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コラム田口厚

Vol.63 DJI、 Osmo Action3登場!シーンに合わせたブレ補正や縦向き動画撮影が楽しいぞ[Reviews]

2022年9月14日
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ドローンメーカーDJIがリリースした新しいコンセプトのアクションカメラとして注目を集めたOsmo Actionシリーズ。第1世代はフロントモニターを搭載、第2世代はモジュラータイプでリリースされてきましたが、今回、注目の第3世代Osmo Action3がリリースとなりました。

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Contents
熟成されたアクションカメラOsmo Action3の特長外観レビュー縦向きにも対応した新型クイックリリースシステム縦向き動画に対応した撮影&インターフェイスデュアルタッチスクリーンで簡単操作広い画角を保ったまま補正する強力な3種類の電子式映像ブレ補正機能全体的にブレを補正するRock Steady3.045°までの傾きを水平に保つHorizon Balancing激しい動きの揺れや回転も補正するHorizon Steady手持ちカメラとしても優秀なAction3縦向き動画撮影にも対応!スマホ用映像も簡単に撮影撮影時の利便性が大幅向上!何も気にせず撮影に専念できるアクションカメラ安心の大容量バッテリー先代の熱問題も解決済み。冬はマイナス20℃まで対応ほかにも便利な機能がたくさんあらゆるシーンで活用できるアクションカメラの登場だ

熟成されたアクションカメラOsmo Action3の特長

Osmo Action3は第1世代に近いデザインに加え、第2世代で好評だったクイックリリースシステムやフロントタッチパネル、強力な電子式映像ブレ補正機能を搭載。さらにはコンシューマードローンMini3 Proでも注目を集めた“縦向き動画” 撮影にも対応しています。

■主な特長

  • 1/1.7インチセンサー搭載カメラによる155°の超広角4k高画質映像(120pまで対応)
  • 寒さに強く長持ちするバッテリー(最大160分/-20℃まで対応)
  • 縦向きにも対応した新型クイックリリースシステム
  • 強力かつ3段階に選択可能な電子式映像ブレ補正でシーンに応じたなめらかな映像撮影
  • デュアルタッチスクリーンでvlogや自撮りにも便利なインターフェイス

外観レビュー

Osmo Actionシリーズの第1世代+第2世代+新機能…という正常進化を果たしたOsmo Action3。ぱっと見は第1世代とほぼ同等の筐体デザインとなっていますが、そこにはたくさんの新機能が搭載されています。Action2をレビュー後すぐに購入した筆者の視点で特徴をさらに深堀りしていきたいと思います。

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先代Action2(磁気保護ケース装着)との比較。Action2でのフロントタッチモニターや磁気保護ケースでの放熱機能がOsmo Action3にフィードバックされている
Adventureコンボの商品構成。左上から本体(ゴム製レンズプロテクター付)/保護フレーム(水平&垂直取り付け)/クイックリリースアダプターマウント×2/止めねじ/多機能バッテリーケース(充電ハブ機能、外部電源機能)/エクストリームバッテリー×3/1.5m延長ロッド/接着式フラットベース。加えてType-C ケーブルが付属する ※Standardコンボは上記のうち、 クイックリリースアダプターマウント×1、多機能バッテリーケース、エクストリームバッテリー×2、1.5m延長ロッドが付属しないシンプルな構成となる

縦向きにも対応した新型クイックリリースシステム

Action2でも好評だった磁力とツメにより簡単に脱着できるクイックリリースシステムがバージョンアップして搭載。より強力な保持力と磁力で確実にOsmo Action 3を脱着できます。頭などにOsmo Action3を装着して撮影するときに、カメラをちょっと取り外して映像や設定を確認したい…という場面でとても便利な機能です。

ちなみに、Action 2用のクイックリリースマウントと互換性があるので、Osmo Action3でAction2用マウントも使うことが可能(保持力は多少劣ります)です。ただ、ツメの形状が少し変更になっているので Osmo Action3用のマウントをAction2に使うことはできませんのでご注意ください。

便利なクイックリリースシステムは進化して搭載!磁力とツメの保持力がより強力になった
手前がOsmo Action3のクイックリリースアダプターマウント。メインのツメの内側に小さなツメがついて物理的な保持力がアップしている

縦向き動画に対応した撮影&インターフェイス

モバイルファーストな映像撮影に縦向き動画は欠かせません。ついにアクションカメラでも簡単に縦向き動画が撮影できるようになりました。撮影方法はカメラを縦向きに構えるorマウント(縦向きマウントには保護フレームが必要)するだけ。センサーがカメラの傾きを検知して縦向き動画撮影モードに自動変更します。便利なのは、設定画面メニューも縦向きに合わせてデザイン変更されること。細かいところですが、ストレスなく撮影の設定変更ができるのがうれしいところです。

