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多様性のある展示に多くの人が国際ドローン展に集う[第8回国際ドローン展]

多様性のある展示に多くの人が国際ドローン展に集う[第8回国際ドローン展]

復興基調の展示会に多くの人が集う

2022年7月20日(水)から、東京ビックサイト東5ホールにて国際ドローン展が開催中だ。出展数は昨年の21団体/企業から微増し、29とそれほど多くはないが、プラントメンテナンスショー、インフラ検査・維持管理展、i-Construction推進展など同時に複数展示会が開催され、「メンテナンス・レジリエンス2022」と総称して開催されている。

そのため国際ドローン展ではなく、他部門に出展している企業も多く見られた。各分野の測量、農業、物流など主目的の分野にブースを構えている。ドローンを活用したソリューションの展示が多数されており、国際ドローン展だけではなく、こちらも併せて見ておくのもよいだろう。

湿気で蒸し暑い中、来場者も多く盛況で見どころがたくさんの興味深い展示会となっている。気になった展示を簡単に紹介していこう。

多彩な展示に興味深い出展

■IHIエアロスペース

IHIエアロスペースは、エンジンと電気モーターによるハイブリッドドローン「i-Gryphon」実機を展示!巨大な機体だが、ダクトファンで効率的な浮上推力を稼ぎ、電動プロペラ部分の回転制御で期待姿勢をコントロールする。その結果、70分の飛行時間を誇る。

■Liberaware

「IBIS」は、「狭い・暗い・汚い・危険」な屋内設備を点検する小型ドローン。操縦者は安全なエリアに位置しながら、ドローンだけを点検箇所まで飛行させていく。ただマニュアル操作のために一定のトレーニングが必要となる。

■伊藤忠商事

伊藤忠商事は、Level4飛行に向けて、ティルトローター搭載VTOL Wingcopter 198を展示した。10月には実機が、国内初導入される。物流向けドローンだが、総合商社の強みを活かして、医薬品医療品系の配送からスタートするそうだ。

■FullDepth

最大潜行可能深度300mのFullDepthのDiveUnit 300。周辺機器に水中作業用アームなどが実装されている。

■メトロウェザー

メトロウェザーは、小型で高性能のドップラー・ライダーを開発。大気中にレーザー光を発射、エアロゾル(塵、微粒子)に反射した光をドップラー・ライダーが受信し、15km四方の風速・風向を観測可能な大気計測装置を初出展。これまでであれば数億円かかるところを大幅に抑えた。

■Cuborex

一輪車を駆動化させるE-Cat Kitを手がけるCuboRex。開発は、既存のものを組み合わせて最適化するという。という意味でモジュール化されたクローラとMavic Mini(ジンバルカメラと伝送担当)の組み合わせ。

■先端ロボティクス財団

VTOLと凧を組み合わせた「カーボンカイトプレーン」。一見不思議な組み合わせだが、カイト部分をカーボンにすることによって推進力が増し、飛行効率が良くなるという。先端ロボティクス財団は、ACSL社ファウンダー野波氏が代表を務める。

■東洋製罐

遠隔噴射装置「SABOT-3」シリーズは、ドローンに装着し、スプレーで噴射することが可能なユニット。その用途は、保全工事や害虫駆除などに利活用を考えている。Mavic3に装着可能なミニシリーズもラインナップしている。

会期は7月22日(金)までの3日間となっている。他にも見逃せない展示が多くあるはずだ。ぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

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