちっと運用できるように開発する必要がある。
現段階では無人航空機として開発も進めつつ、有人航空機で一部自動化や無人化をすることで検証している。

とのこと。高高度空域や長距離飛行を想定した機体の運用ならではの苦労が絶えないようだ。

また、テララボの災害対策DXの実現を想定した開発は「ドローンだけではなく航空も宇宙もさまざまな空域を使う方法がある(松浦氏)」という考えのもと、あらゆる手段をつかってあくまで地域の災害対策にいちばん最適なものを開発している。
そういった意味では、開発ありきではなく、地域と対話して実装モデルをつくっていくということがテララボの目指すものだ。


▶︎テララボ

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: Japan Drone, Japan Drone 2022, ReportNow!, TERRA Dolphin, テララボ, ドローン
kumagai 2022年6月27日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article Autel Robotics、ハイエンドVTOL機Dragonfishと多彩なペイロードを展示 EVO II シリーズも産業ニーズが拡大中 [JAPAN DRONE 2022]
Next Article Matrice 30シリーズほか、産業用ドローン事例が勢揃い DJI JAPAN産業用ドローン体験会レポート[ReportNow!]
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250612_JD_Soradynamics_top
特集

Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]

2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
特集

RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]

2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
特集

ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]

2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース

「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場

2025年6月12日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?