保護フレームを装着して縦向きにマウントしたOsmo Action3
向きを縦に変えると設定画面のデザインも縦向きに最適化される

デュアルタッチスクリーンで簡単操作

リアのメイン画面だけでなく、フロントのサブ画面もタッチパネルとなっており、カメラが自分側に向いている状態でも簡単に設定変更ができます。この機能は、Action2でもモニターモジュールを装着した状態ならフロントタッチスクリーンを活用できたのですが、メイン画面もフロントと同じ小型サイズで何かと不便な面もありました。その点Osmo Action3ではメイン画面が大きい(Action2比較で2倍弱)ので画角確認時やプレビュー確認時にとても重宝します。

前面モニターもタッチモニターとなり操作性が格段に向上
Action2とのメインモニターサイズ比較。1.76インチから2.25インチにサイズアップした。この大きさの差はほんとうに使いやすい

広い画角を保ったまま補正する強力な3種類の電子式映像ブレ補正機能

実際に撮影で使用した印象ですが、下記のサンプル映像を見てのとおり、Osmo Action3の電子映像ブレ補正のチカラは凄まじく、Action2で撮影時に少し感じた「強い手ブレ補正をかけると画角が狭い(クロップの範囲が大きい)」という感覚もあまりない撮影ができました。

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サバイバルゲームに参加してRock Steady3.0/Horizon Balancing/Horizon Steadyで撮った映像をまとめたもの。続けてみると違いがよくわかる

全体的にブレを補正するRock Steady3.0

Rock Steady3.0(4k120pまで対応)はおなじみの電子式映像ブレ補正機能。クロッピングも最低限なので広角や超広角の画角も選択でき、視野の広い映像を撮影することができます。映像冒頭はダッシュしていますが映像はとてもなめらかです。画面の傾きはあえて残した補正になっているので臨場感もあります。

また、撮影した映像を見ていて気づいたのですが、明るいところから暗いところへの移動時など、画面の露出の変化がとても早くスムーズです。Osmo Action3には色温度や適正露出を検知するセンサーが筐体全面に搭載されているのでそのおかげかもしれません。

4K60p、カメラ設定オートにて撮影
“ACTION” の“O” が色温度や露光を検知するセンサーになっているという自然なデザイン。“A”の左と“N”の右にある黒い穴は前方マイク

45°までの傾きを水平に保つHorizon Balancing

Horizon Balancing(4k60pまで対応)はAction2でもアップデートで対応した電子式映像ブレ補正機能。45°までの傾きを水平に保つことができるので安定した映像を撮影することができます。画角は「標準」といういちばん狭い設定のみ対応していますが、映像を見る限りそれほど狭く窮屈な印象はありません。むしろ、水平が安定している分、映像としては見やすいものになっているのではないでしょうか。

4k60p、カメラ設定オートにて撮影

激しい動きの揺れや回転も補正するHorizon Steady

どんなに傾いても水平を保ち、揺れを補正するのがHorizon Steady(2.7k60pまで対応)です。解像度は落ちてしまいますが、画角はそれほど削られることなく(視野角設定は「標準」ですが、Horizon Balancingの「標準」よりも少し狭い画角になります)撮影することができます。

2.7K60p、カメラ設定オートにて撮影

手持ちカメラとしても優秀なAction3

Osmo Action3を手軽で堅牢な手持ちカメラとしても使ってみました。Horizon Balancingに設定し、あちこちに走り回る被写体を追いかけながらの撮影でしたが、手ブレすることなく撮影することができました。色温度や露出も一瞬で合わせてくれるので移動が多い撮影でも画面が暗くなったり白飛びしたりすることもありませんでした。一般的なカメラが苦手とする明暗差の大きい環境での撮影にも便利そうです。

Horizon Balancing/4k60p、カメラ設定オートにて撮影。小走りでの撮影となったがブレがほとんどないのに驚いた

縦向き動画撮影にも対応!スマホ用映像も簡単に撮影

スマートフォン用映像として縦向き動画ニーズが高いことは周知のとおりです。縦向き動画は横幅が狭い分、被写体を大きく見せたり、映像内の情報量が絞られてしまうことによる演出を取り入れたりすることができます。また、画角が人間の有効視野である30°に収まるため、映像を見ている人が視点を動かす必要がなく気楽に見ていても内容を把握しやすいという効果があるそうです。

