DRONE

オリンピック開会式に1824機のドローンが東京の空を舞う

オリンピック開会式に1824機のドローンが東京の空を舞う

開期直前まで紆余曲折あったTOKYO2020オリンピックも無事開催された。1年の遅れを経て、COVID-19の影に隠れながらも、2020年の東京オリンピックが2021年に開幕となった。大会経費は1兆6440億円と史上最高額となった。果たして波乱含みの今回のオリンピックはどのような展開になるのだろうか?

7月23日にオリンピックスタジアムで行われた開会式は、祝賀ムードと落ち着いた雰囲気が同居する大規模なものとなった。注目は、1824台のドローンが、東京オリンピックの市松模様エンブレムから地球儀の形に変化し夜に入るように闇に消える。

ドローンであれば安全で何度も同じことが繰り返し可能だ。演出上はエンブレムから地球儀の変形を目にしたが、実はその他にも多くの演出が考えられていたようだ。事前リハーサルでは他のパターンも試され目撃もされている。ドローンであればその再現性があるために直前に演出を入れ替え対応できることも良いところなのかもしれない。

今回使用されたIntel PREMIUM DRONE。ちなみクラシックタイプを200台使用でドローンライトショーの価格は9万9,000USドルから

使用されたドローンは、世界各地でのお馴染みのIntel Shooting Starだ。1機340gのIntel PREMIUM DRONESが1824台使用された。 今回Intelは、ドローンや5Gなどオリンピックに技術を提供する。以下のようにコメントしている。

IOC(国際オリンピック委員会)のワールドワイドオリンピックパートナーとして、IOC、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会や、パートナー企業との協力を通じて、世界中のオリンピック・ファンに今までにない視聴体験を実現します。

平昌冬季オリンピックの閉会式には1,218機のShooting Starでドローンライトショーが行われたことは記憶に新しいだろう。

続いて、名曲「IMAGINE」を5大陸のアーティストが歌唱。過去にもスティービー・ワンダー(1996年アトランタ大会)、ピーター・ガブリエル(2006年トリノ大会)などオリンピック開会式には「IMAGINE」が幾度か歌われている。今回もそれを引き継ぐ形となった。

ちなみにリハーサルでは、IMAGINEの歌詞がドローンとともに登場。本番では、歌詞の表示はなかったが、世界中の歌手のモンタージュで「IMAGINE」は演奏された。この曲は、平和と家族愛、団結と連帯を呼びかけるものだ。団結してこそ、より速く、より高く、より強くなれるとメッセージされている。

今では定番となったドローンライトショーであるが、花火の代わりに、安全性や、形や物、言葉などを精密に形作ることができる。 東京2020オリンピックを、ドローンが編隊を組んで空を飛び回り、オリンピックにとってこの象徴的な曲で無観客で、それぞれテレビやスクリーンの前で観戦する何億人もの人々に感動的なパフォーマンスを提供したことは言うまでもない。今回のオリンピックではいくつかのドローンの技術が使用されているという。また取り上げていきたい。

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