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コラム田路昌也

[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.16 DJI Mavic Air 2のズーム機能を検証する

2020年9月14日
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香港撮影ポイント

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Mavic Air 2のファームウェアアップデート

この連載コラム5月掲載分に「新しいMavic Air 2持ってハイキングに行けるのはいつの日か」と書きました。それから4ヶ月が過ぎようとしていますが、わたしの住む香港では未だ外出時は2人以下でといった行動制限がかかっています。そうはいっても規制のお陰か、新規感染者数も減少傾向でいよいよ制限が緩められるのではと期待しています。

出かけたくても出かけにくいそんなモヤモヤが募った8月初旬、モヤモヤを吹き飛ばしてくれるような嬉しいアップデートがMavic Air 2にありました。今回のコラムではこの8月のファームウェアアップデート(V 01.00.0340)とDJI Fly(V 1.1.6)で追加された機能を紹介します。

バグフィックス、バッテリ表示や障害物センサ表示改善など有意義なアップデートがいくつかありますが、そんな中でも特に嬉しかったのは以下の2点です。

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  1. ジンバル設定項目に速度調整機能追加
  2. 動画撮影時にデジタルズーム機能追加

まず、ジンバル速度調整機能設定、これは今までなかったことが不思議というか、本来なら発売当初からあるべき機能だったと思います。DJI Flyアプリが、まだリリース間もないことでMavic Air 2発売時に本機能の実装が間に合わなかったのでしょうか。いずれにしろ、ジンバル速度が設定できるようになったことで、Mavic Air 2での空撮時に細やかなカメラ操作がやりやすくなりました。

しかもこの機能の実装レベルはこれまでのDJI GO 4よりも細やかな設定が可能になっています。具体的には、Mavic Air 2にあるNormal、Tripod、Sportsの3モードそれぞれでジンバルのチルト、ヨーの速度と滑らかさが調整可能です。

高度ジンバル設定画面

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3モードそれぞれでジンバル速度を設定可能ということで、これまで以上に実用性と操作性が向上したと感じます。さてもう一つの注目機能であるズームは次のスペックで実装されました。

設定項目

  • 4K撮影モードとは別に新たに4K Zoom Modeが追加され2倍ズーム搭載(30/25/24fps)
  • 2.7K撮影モードで2倍ズーム搭載(60/50/48/30/25/24fps)
  • 1080p撮影モードで4倍ズーム搭載(60/50/48/30/25/24fps)

当然ですが、光学ズームではなくデジタルズームですのでズーム率が上がるごとに粗が目立つことになります。そのあたりに注目して作例をご覧ください。「4Kモード 2倍ズーム」と「1080pモード 4倍ズーム」の2つを別の動画にしています。

快晴ではなかったため遠景では少し霞んでいますが、最後のサンプルは近景でかつ扇子の文字があるので粗がわかりやすいと思います。YouTube視聴時に画面右下の歯車アイコンから画質をそれぞれ4Kと1080pに合わせてご覧いただくとズーム時の粗さがハッキリすると思います。

4Kモード 2倍ズーム

1080pモード 4倍ズーム

1080pの4倍ズームは正直厳しいというのが私の感想です。逆に2倍までなら4K、1080pともに使えると感じました。上記の4Kズームの作例において海を走るヨットを撮影しましたが、それほど高速でないにもかかわらずフレームに収めながら追従し続けることには苦労しました。

ただ、こういったシーンでは安全面からも対象に必要以上に近づかないというのは重要です。それでも対象物を大きく捉えてインパクトのある映像にできるという意味でデジタルズームは、効率面や安全面からも良いソリューションだと痛感しました。

またドローン撮影は楽しいけれど、編集は面倒という方もおられると思いますが、撮影時ズームはポストプロダクションの手間を減らすメリットがあるといえます。具体的な例としてドリーズームを撮影してみました。

ドリーズームとは、映画監督のヒッチコックが映画「めまい」を撮影する際に思いついた手法だと云われており、非常に面白い効果が得られます。今回の作例では、画面中央の大きな岩を撮影対象として、ドローンを後方に引くと同時にズームしていきます。岩の大きさが変化しないようにドローンの後退速度とズームの拡大速度を合わせることで、作例のような背景だけが変化する独特な映像になります。

4K Dolly Zoom

1080p Dolly Zoom

ポストプロダクションでも同様な効果は得られるわけですが、撮影時にやっておけば編集の手間いらずになるため大きなメリットです。

またこのドリーズームをやってみて4倍ズームの方がズームの距離が長いので、より効果がハッキリと出るということで冒頭では2倍までが実用的と書きましたが、こういった場合には映像品質の劣化を上回る利用価値があると感じました。

以上、8月にあったMavic Air 2のアップデートについて解説してみました。発売後にもバグフィックスだけでなく、機能追加を行ってくれるDJIの姿勢にはいつもながら大いに感心します。魅力的な機能が追加されたMavic Air 2を持って旅に出かけ思う存分撮影したいと感じる今日この頃です。

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