実際に縦向き動画をOsmo Action3で撮影してみると、人間の有効視野に近い画角であることがアクションカメラには相性が良いと感じました。本当の一人称視点に近い印象で、実際にそのときカメラを取り付けている人が見えている映像に近い映像を見ているような没入感があります。

縦向き動画(Horizon Balancing/4K60p)で撮影したサバイバルゲームのようす。横画角の画像とくらべて画面の情報量は少ないが、プレイ中のプレイヤーが見えている情報に近いため没入感がある

モータースポーツ系にも相性がいいのではないかと屋内レンタルカートでも試してみました。映像としてこれはこれでありなのですが、ちょっとわかりにくい映像になってしまったかもしれません。Osmo Action3をヘルメット前部に取り付けたのですが、恐らく、進行方向に合わせて頭の向きを変えるので横方向のカメラの動き(パン)が多くなり、狭い横幅の映像の中で情報量が増えてしまったのが原因かと思われます。

進行方向を向く頭の動きに合わせて映像がパンしてしまうので情報量が過剰になってしまった。急カーブが多いコースも影響しているように思える

縦向き動画はちょっとコツが要りますが、縦や直進の動きが多いアクティビティに向いているように思えます。サーフィンでボードの先端に取り付けて自撮りするとか、巨大な滑り台を滑り降りる一人称視点、直線的なコースのレース競技など、うまくハマれば没入感のある迫力映像が撮れると思います。

撮影時の利便性が大幅向上!何も気にせず撮影に専念できるアクションカメラ

撮影映像の高画質だけでなく、Osmo Action3は撮影時にストレスなく撮影に専念できるアクションカメラでした。アクティビティの中での撮影は、実はやることがたくさんあってたいへんです。そのようなとき、下記のような便利な機能がほんとうに助かりました。

安心の大容量バッテリー

驚いたのはバッテリー容量の大きさです。サンプル映像撮影時のサバイバルゲームは朝10時30分から夕方16時30分まで10分弱のゲームを、10分休憩をはさみながらひたすら回していたのですが、13時頃のお昼の段階で65%⇒ご飯を食べながら30分強の充電で再び100%⇒そのまま夕方のゲーム終了まで使うことができました(カタログ値は最大160分撮影)。撮影した映像は4k60p Horizon Balancingで64GBのMicroSDカードが満杯状態。予備バッテリーを用意しておけばさらに安心です。

先代の熱問題も解決済み。冬はマイナス20℃まで対応

Action2は放熱問題があり、4k60pなどの高画質撮影時に連続撮影時間が限られていましたが、Osmo Action3の撮影時に熱による撮影停止や熱暴走などはありませんでした(撮影当日は晴天・最高気温30℃)。アクションカメラはアウトドアの撮影が多いと思いますので、このあたりはうれしい改善点です。今回試すことはできませんでしたが、スペック上はマイナス20℃まで対応していますのでウィンタースポーツでも活躍することはまちがいありません。

ほかにも便利な機能がたくさん

クイックリリースマウントのおかけで頭上やヘルメット前面などに装着したOsmo Action3マウントを固定したまますぐに脱着して設定変更などができます。スマホアプリ接続するという方法もありますが、筆者としてはどうしても接続作業が面倒なのでマウントを固定したままカメラのみワンタッチで取り外して設定変更⇒もとに戻せるというのは、決めた画角もズレることがなくとても便利です。

また、電源が入っていなくても録画ボタンを押せば電源投入⇒録画開始ができる機能がとても使いやすく思いました。電源を入れておくのを忘れ、とっさに録画開始したくなってもカメラの電源を入れてから(カメラが立ち上がるのを待って)録画ボタンを押すのでは欲しかった場面を撮り逃がすこともありますし、なによりストレスです。短い時間のゲームを何回もまわすサバイバルゲームの撮影では、録画ボタンで撮影開始⇒電源ボタンでOFFを繰り返すだけでよいこのインターフェイスがとても楽でした。

あらゆるシーンで活用できるアクションカメラの登場だ

水深16mまで可能な防水筐体であったり、レンズは撥水性が高く水滴が残らない仕様であったり、はたまたスキーで自撮り棒を使った際にはAI処理によって高画質なまま自撮り棒を消すことができるなど、この短いレビュー期間では試しきれない新機能がたくさん搭載されたOsmo Action3。

このアクションカメラが1台あれば、あらゆるシーンで最高の瞬間を最高のセッティングで撮影できることは間違いありません。ぜひ一度お手にとってみてはいかがでしょうか。

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matumura 2022年9月14日
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